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ゴールデンウィークに故郷の福井県敦賀市に行って来ました。 何も混むときに行かなくてもと思うのですが、子供の学校のことを考えると、こういう時期に行くしかありません。しかも、今年は旗日の並びがイマイチで、遠出をするには5/3に出かけ、5/5に戻るという日に車が集中することは目に見えています。でも、それで行くしかないのです。 少しでも渋滞から逃れるために、5/2の夜、子供の帰宅を待って出発、途中静岡の家内の実家に転がり込み、5/3の早朝にさらに西に向かって出発です。 ウチは貧乏性なもので、高速料金を払いながら渋滞でトロトロ進むのが我慢ならないので、渋滞サインが出るとすぐに高速道路を降りてしまいます。このときも、鎌倉→R134→西湘バイパス→箱根新道→沼津IC→清水ICの予定でしたが、沼津IC入り口で渋滞の表示があったため、1号線で静岡まで行ってしまいました。 明けて5/3も、浜松西インターから先が渋滞したいたため、そこから1号線に降りて進み、豊田ICから東名・名神ではなく伊勢湾岸自動車道に乗り長島ICへ、そこから一般道を走るのですが、この道がとても面白いのです。 国道1号線の伊勢大橋の途中から折れて、揖斐川と、長良川を隔てる土手の上をずっと遡る道があるのです。土手の両側は名にし負う濃尾平野の大河です。場所によってはガードレールもなく、運転を誤ればどちらかの川の藻くずとなってしまいそうです。この道が面白いので、車で里帰りのときは、いつもここを通ります。写真ではわかりにくいかも知れませんが、地図で見ると非常に面白い道です。 そうして、何とか敦賀にたどり着き、翌5/4日に、「幻のへしこ」を求めて、隣町の美浜町に行って来ました。 「へしこ」というのは、若狭地方の伝統的な保存食で、魚(主に鯖)を塩を降り、糠に漬けて発酵させたものです。鯖の身が、飴色になって、少し透明感があり、これを炙るととても香ばしい匂いがしてきます。非常にしょっぱいですが、少量を熱々のご飯に載せて食べると、もう何杯でも行けちゃいます。 良いへしこだったら、そのまま薄くスライスすると良い酒のおつまみにもなります。 「幻のへしこ」とは、美浜町の漁村のおばちゃん五人組が作るへしこで、これが非常に美味しいという評判だったので、それを求めて美浜町日向(ひるが)に向かいました。 日向に着いてはみたものの、鄙びた漁村の佇まいで、魚屋さんや土産物屋さんなど見あたりません。隣の、早瀬という漁港には何軒か店があり、へしこや焼き鯖が売っていました。自家製へしこを売っているところで「おばちゃん5人が作る幻のへしこを知りませんか?」と聞くわけにも行かないので、とりあえずそこの焼き鯖を1本買って食べました。 「焼き鯖」は、これも若狭地方に昔から伝わる食べ物で、字そのままで「鯖」を串に刺して焼いたものです。前のNHKの朝ドラ「ちりとてちん」にしばしば登場していましたので、ご存じの方もいらっしゃるかと思います。焼きたての「焼き鯖」はあぶらがのり、振ってある粗塩の具合も非常に良く、すごく美味しい焼き鯖でした。子供たちも、ガブガブとかぶりついています。 焼き鯖がこんなに美味しいのだったら、へしこもここで良いんじゃないか。と頭をよぎりましたが、ここはぐっとこらえて本来の目的に戻ります。 こんどは、日向の漁港で網の手入れをしていたオジサンに聞くと、 「それは、なぎさ会のへしこやなぁ。」といいながら、携帯電話で誰かにどこで手にはいるか聞いてくれています。まったく親切なことです。 「○○橋を渡ってしばらく行くと××の看板があるから、そのちょっと手前を左に入ってちょっと登ると加藤さんという家がある。その加藤さんが中心になってへしこを作ってるから、そこへ行くと分けてもらえるだろう。そこになければ、美浜のA-COOPに売っとるから。」ということでした。ご親切にして頂き、お礼代わりでもないですが、おじさんの傍らに干してあったワカメを少し買い求めようとしたら、「カァチャンがおらんからナンボがわからん。」と、売ってもらえませんでした。 不案内なところで、加藤さんの家がわからず、あきらめてA-COOPへ向かうと、「あれ、さっき通った所じゃないか!」 A-COOPとは、農協が経営するスーパーマーケットで、中にはいると普通になぎさ会のへしこが売っていました。地元では幻でもナンでもないみたいです。 そして、炙ったへしこを小さく裂いてアツアツの御飯に載せます これがたまりません。御飯何杯でも行けちゃいます。炭水化物オーバーになります。 続きは、ゴールデンウィークのドタバタ−後編 で。
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旅
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