ワインバイヤーからのメッセージ

ワインの現場から、今をお伝えします。

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ワインの輸入数量や消費数量はここ数年頭打ち感が強く、ワインの消費はこれ以上伸びないのではなどと言う業界関係者も出てくる程です。ところがもう少し長いスパンで見るとワイン市場は拡大を続けている事に気が付きます。国税庁の発表とメルシャンさんの推計によると、ここ30年間で日本国内のワイン消費は3倍になっています。
ワインは日本人の生活の中に浸透し始めていると言うのが正確な状況判断ではないでしょうか。そして欧米諸国に比べて一人あたりの消費量は3リットルとまだまだ少なく、伸び代は十分にあると解釈されます。2018年度の世界ワイン飲み大国の順位はOIV(国際ぶどうワイン機構)の集計でNo1はやはりポルトガル。一人当たり年間62.1ℓで2位のフランスの50.2ℓを引き離しトップ独走中です。ポルトガル人は何故こんなに沢山ワインを飲むかと言うと、それはポルトガルワインが美味しいからなのですとは私の独断ですが、日本人の20倍飲むとは恐れ入ります。
さて、日本への輸入量はスティルワインでは1位はチリで51416 kl2位はフランスで42204kl3位はイタリアで30237kl4位はスペインで175245位はアメリカ合衆国で71746位はオーストラリアで68567位はドイツで24028位は南アフリカで20769位はアルゼンチンで200310位はポルトガルで1287と続きます。何故、長々と10位まで書いたかと申しますと、2017年度に比べて2018年度の輸入量が上昇したのはアメリカ合唱国の104%とポルトガルの125%でポルトガルの伸長は主要産出国でもトップの状況です。ポルトガルワインの味わいが注目され新たに輸入を開始したインポーターが数多く25%もの伸長を記録しました。
日本のワインの大きなブームは継続していますし、輸入ワインも以前の様に舶来の高級品で特別な日に飲むワインではなく日常の生活の中に入り始めている状況です。食生活の西洋化は食べる内容だけではなくワインと食事を楽しむ構図としても日本の食の現場に広がり続けている状況で、ここ数年は階段の踊り場状態で日本のワイン需要は更に伸び続けると楽観しています。
恥ずかしい写真ですが1989年初めてフランスに出張した時、訪問したシャトー ムートン・ロートシルトでの写真が出てきました。
 
イメージ 1
この頃はヌーヴォーやバブルなシャンパンの流行がありましたが日本人のワイン消費量は年間1リットルでした。ワインと言えばフランス、しかもボルドーのシャトーがワインだった時代でした。そこには現代のようなワインの多様性はなかったのですが、思えば今でも本質的には余り変わっていない事を実感する事も度々あります。スポットの当たるワインは今でも特定の地域、特定の生産者に過ぎないように思われます。

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そろそろ、本当に美味しいワインを自分で判断して飲む世代が育ってきていると思います、これからに期待しています。

2019/7/7(日) 午後 10:32 masa 返信する

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> masaさん
そういう意味で時代が変わってくるのが楽しみです。

2019/7/14(日) 午後 5:07 [ kic**980tt ] 返信する

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