鎌倉だより

鎌倉を中心に湘南からのおたより

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夕食を食べたあと、またまた光明に煮出かけました。
夜のお祭りが見たかったからです。
「お十夜」と言うくらいだから、夜が賑やかなんだろうと思い、この日3度目の光明寺です。

午後8時過ぎに、材木座海岸の駐車場に車を入れ、光明寺に向かうと、もうバス通りからかなりの人通りになっていました。
境内に入るとスゴイ人です。

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山門の下には漬け物屋さんもあります。

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夜の風情はまた違います。
光明寺に出直しです。
さっきは早すぎて、屋台はどこも準備中だったので、もう一度行って来ました。

時刻は午後5時頃、そろそろ日も暮れてきて、境内はお祭りムードで盛り上がっています。

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提灯にも灯が入り、何ともいえない雰囲気です。
綿菓子も、照明に照らされて綺麗に見えます。

境内はすっかり夜祭りの風情です。

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光明寺のお十夜では、夜店の場所はだいたい例年同じです。
Tさんの焼鳥屋さんは山門の手前だし、山門の下には民芸品のお店が出てます。
お十夜は独特で、民芸品や木工品、農産物、農具のお店なんかが多いんです。
植木市なんかも開かれたりしたようですよ。

これは、山門下の民芸品

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その裏側では、太鼓や鉦の鳴り物がなっています。

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境内は人でごった返して、鳴り物が鳴り響いてかなり騒々しいのですが、いつもいる猫はのんびり寝ています。

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そして、朝買えなかった焼き鳥を買おうと、Tさんの焼鳥屋さんに行くと、店の前には行列が出来ています。店の裏には別にテントを張って、テーブルと椅子で焼き鳥で一杯やれるようになっていますが、そちらも焼き鳥を楽しむ人がぎっしり詰まっています。

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Tさんは汗だくになって焼いています。
以前Tさんに聞いたんですが、「お十夜の時はハンパなく忙しい、手を休めるヒマが全くない。」と言う事でした。まさにそう言う状態になっています。

そこで食べる分と、お土産にする分を焼いて貰いました。帰って袋を開けたら、また何本か多めに入っていました。Tさん、ありがとう。

境内には、焼鳥屋さんが他に2軒あるのですが、こんなに繁盛しているのはTさんのお店だけです。

お十夜では、Tさんの焼鳥屋以外にもう一つ大繁盛の屋台があります。
光明寺の境内を出て、大町の方に少し歩いたところにある大判焼きのお店です。

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こんな状態です。
1個120円と、安いわけではないのですが、小倉、白あん、ウグイス、クリーム、チョコ、チーズといろんな種類があります。この大判焼きやさんも、毎年この場所で大行列を作っています。

お十夜は、地元の人に愛されているお祭りだという事がよくわかります。材木座や大町の人たちは、毎年お十夜のあの場所の焼き鳥を、大判焼きを楽しみにしているんじゃないかと思います。
このお祭りは、けっこう大きなお祭りで、東日本一円から、浄土宗の信徒(でいいのかな?)の人たちが大型バスで乗り付けてくるような祭り(ホントは法要)でもあるんです。

鎌倉は、鶴岡八幡宮や大仏、円覚寺なんかが有名で、観光客もたくさん詰めかけますが、私はこの光明寺の「お十夜」が大好きです。

明日も行こうかな。

お十夜−光明寺

昨日は、市民運動会でした。
鎌倉市内の小学校で、その校区の町内対抗で競う運動会で、大のオトナがマジになって運動会をやるのです。
だから、今日は節々が痛んでつらいです。

で、今日ですが。以前もこのブログで書きましたが、材木座にある光明寺のお祭りで、「お十夜」(十夜法要)というお祭りが催されています。
お十夜は室町時代から続くお祭りで、毎年10月12日〜15日まで行われ、境内には夜店がビッシリ並び、なかなか賑やかなお祭りです。

10時頃に光明寺に着いたのですが、まだ早すぎたようで、テキ屋さん達が夜店の準備をしているところでした。この祭りでは、十二所のお祭りでも焼き鳥を出してもらっている、十二所のTさんもやはり焼き鳥のお店を出しています。

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まだまだこれからです。
夜店の裏手には、テキ屋さん達の車が停まっています。ナンバーを見ると、埼玉や茨城なんかからも来ているみたいです。

