<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
	<rss version = "2.0"  xmlns:blogChannel="http://backend.userland.com/blogChannelModule">
		<channel>
			<title>基本地クラブ</title>
			<description>これはもっとも単純な哲学です
基本に関する事はなんでも探求してみます
たとえばドレミファソ・・・・
原始人が洞窟で体験したもの
マイコンの基本地は？</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/kihonchi</link>
			<language>ja</language>
			<copyright>Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.</copyright>
		<image>
			<title>基本地クラブ</title>
			<url>https://s.yimg.jp/i/jp/blog/iym_img.gif</url>
			<description>これはもっとも単純な哲学です
基本に関する事はなんでも探求してみます
たとえばドレミファソ・・・・
原始人が洞窟で体験したもの
マイコンの基本地は？</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/kihonchi</link>
		</image>
		<item>
			<title>006_トビラ</title>
			<description>　　　　　　　　　　　　　　６　千年前の星&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「我々は、ひと月ごとにひとつ宇宙船を飛ばしています。つまりひと月置きの&lt;br /&gt;
データーが収集できるのです。」&lt;br /&gt;
「それ、見せてもらっていいですか。」&lt;br /&gt;
「どの星がいいですか。」&lt;br /&gt;
「もちろん、クジラ座τ（タウ）星と五つの惑星です。」&lt;br /&gt;
「あなただけにお見せしますね。」&lt;br /&gt;
「なにそれ、『あなただけ』というのは？」&lt;br /&gt;
「いや、その、我々は本人の意思を大切にしておりますので。」&lt;br /&gt;
「じゃ、私もみたい。ほかのみんなも同じ。」&lt;br /&gt;
「わかりました、意思の確認が済みましたので、あなた方にもお見せします。」&lt;br /&gt;
「ややっこし。」&lt;br /&gt;
「郷に入っては郷に従え、という事だ。」&lt;br /&gt;
「それって。」&lt;br /&gt;
「シー、その癖、たった今から廃止する。」&lt;br /&gt;
「すぐに復活する。」&lt;br /&gt;
「仲がいいですね、恋人どうしみたいです。」&lt;br /&gt;
「そんな、やだこんな男、それより見せてください。」&lt;br /&gt;
「わかりました。８Ｋの画像でどうぞ。第五惑星へ近づくところから・・・・」&lt;br /&gt;
「地球と似ている、しかし、白っぽい、」キミコが言った。&lt;br /&gt;
「少し太陽から、つまりタウ星から、離れているので氷の惑星に近いものです。&lt;br /&gt;
太陽系でいえば、エウロパみたいなものでしょう。第四惑星を見てみましょう。」&lt;br /&gt;
「地球とそっくり。もっと近くでみたい。」&lt;br /&gt;
「我々はこの惑星の衛星になり、表面の模様をくわしくとりました。これがそ&lt;br /&gt;
れです。」&lt;br /&gt;
「すごい、降りてみたい。」&lt;br /&gt;
「それは一切禁止しております。」&lt;br /&gt;
「どうして、もったいないじゃないの。」&lt;br /&gt;
「まんがいち、生命がいたりすると危険ですからね。」&lt;br /&gt;
「生命がいれば、大変な情報じゃない。」&lt;br /&gt;
「だめです、地球の命を見ればわかるように、命は他の命を襲い食べようとしま&lt;br /&gt;
