9月17碑福岡を発って18日から20日まで後立山連峰南部を歩いてきたことは既に速報や木の実・草の実、花編で紹介したとおりだ
今回は景色篇として最後とする
今回のメンバーは8月に乗鞍・木曽駒を歩いた仲間で、既に後立山連峰は今回の山域を残すのみというGさん、直前に裏銀座を歩いてきたIさん、マニアックなコースが好きだ最近は岩に凝っているUさん(女性)、これも直前に西穂高を歩いてきたPさん(女性)というツワモノぞろいだ
*何故女性の紹介が後かと叱られそう
軟弱な私がこんな豪華メンバーと一緒に歩けるのだろうかと心配しつつも参加表明をした
今回は1000キロに及ぶ長丁場の移動、交代で運転することになっているが免許を持たない当方は隅っこで小さくなっていよう(実際は大きくなっていた)
今回のコースは花編でも紹介したとおり
扇沢(柏原新道登山口)〜種池山荘〜棒小屋乗越〜岩小屋沢岳〜新越山荘〜新越乗越〜鳴沢岳〜赤沢岳〜スバリ岳〜針の木岳〜針ノ木峠(針の木岳)〜針の木雪渓〜大沢小屋〜扇沢駅〜登山口と周回だったが
出発前は種池山荘から爺が岳を往復して鹿島槍を目の前に楽しもう
針の木小峠から蓮華岳にも登る予定だった
しかし、種池山荘について爺が竹から下ってくるものに様子を聞くとガスっていて鹿島槍は見えないとのことだった
元気なⅠさんのみ先行して爺が岳を踏んで帰ってきたが貸間やりはガスの中一瞬見えただけということだった
また蓮華岳は針の木岳に付いた翌朝ご来光の見物を兼ねて登る予定だったがあいにくの雨でご来光どころか眺望も聴かないということで中止した
今回は36コマというたくさんの写真、最後まで飽きずに見てくださいね
それでは登山口から
明日?明後日?歩くはずの稜線
登山口
何故か受付がいた
しばらくは森林の中の九十九折の上り、後から来るものにお先にどうぞと道を譲る
やがて右手が開け八見(八ヶ岳)の展望台
大町市内方面、
八ヶ岳は見えなかった
少し登ると左手が僅かに開け明日は歩く稜線が見える
右に見えるのが鳴沢岳・赤沢岳、左に見えるのがスバリ岳・針の木岳、その左の大きな山体が蓮華岳
日本三大雪渓のヒトツ針の木雪渓は殆ど溶けて僅かしか残ってないようだ
さらに登ると水平道、こんな道ばかりだといいのにナ〜
花や木の実を見たり、木の実を食べたりしながら後から来る者に道を譲って登っていくとがけ崩れに注意、
ここで息を整えて崩れてくる岩に神経を集中してと書いている
耳の不自由な当方がけ崩れの音など聞こえるはずも無い
崩壊地を命を縮メル気持ちで通過する
やがて前方に
種池山荘が見えてくる
この一帯はお花畑のようでチングルマの穂綿がアチコチに揺らいでいる
えっつ写真に写ってないって、ゴメンナサイ
ここまでなんと標準時間を1時間オーバーの4時間かかり、12時半に到着
ちなみに標高差は1000メートルほど
山荘に着くと早速ビールビール、そして来る途中のコンビニで刈った弁当を平らげる
先行して爺が岳に一人登ったⅠさんが帰ってくるのを待ち、これからの相談
結論としては明日は8時間近い長丁場、しかも200メートルに及ぶアップダウンが3箇所もあることを考慮して予約の種池山荘はキャンセルして急遽次の小屋新越山荘に向かうことにする
左既に満杯のテン場を見て緩やかに下るとキヌガサソウの群生地、夏だと見事だろうナ〜
小さなピークをいくつか超して下っていくとだんだんガスが濃くなってきた
山荘より大き下って振り返る
山頂中央に僅か白いものが見えるのが種池山荘
前方はすっかりガスの中
このあたりは何処を如何歩いたのか?
とにかくベニバナイチゴが多かった
200メートルの標高差を登りきると岩小屋沢岳
ここまで先行するものの後姿を見ることは無かった
山頂を後に下っているとなんと始めてみる雷鳥が2羽
人になれているようで近寄っても慌てて逃げるようなことは無いが一定の距離を保っている
始めてみる雷鳥、もっといい条件の時に見たかったが仕方が無い
小さなピークをいくつか越えて下っていくと前方に今晩の宿新越山荘
先に着いた者が三三五五寛いでいる
受付を済ませて部屋に通されたが既に満杯で場所を確保と寝ていて動かない
小屋番の言うには二人分スペースということだが両側から攻めてきてとてもじゃないが二人寝るスペースは無い
食事を済ませて何とか横になったが眠ることなどできるわけが無い
これまで何度か山小屋に泊まっているが最悪に近い
小屋がではなくて泊まっている奴のマナーのこと
寝返りもままならず殆ど眠ることなく19日の朝を迎えた
そして朝焼けと雲海
残念ながら雲が厚くて語来光は見ることができなかった
右に八ヶ岳、左億には浅間山が見えているがこの画像では視認するのは無理か
なんとなくアカっぽい右スバリ岳と針の木岳、左には蓮華岳
昨日2時間半ほど時間を短縮しているので今日の目的地針の木山荘までは5時間の予定、ゆっくり出発でもいい
6時半出発の予定だったが皆準備が出来たので6時に小屋を後にする
ここで白いリンドウ見っけ、カメラを忘れているのに気付き引き返す
小屋の近くでよかった〜
また幾つかの小ピークを越えて200メートルの上り、ゆっくり歩こう
このあたりからハイマツ帯の切れ目にウラシマツツジの紅葉が見え始める
鳴沢岳が近くなると右に剣岳が見え始める
途中のピークより鹿島槍から爺が岳、岩小屋沢岳と続く稜線
後方にかすかに見えているのは妙高・火打か
針の木雪渓をバックに鳴沢岳
山頂より振り返る岩小屋沢岳、爺が岳
中央鞍部が新越山荘の場所
そして剣・立山をバックに赤沢岳
端っこに行ってみると黒部湖が
剣・立山に続き北アルプスが良く見え始め中央薬師岳、左にに赤牛岳
右端が五色が原?