本堂の中では、法要が行われています。ここはもともと拝観料を取らないお寺なので、本堂に上がり込み座って眺めていると、お焼香が廻ってきたりもしました。

境内で猫と遊んだりして、帰ろうかと思ったら、山門の上に人影が・・・・。今日は、特別に山門の階上に上がれるようです。ひとり300円を払い上にあがると、何とも良い景色です。

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この門は、建築の形式としては禅宗様です。お寺自体は浄土宗なので、いままで不思議に思っていたのですが、山門の説明を見ると、江戸時代に再建されたが、禅宗様を採用していると、さらりと書いています。あんまりこだわりはないのかも知れません。禅宗様は組み物(屋根の軒の出を支える木組み)が普通の倍ほど入っており、なかなか見応えがあります。

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上から見下ろす境内では、テキ屋さん達がせっせとお店を設営中です。
光明寺は海からすぐなので、山門に上ると海がよく見えます。

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天気も良く、五色の幕もよく映えて、素晴らしい眺めです。

山門の階上には、よく羅漢像なんかがあったりしますが、ここでもガラスケースの中にいろんな仏像が置かれています。
普段は上れないところなので、興味津々です。

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上にあがると、組み物も触れるようなところにあります。
こういう組み物は、三手先といって、柱から、ひとつ、二つ、三つ前に組み物を持ち出して、桁を支えています。この組み物が柱の上だけでなく、その間にもいくつか詰め込まれているものを、詰め組と言い、禅宗様のおおきな特徴になります。

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組み物の間に、糸を張っているのは鳩対策でょうか。

山門を降りて、しばらく猫と遊んで帰ろうと思ったら、ほとんどの屋台が組上がり、境内は一気に祭りモードです。
焼き鳥屋のTさんにも「また来ます」と挨拶をして帰ります。

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たった、40分ほどの間に、境内はすっかり準備が出来た感じです。
最初の写真と見比べてみてください。

お十夜は、まだ続きます。
鎌倉の祭りの中では、もっとも好きな祭りでもあります。
まだ行かれてない方は、是非行ってみてください。
なかなか、良いですよ。
お寺の祭りというのも珍しい事ですし。
9月21日は、笠間青木神社のお祭りでした。
笠間とは、大船駅から北東にひろがる町で、住所としては横浜市栄区となります。そこの小高い丘の上に青木神社がありますが、笠間の町内はかなり広く、渡御するのも大変です。
でも、一番大変なのは、ここの御神輿がかなり大きく、当然かなり重いということです。
重い割りには、担ぎ棒は2本しかありません。江戸前の御神輿の場合担ぎ棒は4本あるのですが、「どっこい」の御神輿は担ぎ棒が2本です。その分担ぎ手の人数は少なくなり、当然一人あたりの負担はかなりのものになります。
けっこうこれがこたえます。

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これが青木神社の御神輿です。一目見て「これは大きい」と感じます。
さらに、この日は天気予報では曇りだったのに、かなりの雨が降っています。

渡御の出発予定は12時半ですが、1時まで様子を見て、中止かどうかの判断をするということになりました。

神社には、もう助っ人達が集まって、判断を待っています。

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1時になり、決行と決まりました。
助っ人達は拍手です。
自分的には、正直(え〜、この雨の中を行くのか・・・・)と言う気持もありましたが、行くとなったら気合いを入れて、合羽を脱いで頑張ります。この雨の中、気合いを入れなければ事故になってしまいそうです。

カメラは一応携行しましたが、道中はスゴイ雨です。道は水たまりだらけ、なんだか御神輿も重くなっているような気がします。

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道中はこんな感じですが、これはもちろん雨が小降りになったときに撮った写真です。雨脚が強いと、とてもカメラを取り出せる状況ではありません。土砂降りです。
担いでいると、暑くて大変ですが、肩をはずすと一気に体が冷えます。

渡御の最後の方は、大船駅近くまで廻ります。
大船駅笠間口まえのヤマダ電機のビルの前が一番盛り上がります。

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ヤマダ電機に突っ込んでいきます。

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エントランスの前を行ったり来たり。盛大に揉んでいます。
買い物客や、ギャラリーでエントランス周辺は大変な事になっています。

もともと笠間の御神輿は、渡御のコースが長く、御神輿も重いので、台車に乗せて曳いていくところがあるのですが、この日は悪天候と出発時間が遅れた事もあって、かなりの部分を台車での移動となり、ヤマダ電機からあとはほとんど台車となりました。

青木神社に登る坂の下から担ぎます。
急な上り坂をあの重い御神輿を担いで登るのは大変骨が折れました。

宮入して、境内で延々と揉みます。

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渡御が無事納められて、お待ちかねの直礼です。
笠間では、例年鏡開きをして、各町内の代表が升酒を空けて直礼が始まります。

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この人は、由比ヶ浜の代表です。若いけど頑張ってます。

「差せ!差せ!」のかけ声の中、升酒をイッキ飲みです。
私には出来ません。

宮司さんも、差してます。

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そして、十二所の御神輿会の会長も差します!