す。あるいはウイルスの様に他の命に入り込み、体をのっとったり、自分に都合&lt;br /&gt;
のいいように改造したりします。最初から最後まで善人のような命は存在しませ&lt;br /&gt;
ん。」&lt;br /&gt;
「どうして命は命を食べようとするの？」&lt;br /&gt;
「それが命の宿命だからです。」&lt;br /&gt;
「宿命ね、いや、そんなの。」&lt;br /&gt;
「その宿命がなかったとしたら、あなたがた人間まで進化した生物は生まれませ&lt;br /&gt;
んでした。下等な生物が作り出す、さまざまな栄養源がなければ、あなた方の頭&lt;br /&gt;
脳も感覚器も生まれなかったのです。」&lt;br /&gt;
「そうね、私たちって進化の頂点にいるんですもんね。」&lt;br /&gt;
「宇宙の他の生命を持ち帰り、万が一それが地球上の生物に入り込んだりすれば、&lt;br /&gt;
大変なことになります。だから我々は衛星だけにとどめました。」&lt;br /&gt;
「たいへん、雲もある、あれって台風じゃない、」キミコが言った。&lt;br /&gt;
「人が住めそうですね、」ノリオが言った、「大気の色からして、酸素が多そう。」&lt;br /&gt;
「ま、実際に着陸してみないとなんともいえません。ところで、今見ている星は&lt;br /&gt;
千年前のものです。」&lt;br /&gt;
「それでも、超高速で戻ってきますね。」&lt;br /&gt;
「兄さん、千年もかかっているんだよ。何が超高速だ。ワープができれば、瞬時&lt;br /&gt;
に戻ってくる。」&lt;br /&gt;
「ああ、それはＳＦでの話、実際は不可能です。スピードに頼った飛行は光速とい&lt;br /&gt;
う絶対限界がある。しかし、現実には物を光速で飛行させることは不可能です。」&lt;br /&gt;
「ということだ、」マサルは得意そうに言った。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/kihonchi/66758913.html</link>
			<pubDate>Sun, 01 Sep 2019 15:47:27 +0900</pubDate>
			<category>練習用</category>
		</item>
		<item>
			<title>005_トビラ</title>
			<description>　　　　　　　　　　　　　　５　パイ－π&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「ここでは、すべてのものが生物で出来ています。」&lt;br /&gt;
「あなたも？」&lt;br /&gt;
「体はもちろん、服までもね。」&lt;br /&gt;
「ええ、すげーエコじゃん、」マサルは若者言葉で言った。&lt;br /&gt;
「地上で、ビットというのかな、こちらでは、πといってます。」&lt;br /&gt;
「おっπ？」ノリオが言った。&lt;br /&gt;
「すけっち！」キミコがノリオをどついた。&lt;br /&gt;
「いて！おお、ぱい、といっただけじゃないか。」&lt;br /&gt;
「まだいうの。おかあさんのおっぱでも吸ってきなさい！」&lt;br /&gt;
「ところで、あなたがたが、すべて物質で行おうとしていますね。神の神殿が&lt;br /&gt;
そうであるように。しかし、それでは、物質の非循環性が、いろんな問題を引&lt;br /&gt;
き起こします。」&lt;br /&gt;
「ええ、物質の非循環性って？」ノリオが言った。&lt;br /&gt;
「てっとりばやくいえば、『糞詰まり』ということだよ、」マサルが言った。&lt;br /&gt;
「もっといい譬えないのかしらね、兄さん」キミコがノリオの耳元でささやい&lt;br /&gt;
た。&lt;br /&gt;
「たとえば、今のマイクロプラスチックの問題、とか。」&lt;br /&gt;
「ああ、そうだね、」ヨムサ・リョムがいった、「マイクロプラスチックこそ、&lt;br /&gt;
生物界の一大事ですね。地上の人はまいにち何万トンものプラスチックごみを&lt;br /&gt;
海に捨てていますね。その循環サイクルは、１０００年以上です。その間に細&lt;br /&gt;
かくくだかれたやつがあらゆる生物をむしばむ。恐ろしいことだ。」&lt;br /&gt;
