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Nikon D90 / AF Nikkor 28mm F2.8D SIGMA Photo Pro 4.2 只見線の車窓を眺めて気付かされるのは、川が湛える水量の圧倒的な豊かさ。 只見川には幾つものダムが連なり、奥会津に降った水が貯えられていた。 それらのダムは電源開発の為に造られたもので、治水目的ではないけれど、 堰き止められたダムの下流では、河川流量が平均化されるので、 結果として、大雨 / 洪水によって流路が拡幅される機会が無くなる。 流量の平均化は、必要な河川工事の規模を最小限にとどめ、 居住や耕作に活用できる平地を、より広く確保することにつながる。 そういう副次的な利得はもたらしたかもしれないけれど、 今回のような記録的な集中豪雨の際には、そのことが仇となる。 「前もってダムが放水していれば、被害を抑えられたのでは」という地元の声は尤もだけれど、 仮に12時間前(あるいは24時間前)の時点で、局地的な集中豪雨を予測できていたとしても、 ダム下流の流路が制約された現状では、予備放水で逃がすことができる量にも限界があったと思う。 * * * 50年以上の歳月をかけて、奥会津の水系を飼い馴らしてきたことが 今回の集中豪雨による被害拡大の要因になったのではないか・・・ これはあくまでも私の偏った見方に過ぎないかもしれないけれど 殊に、全国的に電力需給が逼迫しているこの夏、 「より多くの水をダムに貯えておきたい」 という電力関係者の意識が たとえ寸刻でも、放水の決断を躊躇わせたとすれば・・・ 廃炉を恐れて海水注入の決断が遅れた福島第一原発に続いて
首都圏の放漫な電力消費が、福島で暮らしの土地を奪ったことになるのかもしれない。 . |
只見線の旅
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山間をゆくローカル線、冬の風景
懐かしい車両達に会える場所でもあります
懐かしい車両達に会える場所でもあります
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Nikon D90 / AF Nikkor 50mm F1.8D Toycamera Standalone XP 大切なのは、その土地に暮らしがあるということで 旅情豊かなローカル線に存続して欲しいというのは 鉄道ファンのエゴでしかないことは分かっているけれど 雪深いこの土地で か細いながらもこの鉄道が果たしてきた役割を考えたとき 流された鉄橋や線路のことを、思わずにはいられない JR只見線 只見駅にて
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Nikon D90 / AF-S DX Nikkor 16-85mm F3.5-5.6 ED VR 前の晩に只見駅止まりになった列車が 折り返し、会津若松行きの始発列車となりました 雪に阻まれて一番列車が発つ見通しが立たないので 暫時ホームで写真を撮りながら、時間を潰すことにしました その旨、駅長さんに声をかけたところ・・・ 「そのうち除雪列車が来ますから、気をつけて下さいね」 その言葉に、一瞬、排雪列車の雄姿を期待 ! 「ホームに居ると、雪をかぶりますか!?」 と、上ずり調子で訊く小生に 「いやぁ、その心配はないでしょう」 と、駅長さん ご覧の通り、ウイングを畳んでの静かな入線となりました .
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Nikon D90 / AF-S DX Nikkor 16-85 会津横田で最後の高校生を降ろすと 2両編成の列車は、がらんとした空気だけになって 静かに揺られながら、こうやって車内の光景を撮っていると 通りがかった車掌さんに 「今日はどちらまで?」 と訊かれました 大雪の為、この列車が只見止まりになっていることを 果たして私が知っているのか、心配されたのかもしれません 「今夜は、只見泊まりです」 と、答えたら 「あぁ、そうですか。 好きですネェ」 と、車掌さん .
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