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ウチの会長はエンターティナーですので、ただ酒を飲むのではなく、なんだかいろんな動きをします。
境内は大うけです。

そして、テーブルにつくと、お酒、豚汁、寿司、等々てんこ盛りです。
冷えた体に豚汁が染み渡ります。

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こうして、笠間のお祭りも無事終わり、今シーズンの御神輿は終了です。
いろいろ勉強になった年でもありました。
来年、また頑張って担ぎます。

来年は、地元で御神輿を担いでもらえる人をもう少し増やしたいですね。

大蔵の御神輿

鶴岡八幡宮の例大祭の日である9月15日は、大蔵と置石のお祭りでもあります。
大蔵と置石といっても、鎌倉市民でもウチのようによそから引っ越してきた人たちにはわからないかも知れません。
鶴岡八幡宮の三の鳥居前から岐れ道のあたりに掛けてが、住居表示上は雪の下となりますが、その東側が大蔵で、西側が置石と呼ばれているのです。
大蔵とは、源頼朝が政権を得た当初に鎌倉幕府があったと言うところで、大蔵幕府跡という石碑も建っています。
置石とは、若宮大路の中にある段葛の別名です。段葛は、言わずと知れた、頼朝が政子の安産を祈願して造ったと言われる、鶴岡八幡宮の参道です。

大蔵も置石も、今では町名としてはなくなってしまいましたが、由緒ある地名です。

その、大蔵と置石の御神輿が、八幡宮の御神輿が終わったあと、夕方から始まるのです。

十二所からは、大蔵にも置石にも二手に分かれて助っ人として参加しています。
八幡様の御神輿を担いだ人たちは、連チャンです。

私は、大蔵の御神輿を担ぎました。

これが大蔵の御神輿です。

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小振りの御神輿に提灯がつけられています。
夜の渡御となるので、提灯に灯が入れられます。

清泉小学校の近くの会所から出発し、金沢街道を鶴岡八幡宮の三の鳥居を目指して進み、三の鳥居で置石の御神輿と合流します。


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置石の御神輿も、大蔵のものと同じような造りになっています。
この2基が並んで、お囃子も2台来て、三の鳥居の下はなかなか華やかです。

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三の鳥居からは、大蔵、置石が一緒になって境内を進みます。

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舞殿の手前まで進み、2基並んで御祓い受けます。

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御祓いの後、休憩中に舞殿を見に行くと、日本舞踊が奉納されていました。

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御祓いを受けた後、境内をもと来た方に戻り、三の鳥居で置き石と別れ、金沢街道を東に戻ります。

十二所の面々です。皆楽しそうに担いでいます。

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金沢街道のファミマに突っ込んでいきそうです。

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渡御の終盤雨が降り始めましたが、なんとか会所にたどり着き、無事に渡御を納める事が出来ました。

三本締めで締めた後は、テントの下で大蔵の人たちからの「接待」となります。
雨脚はけっこう強いですが、テントがあるので平気です。

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大蔵の接待もなかなか豪華です。下戸の私も大満足です。

ここで、大蔵の御神輿会の会長と、十二所の会長がお酒を空けています。

御神輿の時は、「イッキ!イッキ!」というようなかけ声はかかりません。
「差せ!差せ!」という声がかかります。
御神輿を担いでいるときに、この声がかかると、肩から御神輿をはずし、さらに頭上に持ち上げるのです。

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置石に行っていた十二所のメンバーも大蔵に駆けつけて盛り上がりました。
大蔵の御神輿も無事終わり、来週の笠間青木神社のお祭りで、私たちの今年の夏のお祭りシーズンは打ち止めです。


十二所に越してきて、御神輿を担ぐようになってから3年になりますが、ようやく慣れてきて、肩の痛みも少なくなってきて、翌日の仕事にも差し支える事が少なくなってきました。
ただし、来週の笠間の御神輿は大きくて非常に重いので体のダメージも少なくありません。なんとか、頑張って乗り切って、今シーズンを打ち上げたいと思います。

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