「πの世界に問題はないんですか。」マサルが言った。&lt;br /&gt;
「問題はまったくありません。というのは嘘です。命の世界に『問題がない』&lt;br /&gt;
ということは絶対にありません。ほとんど毎日なんらかの問題が発生します。&lt;br /&gt;
その内容は極秘事項なので言えません。」&lt;br /&gt;
「もう言ってるじゃない。」&lt;br /&gt;
「そ、それは、・・・・あとの問題にしましょう。」&lt;br /&gt;
「いやねえ、先送りなんて、地上の政治家と同じじゃない。」&lt;br /&gt;
「そうですか・・・・」&lt;br /&gt;
「キミちゃんそれ以上は失礼だぞ、」マサルが言った、「ところで、ヨムサ・&lt;br /&gt;
リョム様、ここの科学技術を見たいんですが、どうでしよう。僕たちから見れ&lt;br /&gt;
ば、宇宙人的ですが。」&lt;br /&gt;
「宇宙人じゃありません。」&lt;br /&gt;
「地下に住んでいても、宇宙という言葉に対する認識はあるようね、」キミコ&lt;br /&gt;
が言った。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
＜弱いつながり＞&lt;br /&gt;
「我々は地下の生物ですが、宇宙循環リングというものを持っています。ウイ&lt;br /&gt;
ルスぐらい小さくなると、地球の重力から解放されます。つまり、ひとりでに&lt;br /&gt;
浮いてくるのです。そして弱いつながりを保ったままでいれば、どこまでも高&lt;br /&gt;
いところまで上ってゆくことができます。地上の衛星の様に何トンもの重さを&lt;br /&gt;
持ってしまうと重力をふりきるとんでもない推進力が必要ですが、我々の「弱&lt;br /&gt;
いつながり宇宙船」はほっといても浮かびます。そして成層圏までも上がって&lt;br /&gt;
ゆくことが出来、後は太陽風や太陽の光を利用すれば、宇宙の旅ができます。&lt;br /&gt;
「しかし、それじゃ時間がかかって、」サマルが言った。&lt;br /&gt;
「我々は数億年という寿命を持っていますから、数万年の旅など何でもないの&lt;br /&gt;
です。」&lt;br /&gt;
「ほんと、急がば回れだね。」&lt;br /&gt;
「ええ、その譬え適切かどうかチェックするね、」キミコが言った、「ま、い&lt;br /&gt;
いか、ゆるしてあげる。」&lt;br /&gt;
「私たちは何万年も昔から宇宙船を飛ばし続けているんですよ。近い星なら、&lt;br /&gt;
なんども行って帰ってこれる。必要最小限度の装置だけでいいんです。それは&lt;br /&gt;
データー収集です。我々の「弱いつながり宇宙船」は宇宙船を作っているもの&lt;br /&gt;
すべてがπという生物なのですから、すべてがその能力を持っています。」&lt;br /&gt;
「なるほど、目的の星に行ったら、一部分がカメラになったり、ＣＣＤになっ&lt;br /&gt;
たりすればいい。スゲー！」マサルが言った、「で、どれぐらいの先まで行く&lt;br /&gt;
ことができます。」&lt;br /&gt;
「いま５０光年ぐらいのリングがあります。」&lt;br /&gt;
「ええ、それじゃプロキシマ・ケンタウリとかクジラ座τ（タウ）星などもリ&lt;br /&gt;
ングに入りますね。」&lt;br /&gt;
「一つ疑問、」キミコが言った、「恒星に近づけば、恒星からの光で近づけな&lt;br /&gt;
くなるんじゃ。」&lt;br /&gt;
「大丈夫、その時は、編成を変え、『強いつながりの宇宙船』、つまり小さく&lt;br /&gt;
なれば、いいんです。そうすれば、光の圧力は受けなくなります。」&lt;br /&gt;
「なるほどね、すごい！」&lt;br /&gt;
「そこは、すげー！だろう。」キミコが言った。&lt;br /&gt;
「いちいち、言葉をチェックするな！」&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/kihonchi/66758853.html</link>
			<pubDate>Sun, 01 Sep 2019 09:50:05 +0900</pubDate>
