世界の旅
ハイナン島編☆☆☆☆☆プールサイドで、 の〜んびり寝転んでいれば、 な〜んとも、うすっ気味悪い悲鳴が、あがる。 「なんだ、なんだ、なんだ〜?!!! どうした、どうした、どうした〜?!!!」 と、 し〜っかり父から受け継いだ野次馬根性が頭をもたげ、 悲鳴の上がる方へと一目散に向かう。 と、そこには、 いい年したおっさん達4、5人が プールサイド横に設けられた ミニプールに浸かり、 ウヒャウヒャと、 それはそれは、 薄気味の悪い悲鳴をあげている。 気持ち悪いおっさん達だなぁ。 女みたいな悲鳴あげて。 と、渋面を浮かべ近寄れば、 なんとミニプールには小さな小さな住人が。 っていうか住魚、小魚君達が。 小魚君はおっさん達を取り囲み 体中をツンツンとついばんでいる。 お!これは、これは ドクターフィッシュではないか!!! かさついた古い角質や悪いものをついばんでくれるという あのドクターフィッシュ。 確かどこぞかの国でやったことあったよなぁ。 よ〜し! あたしもやろう〜!っと! と、思ったものの、 おっさん達と一緒にプールに浸かる勇気は、ない。 おっさん達が出ていくのを 今か、今か、と、待ちわび、 だ〜れもいなくなったミニプールに 友人と共に恐る恐る足を踏み入れる。 いや〜。 よってくるわ、よってくるわ。 面白いほどに集まってくる小魚君達。 そのついばみ方のこそばゆいことこそばゆいこと。 おっさん達顔負けの、っていうか、そ〜っくりな 気持ち悪い悲鳴をウヒョウヒョとあげる。 …おっさん達のことは…言えない…。 手にも、 足にも、 小魚君がい〜っぱい。 が、あれ?あれれれれ?…? 小魚君達が、 蜘蛛の子を散らしたようにいなくなる。 ……。 小魚君を奪った犯人。 小魚君を奪ったもう一人の犯人。 中国系ファミリーの出現で うちらの周りから小魚君が消える。 ミニプールにやってきた新参者。 中国系親子3人と嫁はんの母上。 義理の婿と嫁はんの母上は 小魚君に大人気! が、嫁はんと子供には 全〜くもって小魚君は寄りつかない。 小魚君を盗られた腹いせに 義理の婿はんに向かって、 「あなたの体は汚い。 汚いから小魚が寄ってくる」 と、暴言を吐くあたし。 が、婿はん、負けませんでしたねぇ。 顔色一つ変えず、 体一つ動かさず、 小魚一匹離さず、 「Yes. I’m dirty.( 僕は汚い) と、のたまった…。 ちぇ〜。 つまんないの〜。 と、小魚君の寄ってこない ミニプールに興味を失い、 あたりを見渡せば、 ムムムムムム。 そこにはアロマテラピーマッサージの看板が。 どうやらここで、 至福の時を味わえるらしい。 お〜! これよ、これ、これ。 小魚君の寄ってこない ミニプールに未練など、ない。 プールを背にし、 すたこらさっさと歩きだす。 あ〜極楽、極楽。 これまた至福の時が ま〜ったりと、静かに、静かに、 流れていく…。 あ〜。 だから、 旅はやめられない…。 (おまけ) 昨夜、待望の「雪」が降りやした。 しんしんと降りつもる雪。 外は白銀の世界。 雪を肴に 久しぶりの雪見酒。 あ〜。 帰る家があってこそ、 旅が楽しい。 実感。
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