後立山連峰も丸見え
右から鹿島槍、・五竜・唐松・白馬三山
前方にはスバリ岳・針の木岳
ここからはピークに立つ度に右に黒部湖、剣・立山、正面に槍・穂高後方に後立山北部が見え続ける
大きく下って200メートルの登り返しで
スバリ岳
見た目手ごわそうだったがそれほどでもなかった
スバリ岳から針の木岳の間はズリ状で滑りやすくまたやせ尾根とガイドブックには書いている
全身系を集中して下っていく
確かに滑りやすい
いったん下り小ピークを越え、再び下って針の木岳
針の木岳手前の鞍部から振り返るスバリ岳
山頂一帯は全く木が生えてなく下りは急勾配の上にズリ状だ
山頂に人の姿が見えているがこの画像では見えないだろう
最後の山頂になった針の木岳
ここからは360度のパノラマだ
先ずは正面に槍・穂高
一番右の尖った山がご存知槍ヶ岳、続いて北穂、奥穂、津尾根があって前穂、
前穂の左に大天井、燕と続く
歩いてきた山を振り返る
奥には白馬三山から鹿島槍
蓮華岳も丸見え
眺望も満喫したので針の木小屋へ下ろう
蓮華だけを正面に見ながら下ると針の木小屋
ここでも着くや否やビールビール
まだ時間はたっぷり有るが緊張の糸が切れて目の前にある蓮華岳に登る木にならない
相談の結果、明日早朝にご来光を見に登ろうということになった
ここではゆったり寝ることが出来たうえにUさんから貰った睡眠薬も飲んだので朝までグッスリとはいえないまでも良く眠ることが出来た
そして20日の朝、ご来光登山と起きるとなんと雨が降っている
当然ご来光はない
雨の中を登っても景色も楽しむことができないので蓮華岳はパスすることになった
夏だと蓮華岳ではコマクサが見られるのだが9月も後半、もう花は終わっているだろう
朝食を済ませ合羽を着て下山する
稜線を歩きながらも見えていたが雪渓はほとんど解けてしまっているので九十九折の夏道を下るがこれがズリ状で滑りやすくしかも急勾配、一時も油断が出来ない
どんどん下るとお花畑らしきところ、でももう花は終わっている
上部から見るクサレ雪の雪渓
前方には爺が岳
雪渓の解けた跡を右に左と交わしながら下っていくと鎖場、古くて細い鎖が設えられている
何時もの山ではストックを持たないのだが今回は滑ることが事前に予想されていたのでストックを持参
これが鎖場を下るには邪魔になる
右に残った雪渓を見て僅かに下る
雪渓の高さは2メートルほどか
そして僅かに残った雪渓の横断
スプーンカット状に抉れているが滑りやすいことには間違いない
後の方では滑った人もいたようだ
雪渓を渡って下ると今度は木製の橋をわたる
ここからは谷と分かれて左岸側を高巻きしながらゆっくりと下る
森が濃くなって熊が出そうで気味が悪い
*後日仲間が言うには前日このあたりで熊出没の情報が入っていたそうな
耳が不自由で情報が入りにくい
そして大沢小屋
小屋の前には日本で始めて山案内人の組合を結成したという百瀬慎太郎のレリーフ
小屋はもう閉められていた
左側の稜線からの幾つかの沢を渡り、綺麗な湧水を汲んで下っていくと右側が開ける
扇沢方面だろうがガスに埋まっている
さらに下るとトロリーバスの走る道へと飛び出す
ここでカッパを脱ぎ身支度をと問える
トロリーバスの走る道はくねくねと曲がっているがそれを横切る登山道を下る
そして針の木岳登山口
そこは同時にトロリーバスのターミナルになっている
天気は良くないが立山黒部アルペンルートの客がたくさんいる
ここでもビールビール、しかし仲間はこれから代わるが悪の運転で飲むことが出来ない
遠慮がちに流し込む
さらに駐車している車まで戻り、汗を流しに温泉へ
温泉で汗を流した後は蕎麦、温泉で蕎麦の美味しいところの情報を仕入れる
メニューは少なく、ご飯もないが蕎麦は確かに美味しい
昼時でもあるが客もひっきりなしだった
さて汗を流し、お腹も膨れたので福岡目指してしゅっぱ〜つ
途中事故のための渋滞に何度も遭ったため予定より大幅に遅れて21日の6時に福岡に着く
そこから博多駅まで送ってもらい、7時の特急で大分へ帰り、家に着いたのは10時前だった
予定していた爺が岳&蓮華岳を踏むことができなかったがすばらしい眺め、多くの花に出会えて楽しい山歩きが出来た
これも企画したGさんはじめ疲れているにも拘らず代わる代わる運転をしてくれた仲間のおかげと感謝して終わりとする
山から帰って3週間、ようやく今回の山行の報告が終った
とりとめの無い山紀行、最後まで読んでいただいてありがとうございました