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65 心理楽(しんりがく)−4
(無意識の絵)
絵を描くのに二つの方法がある。ひとつは徹底した理性で描くことである。これは誰も
「うまい」という絵である。
もうひとつは手がうごくままに描くものである。
理性で描けば確かにうまい絵を描くことが出来る。しかし、無意識からの情報を徹底して
抑え込んでしまい、個性のないものになってしまう。
我々の無意識に何が入っているのか、それは描いて見なければわからないが、私の場合人
間も含めた動物だ。そして天体だ。
無意識の絵はさまざまな攻撃にあう。
「そんなもの1円の金にもならない、」とか、
「無名なお前が描いても誰も見てくれない。」
「無駄なことをするな、そんな暇が有ればピカソの絵でもみていたほうがいい。」
しかし、こういった攻撃に負けてしまったら何も出てこない。自分自身でも「くだらない
もの、きみのわるいもの、金にならないもの、」ということで忘れてしまう。
(内に光る物)
天体の中にはガス星雲(暗黒物質)によって一部分隠されている物がある。隠される事に
よって構造が出来、後ろからの光がより神秘的なものに見える。
心がそう感じてしまうのだ。
隠そうとするとよけいに光り出す物。
ひとりなら、
百年ひとりいても、
あきぬほど、内なる蔵は大きく、
深い。
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