ワインバイヤーからのメッセージ

ワインの現場から、今をお伝えします。

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4月は来日が相次ぎました。月初にディルク・ニーポート、ドニ・マルシャンと立て続けに来日があり、22日からはコート・デュ・ローヌの生産者ドメーヌ サラダンの22代目のマリー・ローランス サラダンさんをお迎えしました。

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21代目のルイ(父)、母ヤニック(右)とマリー・ローランス、エリザベット姉妹。まさに家族のワイン造り
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4月来日の3社とも、ご訪問した全ての先、セミナーや試飲に集まっていただいた方々から口々にワインの素晴らしさだけではなく、生産者の人柄も高く評価いただきました。一緒に行動している私たちも楽しくなる方ばかりでした。
今回ご紹介するドメーヌ サラダンは南ローヌの北部に位置するサン・マルセル・ダルヴィッシュに村の記録に残っているだけでも1422年から続く生産者です。現在、ドメーヌは姉妹で運営されています。今回来日したマリー・ローランスは姉で主にワイン製造、妹のエリザベットは主に販売の担当を行っています。ミレジム・ビオ等、多くの試飲会で人気の生産者で人当たりがよくチャーミングな姉妹の造る、エレガントなワインはどの試飲会でも注目の的で、彼女たちの試飲ブースは何時行っても満杯でした。
サラダン家は1422年以来、一度も畑に化学薬品、化学肥料を散布したことがありません。このような生産者はフランス全土でも10社程しかなく、実に貴重な存在でもあります。
マリー・ローランスさんの話ではドメーヌに入るにあたり各国でワイン造りを学びましたが、結局は父の教えがワイン造りの根本になっていると語ります。たとえば、ドメーヌの主要キュヴェのロイとポールの2種の赤ワインはグルナッシュ種主体で、このワインはサラダンの伝統的な製法、全房発酵で醸造を行います。マリー・ローランスがドメーヌで仕事を始めた時に試しにグルナッシュを除梗して発酵させましたが全房の方が自分にとって満足できる味わいが出ると父のやり方に戻しています。彼女の父、ルイの教えで最も大切なものは考える事ではなく感じる事で、収穫時期の決定や品種毎のブレンドも葡萄やワインの香りや味わいが最重要で色や数値は重要ではないと言います。また、現在は約30種の葡萄品種を20数ヶ所のパーセルに栽培して、どの畑のどの品種を如何に最も適熟した状態で収穫するか、それぞれの畑で収穫されたそれぞれの葡萄から造ったワインを如何にブレンドするか、ワインメーカーとしてもっと大事な仕事だと語りました。

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日本ではローヌのワインの販売は未だに難しいものがあり、これほどの中身と価格を備えたワインでもインポーターの地からの無さかまだまだ知らない方が多いのですが、今回の様に生産者とワインの味わいを知っていただけると皆さん大ファンになっていただけます。
実際、フランスでは数多くの三ツ星レストラン、フォションやカーヴ・ド・オジェ、ボン・マルシェ等で販売されています。取り扱い店リストにびっくりしています。

 
ブルゴーニュワインには代替えは無いと思いますが、ここまで高くなれば日頃飲めるワインも必要。そんな方にサラダンのワインをお勧めします。価格以上の満足度をお約束します。

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