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GR DIGITAL2 + GT-1 / ricoh そんなにもあなたはレモンを待つてゐた かなしく白いあかるい死の床で 私の手からとつた一つのレモンを あなたのきれいな歯ががりりと噛んだ トパアズいろの香気が立つ その数滴の天のものなるレモンの汁は ぱつとあなたの意識を正常にした あなたの青く澄んだ眼がかすかに笑ふ わたしの手を握るあなたの力の健康さよ あなたの咽喉に嵐はあるが かういふ命の瀬戸際に 智恵子はもとの智恵子となり 生涯の愛を一瞬にかたむけた それからひと時 むかし山巓でしたやうな深呼吸を一つして あなたの機関ははそれなり止まつた 写真の前に挿した桜の花かげに すずしく光つレモンを今日も置かう 「智恵子抄」〜より
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家の庭にはなかなか上手に実をつけられないレモンの木があります。いつかグリーンレモンの絵を描きたいと思っているのですが、我が家のそれが「モデル」になってくれるまでにはまだかなり時間がかかりそうです。
『レモン哀歌』、大好きな詩です。
2008/10/28(火) 午前 0:30
alf さん> 梶井基次郎さんも「檸檬(レモン)」という印象的な短編を残していますね
それを手にする人に、実に多様な感情を抱かせる・・・なかなか不思議な果物です
小生も、ただ1個のレモンを撮ってみたい…とは、常々思っているのですが
これがなかなか・・・(-_-)...
10月初旬の・・・智恵子さんの命日に合わせて 載せてみたかったのですが
あれこれしているうちに、すっかり機を逃してしまいました。
2008/10/28(火) 午前 2:37
この写真が一番目に付きました、、、すばらしいですねなんとなく、秋というか寂しさを感じさせる一枚ですね。
2008/10/28(火) 午後 4:11 [ - ]
なつかし〜^^高村光太郎は道程とコレしか知りません^^;
「レモン」つながりで、ぜひ さだまさしの「檸檬」を撮っていただきたいです〜〜〜
2008/10/28(火) 午後 6:53 [ - ]
どこかの病院の待合室…なんでしょうか?
梶井基次郎の『檸檬』は大好きなんですけど、高村光太郎はあまり知りません。
私は丸善にレモン型爆弾を仕掛けるような気持ちで、絵を描いています。
ニッシッシ。
2008/10/28(火) 午後 11:54
peakz kei さん> ありがとうございます。
「レモン哀歌」は、小生が最も好きな詩のひとつです
智恵子は死の床で、ようやく彼女の長年の病から解放されたのでしょうね
2008/10/29(水) 午後 0:27
ブルーさん>
小生も、コレと、「道程」と「あどけない空の話」・・・くらいしか知りません。じつは。
さだまさし さん の檸檬・・・聴いたことがないのです。
手元にある「さだCD]全部ひっくり返してみたのですが、見つかりませんでした。今度CDを借りて聴いてみますね。
2008/10/29(水) 午後 0:28
けんいちさん>智恵子の死と引き換えに、この詩が生まれたであろう・・・そういう性質の場所で撮った1枚です
「レモン」といえば、やっぱり 梶井さんですよね(いぇ、別にお友達でも何でもありませんが)
自費出版した本を、有名書店の平積みコーナーに、1冊だけこっそり置いてくる・・・という「万置き?」が、いっとき 軽く流行ったみたいですね。犯罪ではないので 書店としては対処のしようがない…とか(笑
2008/10/29(水) 午後 0:30
先日、ふと梶井基次郎の本を見かけて、思わず購入しました。活字の、〜レモンエロー〜を見た瞬間、やはり感動しました。ネットと違う味があります。写真は、檸檬を握り締める哀愁、もののあわれ感がよく出ていて、相変わらず、素晴らしい!Masterpiece!
2008/10/31(金) 午後 11:02
nostalplant さん> 基次郎さんの「檸檬」は、少なからず小生に影響を与えている短編です。 やはり、文庫本を手にとって読むに限りますよね。
2008/11/1(土) 午前 3:48
五感に響く美しい詩ですよね。
私も好きです。
2008/11/27(木) 午後 11:54
すてさん> 「檸檬/レモン」・・・その不思議な紡錘形は
人の心に様々な感情を想起させうるようですね
小生も好きな詩です。
2008/11/29(土) 午前 2:06
以前、何年か前に千恵子さんの実家跡へ行った事があります。
造り酒屋だそうです。
* 梶井基次郎は有名過ぎですね。
2008/12/8(月) 午前 6:35 [ - ]
申し訳ありません。↑の千は此方の「智」でした。
急いでいたので、ご了承ください。
2008/12/8(月) 午前 6:39 [ - ]
こんばんは、キュブ零です。コメントとTBいただき有難うございました。先週、土曜日のTBSラジオ『久米宏のラジオなんですけど』で梶井基次郎の『檸檬』が紹介されたので、読んでみたくなりました。
2008/12/8(月) 午後 9:00 [ キュブ零 ]
cando さん> 当時としては裕福なおうちに生まれたようですね
それだけ、その後の苦労が心身に堪えたのかもしれません
「レモン哀歌」「あどけない話」・・・月並みですが、とても好きな詩です
梶井基次郎の「檸檬」と、どちらが有名でしょうか?
なかなか拮抗しているかもしれませんね
2008/12/9(火) 午前 1:53
キュブ零さん>TBSラジオでも取り上げられたのですか・・・
「れもん」ブーム、来てますね。確実に
・・・いや、来るわけないですよね (-_-)...
2008/12/9(火) 午前 1:55