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9月7日(日曜日)は、いよいよ十二所神社例大祭の御神輿の渡御の日です。
この日のために、いろんな町内の御神輿に助っ人として参加してきました。(もちろんそれ自体楽しいからでもありますが)
なんとか成功させなければなりません。
この日も、夜明け前にかなり強い雨が降っていましたが、天気は何とか回復しました。
御神輿渡御は、正午からですが、8時から準備に入りました。
そして、10時から神事が始まりました。
拝殿の中で神事が進んでます。
なんだか、鎌倉ケーブルテレビの取材が来ていました。
女の子が一人でカメラを担ぎ、境内をあちらこちらに移動しながら撮影してます。
彼女は、ディレクター、カメラマン、音声係、編集、キャスターの5役をこなすそうです。
放送はいつになるんでしょうか。
次は、御神輿の御祓いです。
日本の神様は融通がききます。
神主さんが「オオオォォォ・・・・・・」と声を掛ければ、何処にでも降りてきてくれるし、こんな小さな御神輿も乗ってくれます。
お昼前には、鎌倉内外のいろんな町内から続々と助っ人達が集まってきてくれました。
あちこちのお祭りに参加すると顔を合わせる面々です。
極楽寺、由比ヶ浜、笠間、岩瀬、蛭子(小町)、大蔵、大町・・・・・
いつもありがとうございます。
そして、十二所御神輿保存会 会長のKさんの挨拶です。
そして、渡御が始まりました。
今回は、会長から「御神輿のケツを持て。」という指示を受けてます。
「御神輿が進むとき、上下に揺れるのは良いが、左右に揺れてしまってはいけない。左右に振られてもダメだし、斜めになって進むのもダメ。そんな時は、担ぎ棒の後端をタイミング良く押したり引いたり、支えたりするんだ。」
と、言われています。
そう言われても、あんな大きな、しかも20人以上で担いでいる御神輿を、そんな簡単にコントロールできるのかなぁ、と思いながらケツを持っていました。
担ぎ手が慣れている人が多いので、御神輿はそんなに乱れる事は少なかったのですが、気を抜くと左右に揺れ出したりします。
そんな時に、ウンッ!と力を込めて担ぎ棒を支えたり、押したりしてみると、左右の揺れが納まりました。
「オォ、コントロールできるんだ・・・」と思いましたが、半端な力では言う事をきいてくれません。
結局、御神輿を担いでもいないのに、体はヘロヘロ、腕の筋肉はもうパンパンになっています。
けっこう面白いんですが、かなり疲れます。十二所は田舎なので、道は狭いし、そこに木が覆い被さっていたりするので、背の高いウチの御輿を通すのは神経を使います。なかなか大変でした。
天気もすっかり回復し、と言うか、夏の暑さが戻ってきてしまい、みんな汗だくになっています。
こんな時は特に休憩所が待ち遠しく感じます。
十二所の場合、渡御の途中、光触寺、明石橋のガソリンスタンド、明王院、紅谷(工場)の4箇所で休憩を入れます。そこで、麦茶や、ビール、ジュースなどが振る舞われますが、特に明王院で出されるお団子と、紅谷のアイスが評判が良く、皆さんにも喜んでもらっています。
この写真は、明王院での休憩です。
明王院は小さくて地味なお寺ですが、茅葺き屋根の本堂が可愛らしく、良いお寺だと思います。観光客も少ないし、なかなか風情があります。
十二所は、御神輿が渡御出来る道がそんなに多くはなく、結局かなりの時間県道(金沢街道)を通る事になります。交通規制が大変です。
いよいよ御神輿渡御も終盤。
十二所神社の入り口で、行ったり来たりを繰り返します。
前にも書いた事がありますが、鎌倉あたりの御神輿は「ドッコイ」と呼ばれる担ぎ方が多く、十二所も「ドッコイ」です。
「ドッコイ、ドッコイ」というかけ声で進んで行き、所々で「甚句(歌)」が入り、そこで御神輿を「揉む」んです。
ここでも、甚句を三曲やって、それから宮入となります。
十二所神社は宮入も簡単ではありません、低い門を苦労してくぐり、急な階段を慎重 に登り、やっと宮入となります。
神社の境内でも何回も揉んでいます。
三本締めでしめた後、境内で助っ人の人たちに「接待」となります。
十二所婦人会の手作りの、おにぎり、豚汁、赤飯、唐揚げ、お酒やビールも振る舞われますが、十二所の場合なんと言っても「焼き鳥」です。
スーパーで買ってきた焼き鳥なんかではなく、その場で焼いているモノですからとっても美味しいんです。助っ人の皆さんも「十二所は焼き鳥が楽しみだよ。」と言ってくれています。
皆さん喜んでくれているようです。盛り上がっています。
今日は、天気も良く、参加した皆さんにも怪我もなく、もめ事もなく、なんとか渡御を納める事が出来ました。
この後、片付けをして、今度は打ち上げです。
境内で、先程の接待の残りやなんかでみんなで飲んで語ります。
そんななか、御輿会会長から、助っ人の人たちみんなから「良い御輿だった、楽しかった。」と言われたと聞かされました。
頑張った甲斐があったというモノです。
でも、カラダはガタガタです。御神輿を担いでもいないのに、体中の筋肉が張っています。肩が痛くないと言うだけで、疲労はいつも以上です。
いつもは、よそのお祭りに行って御神輿を担ぐだけだし、去年の十二所のお祭りでは御神輿に取り付く役ではなかったのでよくわかりませんでしたが、御神輿の渡御というのは、漫然とやっていたのではうまく行かないんだ、運営する側が上手く納めようという意志がなければいけないし、参加してもらっている助っ人の人たちに楽しんでもらおうという心持ちがなければうまく行かないんだという事を強く感じました。
今年の十二所のお祭りは、なかなかうまく行ったと思います。
これをふまえて、来年再来年とよりよくしていき、十二所を明るく元気な地域にしていきたいと思います。
今年はあと、大蔵、笠間のお祭りに助っ人に行きます。その前に15日には鶴岡八幡宮の例大祭の御神輿があります。十二所からも3人担ぎ手を出します。私は担ぎませんが見に行きます。チョット他所では見られないような御神輿らしいので、またこの場で報告が出来ればと思います。
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