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皆さんは、Alberta Hunter というお婆さんをご存知でしょうか。 既に鬼籍に入られた方ですが、私にとってこのお婆さんはかなり強烈なインパクトを持って頭の中に生き続けているお婆さんなんです。 この人はアメリカのジャズシンガー(かなりブルースに近い)で、1895年生まれ1984年没という、89才の長寿を得た方です。 なぜ今ここで Alberta Hunter なのかと言いますと 先日、鎌倉二階堂のカフェ「トムネコゴ」でマッタリしていたとき、トムネコマスターとジャズの話しをしていて 「伝説のミュージシャンのカムバック盤って、ろくなものがないょねぇ・・・・」 なんて話になったんですが、そこでふと思い出したのが彼女のことでした。 「あぁ、でも Alberta Hunter って凄い婆さんがいたなぁ、昔。」 「確か、大昔に引退して突然カムバックしたんだけど、そのレコードがシブくてメチャクチャ良かったなぁ・・・・。学生時代にLPが出て、録音して持ってたんだけどなぁ、どこかに行っちゃったなぁ・・・」 その場はそれで話が終わったんですが、家に帰ってからも Alberta Hunter のことが頭を離れません。彼女のしわがれ声のシブイヴォーカルが鮮明に思い出されます。 ネットで調べてみると、「Amtrak Blues」が、Amazon で売ってました。なんと 送料込みで690です! これは買わない手はナイでしょう!! 迷わず クリック!!! さすがアマゾンすぐに荷物がやって来ました。 慌てて梱包を引きちぎり中身を取り出すと あれっ、こんなのだっけ? ちょっと違和感を感じながら CDをかけましたが、内容は素晴らしいものでした。記憶のまんまです。 シブくてシブくて涙がチョチョ切れそうになりました。 彼女は1920年代に活躍したジャズ/ブルース系のシンガーで、1956年に引退して看護婦さんをしていたらしいんですが、1977年あたりから再び歌い出し、そして1980年にこの Amtrak Blues を発表したのです。 私が学生だった頃ですが、このレコードが出たときは結構話題になった記憶があります。 確かスウィングジャーナルでも大きく取り上げられていたように思います。 このレコードが出たとき彼女は既に85才。「まだ生きてたのか・・・」という驚きとともに枯れてなお輝きを放つ彼女のヴォーカルは拍手を持って当時のジャズシーンに迎えられたのです。 感動して聞き終えたのですが、やはりジャケットに違和感が・・・・ 当時のLPのジャケットはたしかこれだったはずです。 凄い顔でしょう?何とも言えません。錯乱坊(チェリー坊)じゃありませんよ! でも、なんでCDで再発盤が出るとジャケットを変えるんでしょうか。 よくある話しなんですが、ジャケットが再発盤でかっこよくなったためしがありません。 やめてください! ジャケットの裏も こんなにかっこ悪い! これはナイだろう・・・・改悪するにもほどがある!!! ネットで調べると、昔のジャケ裏は こんなだったんです。 イイじゃないですか。全然イイ!! そんなことはさておき、とにかく彼女のヴォーカルは素晴らしい。 いぶし銀とはこのことを言うんじゃないかと思います。 トムネコゴのマスターに貸してあげたら彼もいたく感動した様子でした。 これがデザインはともかく、690円で手に入るんです。 それも翌日あたりに。 絶対オススメです。コレ! Amazonで、あと9枚だそうです。 全部買っちゃおうかなぁ。
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