			<category>練習用</category>
		</item>
		<item>
			<title>004_トビラ</title>
			<description>　　　　　　　　　　　　　　４&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「あれ、僕から電話なかった？」夕方、家に帰ったノリオに母親が言った。&lt;br /&gt;
「なにも。どこから電話したの。」&lt;br /&gt;
「僕たちの隠れがから。洞窟みたいな所だから、電波が届かなかったんだ。」&lt;br /&gt;
「またあそこに行ってたの。お父さんに行くなって言われたばかりでしょ。」&lt;br /&gt;
「そうだっけ、忘れた。」&lt;br /&gt;
ノリオは聞きたくない、という風に二階へいってしまった。&lt;br /&gt;
机に付き、宿題をしようと思ったが、すぐに眠くなって机で頭を打ってしまっ&lt;br /&gt;
た。ベッドに横になると、すぐに寝てしまった。&lt;br /&gt;
「電話うるさいじゃないか、マナーモードにしておけよ、」ノリオは兄の言葉&lt;br /&gt;
で目を覚ました。&lt;br /&gt;
「ごめん、誰から？」&lt;br /&gt;
「着信記録しらべてみな。３回ぐらいは来ているはずだ。」&lt;br /&gt;
兄が変なことに疑問を持つ前にノリオは素早く答えた。&lt;br /&gt;
「君子ちゃんが一回、チカちゃんが２回だよ。」&lt;br /&gt;
「もてるな、俺なんか女の子から来たことがないよ。」&lt;br /&gt;
「女の友達がいないからだろう。」&lt;br /&gt;
「正解、よくわかりました、」&lt;br /&gt;
「かってにほざけ！」そういうと兄は、パソコンのプログラム作りを始めた。&lt;br /&gt;
それは、正確には「終わりのない、」といったほうがいいかもしれない。みん&lt;br /&gt;
な中途半端で実用になったものはひとつもなかった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
それから一週間たち、６人が洞窟の前に集まった。ノリオの兄も加わっていた。&lt;br /&gt;
「どうする、洞窟の向こうの世界のルールはわかったね、」ノリオが言った、&lt;br /&gt;
「賛成できるものだけで行こう。賛成の人手をあげて。」&lt;br /&gt;
結局、ノリオ、ノリオの兄、キミコで行くことになった。あとの２人は帰るこ&lt;br /&gt;
とになった。&lt;br /&gt;
「いいね、二人とも何かを聞かれたら、『わかりました』というんだ。」&lt;br /&gt;
「わかりました、これでいいんだろう、」兄のマサルが言った。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
３人は洞窟の中の矢代の祠の後ろから入っていった。&lt;br /&gt;
しかし、入った途端薄暗がりという状態からいきなり真っ暗闇になった。&lt;br /&gt;
「ようこそ、」闇の中の存在が言った、「こられた。この暗闇は、ふたりまだ&lt;br /&gt;
この世界を承認されていないので、その二人の心を表している。」&lt;br /&gt;
ふたりはさっそく、「わかりました」と言った。&lt;br /&gt;
その途端、まぶしいくらいの明かりが部屋全体を包んだ。その中は巨大な空間&lt;br /&gt;
になっていた。そして真っ白な衣装を身にまとった人物が３人に近づいてきた。&lt;br /&gt;
「ようこそ、こられた、私はこの世界の管理署、ヨムサ・リョムといいます。&lt;br /&gt;
この世界が生まれてから今日まで管理してまいりました。」&lt;br /&gt;
彼が手のひらを横になで、うえにあげると白い台のようなものが出てきた。そ&lt;br /&gt;
の上で円を描くと、なにやら出てきた。&lt;br /&gt;
「これは何か知っているね。」&lt;br /&gt;
「ええ、ゲルマニュームラジオでしょ。」&lt;br /&gt;
マサルはそれを手に取ってよく眺めてみた。&lt;br /&gt;
「これは１石レフレックスラジオだろう。」&lt;br /&gt;
「よくわかったね。」&lt;br /&gt;
