てつどう

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鉄道写真の標準画角

先日は形式写真について記事を綴りましたが、那珂湊駅の陽当たりの良い場所に
ひたちなか海浜鉄道のミキ300 が留置してありましたので、撮っておくことにしました。
停車していますので、構図もカメラ設定もゆっくり考えられます。



イメージ 1
Nikon D90 / AF-S DX Nikkor 16-85    
f:35mm, F:11, Tv:1/320sec, ISO:200, WB:auto, pic:standard


まずは焦点距離35mmで撮影したもの。
APS-C機(ニコンDXフォーマット)では、「標準画角」と云われます。
カメラ屋さんで 「一眼レフ機で標準の単焦点レンズを使ってみたいのですが…」 と尋ねたら
恐らくAPS-C機と35mmのレンズの組み合わせを紹介されるかと思います。

街撮りから風景、人物スナップやテーブルフォトなどひととおりこなせ、
画角も狭さを感じず、ボケ味も楽しめますので、使い勝手の良い組み合わせではないかと思います。
ニコンもキャノンも、入門者向けに F1.8の比較的買い求めやすいレンズを発売しています。

ただし、鉄道車両を撮る場合は注意が必要です。
画角(視野の広さ)は標準相当なのですが、パース(遠近感)はあくまでも35mmの準広角なので
やや遠近感が強調され、実際の見た目より頭でっかち&尻すぼみになります。
プロポーションの再現も重視される形式写真では、この点で難があるかもしれません。



イメージ 2
Nikon D90 / AF-S DX Nikkor 16-85    
f:50mm, F:11, Tv:1/320sec, ISO:200, WB:auto, pic:standard


次に焦点距離50mmで撮影したもの。
車体の形状や、前面:側面の比率は、見た目と近い印象に描写されています。
形式写真としては、こちらが好ましいのではないかと思います。

ただし、画角(視野の広さ)は75mm相当と狭くなりますので
車両全体を収めるには、1枚目の位置より下がらなくてはなりません。
那珂湊駅の1番線ホームは、広く作られているので余裕がありましたが、
普通の駅ホームでは撮り回しに苦労するかもしれません。


   *      *      * 


APS-C機(DXフォーマット)の標準域における 画角とパースの乖離について
鉄道車両の撮影を例に綴ってみました。

フルサイズ機(FXフォーマット)なら、50mm=標準レンズ とシンプルに考えられるのでしょうが
APS-C機の標準域は、撮影対象によっては少々歯痒いものを感じます。

28mmF2.8Dと50mmF1.8Dは手元にあるので、
本体さえあれば一応フルサイズも始められるのですが、
まちがってニコンさんからD700とか送られてこないかな?
でも大きい機材は苦手意識があって、その結果がsigma DP2sなんですけどね・・・。

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