|
川原湯温泉の駅の雰囲気に誘われて下車してみた。 駅の表はこんな感じ。 さて、これからどうしよう・・・ 関東の耶馬渓といわれる吾妻渓谷を散策するのもよし、温泉に入るのもよさそうだ。 今日はなんとなく温泉に入りゆっくりしたい気分である。 駅前から長野原方へ少し行くと、川原湯温泉の入り口がある。145号線を横断すると 温泉帰りと思える人と行き会う。日帰り入浴できる温泉の所在を尋ねると共同浴場があるという。 入り口付近はみやげ物屋一軒と郵便局があり、この先にほんとに温泉があるのだろうかと不安に なるほどひっそりとしている。 坂道の途中の酒屋兼雑貨屋でタオルを求める。 温泉街が見えてきた。 しばらく歩くと共同浴場の王湯に着く。駅から15分程度の距離である。 源頼朝が発見したと言い伝えられており、源氏の笹竜胆(ささりんどう)の紋が掲げられている。 入湯料は300円と設定されており、ちょっと入浴するには適当な金額である。 川原湯温泉は王湯が源泉になっている。 共同浴場には内湯と露天風呂が備えられており、露天風呂のほうへ入ってみる。 帳場から渡り廊下を通り階段を下りると露天風呂がある。 源泉かけ流しの湯で、案内によると71.6℃の含硫黄−塩化物・硫酸塩温泉であるという。 湯船に注がれるお湯はかなり熱く、絶えず水で薄めて温度調節されている。 長湯は苦手だが、温泉でゆっくりという企画なので、すこし我慢して入っていよう。 汽笛が聞こえる。林の向こうに吾妻線の列車が見え隠れする。 はじめは貸切状態だったが、2人、3人と入ってきて、窮屈に思えるようになってきたのを 口実に温泉から出る。 温泉からあがると、これが楽しみである。電車の旅は気楽でいいなぁと思える瞬間。 王湯の向かいに、芭蕉の句碑がある。 なんと書いてあるか分らない1)。 川原湯温泉神社の鳥居から王湯を望む。 王湯から少し坂を上り、この鳥居をくぐったところ(撮影地点のすぐ後ろ)に新源泉がある。 生卵を販売しているところが多く、この新源泉に各自放り込んで作って食べているようだ2)。 温泉を堪能しゆっくりくつろいだところで、そろそろ駅へ降りることにする。 坂道を駅へと下りながら町並みを撮影する。 駅へ戻ると下り線に185系電車が入線している。 特急草津4号上野行との交換をみる。 15:19発の高崎行き電車をしばし待つことにしよう。 吾妻線沿線には多くの温泉が存在しており、鉄旅と絡めてこれらに浸かってみるのも 楽しいだろう・・・ 追記 1)芭蕉の句碑 山路来て 何やら床し 菫草 松尾芭蕉 書いてあることは判明したが、今度は意味が分らない(笑) 2)新源泉の謎 観光客が温泉たまごを作って楽しむためにできたのだろうというくらいにしか考えが及ばなかったが、そこに造らざるを得なくなった理由があった。 近い将来、川原湯温泉は源泉もろとも、八ッ場ダムの建設に伴い、湖底に沈んでしまうのだという。さらに水没地域は長野原町を含めると375世帯にもなるという。 代替地造成などの遅れのため、2007年完成予定だったところが2012年に延期となった。 |
過去の投稿日別表示
[ リスト | 詳細 ]
2008年05月25日
全1ページ
[1]
全1ページ
[1]