「聞いてみなさい、地上とおなじ放送局が聞けるはずだ。」&lt;br /&gt;
ノリオはそのイヤホーンを耳に入れた。そしてダイヤルを回した。&lt;br /&gt;
「あ、ほんとうだ！」&lt;br /&gt;
キミコも聞いてみた、「よくきこえる。こんな地下でよくはいるね。」&lt;br /&gt;
「それは、」ヨムサかいった、「電波が受信できるようになっているからだ。&lt;br /&gt;
しかし、ここから地上へ発信は出来ないがね。」&lt;br /&gt;
『あ、それで携帯はつながらなかったんだ、』ノリオは思った。&lt;br /&gt;
マサルはこんなもの見に来たんじゃない、という顔をした。&lt;br /&gt;
「君は不満そうだね、」ヨムサはマサルの顔を見ていった、「じゃ、これはどう&lt;br /&gt;
かね。」&lt;br /&gt;
ヨムサはそういうと、机をコツン！と叩いた。&lt;br /&gt;
するとどうだろう、生まれたばかりの透明なクモのようなものが出てき、逃げて&lt;br /&gt;
行った。全部逃げてしまうと、毛糸がほどけるようにラジオは消えた。&lt;br /&gt;
「ええ！」マサルは驚いた。&lt;br /&gt;
「これはどういうことかわかるかね、君は特別頭がよさそうだ。」&lt;br /&gt;
「わかります、」マサルは言った、「このラジオはすべて生物で出来ていたんで&lt;br /&gt;
すね。」&lt;br /&gt;
「そう、正解。」&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
　</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/kihonchi/66758003.html</link>
			<pubDate>Thu, 29 Aug 2019 01:43:59 +0900</pubDate>
			<category>練習用</category>
		</item>
		<item>
			<title>003_トビラ</title>
			<description>　　　　　　　　　　　　　　３&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「チカちゃん、映像をよく見ておくんだ、」ノリオはチカの耳元でささやいた。&lt;br /&gt;
「わかった。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
その像は、ニュース映像みたいだった。&lt;br /&gt;
「いいか、これは君たち自身がニュースで見た映像だ。目に触れないものもあ&lt;br /&gt;
るが。&lt;br /&gt;
―漁船が底引きの網を引き揚げ、いろんな魚やごみまでもがごちゃ交ぜになっ&lt;br /&gt;
ていた。漁師たちは、必要な魚をより分け、不要なものは海に放り投げた。&lt;br /&gt;
―引き揚げられる定置網の中でもがき苦しむ魚たち。その場でしめられるもの&lt;br /&gt;
も。&lt;br /&gt;
―屠殺場に運ばれてゆく、多くの動物たち。異常な居場所の密度の高さに不安&lt;br /&gt;
を感じ泣き叫ぶ。あつかいが動物から物へ変化してゆく。屠殺現場に近づくに&lt;br /&gt;
つれ異常な叫び声。&lt;br /&gt;
―そして半分は、屠殺現場。半分は、肉料理を楽しむ人々。シャブシャブを、&lt;br /&gt;
から揚げを・・・・・&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「ちょっと、疲れた。これが何を意味しているか分かるね。君たちは、ナチス&lt;br /&gt;
がやったと同じようなことを動物たちにやっているのだ。路上のいっぴきの蟻&lt;br /&gt;
にも魂はある、それを無意味に踏みつぶすことは、許されない。こちらの国は&lt;br /&gt;
そういった国だ。わかってくれるね。」&lt;br /&gt;
「わかりました、」ノリオは反射的に答えた。「チカ、僕の言った事を繰り返&lt;br /&gt;
して！」ノリオはチカの耳元でささやいた。「今は、生きてここをでなくちゃ。」&lt;br /&gt;
「わかりません。漁師のおじさんたちは、魚をみんなに食べてもらいたくて、&lt;br /&gt;
