基本地クラブ

のんびりと歩くことが面白くなってきた

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遠い星 16

         命がけ------2101年12月2日

「いいか勇太、絶対にaaaを解決する前にワープさせてはだめだ。」
「どうしてですか?」
「aaaは特別な緊急事態だから、基準アドレスが地球になっている。そうな
るとまた地球に戻ってくることになる。今、宇宙船そのものがアメリカ月基地
を消滅させてしまった犯罪者になっている。月で働く100人以上もの人を瞬
時に殺害してしまったのだ。地球に戻ってくることは出来ないのだ。」
「解りました、僕がこの問題を解決します、かならず。犯罪者のままで移住は
しません。」
「博士、ブースター取り付け完了です!」所長が言った。
「じゃな、マリモによろしく、そしてかならず2500人を救うんだ。」

勇太は宇宙服姿で小型偵察機に乗り込んだ。
心臓の鼓動がかなり激しくなってきた。
「勇太、脈拍が早すぎる、」博士が電話で言った、「もっと落ち着かせろ、そ
うでないと強力なGに心臓が耐えられない。」
「そ、そんなこと言っても、玉があがっちゃって落ち着きません。」
「マリモとの結婚はあきらめるんだな、それに勇太じゃなく、ぐう太だ。」
「そんな、・・・・わかりました。」
「深呼吸しろ、ゆっくりと。お前の本尊はなんだ?」
「マリモです。」
「まったく、・・・・じゃ、マリモの顔を阿寒湖のマリモに換えろ、そしてそ
の内部を聖なる領域と思え。」
「わかりました、・・・・やっぱり、アカン!僕にはできません、マリモの顔
を消すなんて。」
「親父ギャグいうんじゃない。マリモの中心に何が見える。」
「光です。」
「そうだ、それが希望の光だ。」
「あ、僕たちが将来住むだろう星が見えてきました。」
「よし、それでいい、脈が落ち着いてきた。カウントダウンする。じゃ、絶対
に負けるな!」
「わかりました!」

小型偵察機のブースターに点火されると、激しい振動が勇太に伝わってきた。
5−4−3−2−1−発射!
勇太はそれまで味わった事のないGを感じた。
「ああ、ちくしょう、気を失う!!いや、気を失っちゃだめだ、」勇太は必死
に頑張った。
「きおつけろ、宇宙空間に出たらアメリカ軍の偵察衛星から、国際認証コード
を求められる。」
「どうすればいいんですか?」
「そんなものその機にはない、しかし、国際緊急事態コードを出してやれば、
それを認識するために10秒だけミサイルを発射しないようにする。その間に
ブースターを切り離すんだ。するとブースターのほうを敵と認識し、攻撃する。」
「わかりました、そうします。」

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kihonchiさん、こんばんは。
私は、トースターをやめて、ガスレンジを使い始めました。

2017/3/27(月) 午後 9:59 [ ミネツウ ]


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