とってくるんです。それを美味しく食べてどこが悪いんです。」&lt;br /&gt;
「ばか、ばか、死にたいのか！」ノリオはチカを小突いた。&lt;br /&gt;
「わかった、」黒い存在は言った、「正直でよろしい、君は鬼どもの今日の夕&lt;br /&gt;
ご飯のおかずだ。」&lt;br /&gt;
黒い影はそういうと、チカをノリオから引き離しにかかった。&lt;br /&gt;
「待ってください。チカちゃんより僕のほうがずっとおいしいです。がりがり&lt;br /&gt;
にやせた女の子より、豚みたいに太った僕のほうが食べ応えあります。」&lt;br /&gt;
「あーあ、友達思いのおぼっちゃまだ。しかし、おまえは言葉ではっきりと、&lt;br /&gt;
『わかりました』と言った。だからどんなにうまそうでも、おまえを食べるわ&lt;br /&gt;
けにはいかない。それがこの国の掟だ。それにおまえがいくらかばっても、本&lt;br /&gt;
人が『わかりました』といわなければ、帰すわけにはいかない。」&lt;br /&gt;
「チカちゃん、」ノリオは言った。「たのむ、嘘でもいい、『わかった』と言&lt;br /&gt;
ってくれ。」&lt;br /&gt;
「言えません、どうせここは、私たちの夢の中なんでしょう、覚めればなんと&lt;br /&gt;
いうことはない。」&lt;br /&gt;
「ちがう、時限か違う世界だ。夢なら帰れるけど、ここからは帰れない。半現&lt;br /&gt;
実の世界だ。死んでもいいのか。」&lt;br /&gt;
ノリオはすぐにあるイメージを浮かべ、管理人に言った。&lt;br /&gt;
ちょっとここのイメージシステムをお借りします。&lt;br /&gt;
「ええ、まったく・・・・いいだろう、使え。」&lt;br /&gt;
ノリオは、心を集中した、そしてイメージシステムの入力の中心へ座標をあわ&lt;br /&gt;
せた。まるで、衛星同士のドッキングみたいに。&lt;br /&gt;
そして少し未来をイメージした。&lt;br /&gt;
「よくみるんだ、チカ、君はこれから鬼たちによって生きながら解体される。&lt;br /&gt;
その時の痛みはトンカチで思い切って自分の指をひっぱたいた時より何十倍も&lt;br /&gt;
痛い。内臓がとりだされ、心臓が動いたまま取り出される。そして次に鬼たち&lt;br /&gt;
の食卓に上げるために、肉ははぎ取られ、骨髄が抜き取られ、残りはゴミ箱に&lt;br /&gt;
捨てられる。鬼どもの好物は、骨髄と君の脳みそだ。」&lt;br /&gt;
「やめて！なんて怖い事を考えるの、もう友達じゃない！」&lt;br /&gt;
「そして骨は、ウジ虫たちのえさになり、洗骨された骨は、あくる日、君のう&lt;br /&gt;
ちに宅急便で届けられる。」&lt;br /&gt;
「おい、おい、」黒い存在は言った、「なんという気味の悪いイメージを・・&lt;br /&gt;
・といっても、それが君の隣の女の子の真実の運命なのかな・・・・」&lt;br /&gt;
「やめて！わかった、ノリ畜生一生うらんでやる、」そういいながら、チカは&lt;br /&gt;
黒い存在に向かって言った、「わかりました。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「そうか、そうか、それでいいのだ。帰りの切符は二人に与えよう。いつでも&lt;br /&gt;
遊びに来てくれ。」&lt;br /&gt;
『こんなところに二度と来るか！』とノリオは思った。&lt;br /&gt;
二人は扉から出て行った。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/kihonchi/66757822.html</link>
			<pubDate>Wed, 28 Aug 2019 00:18:30 +0900</pubDate>
			<category>練習用</category>
		</item>
		<item>
			<title>002_トビラ</title>
			<description>　　　　　　　　　　　　　　２&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
のりおは鳥肌の立つ思いで、祠の裏に回った。何かかび臭いような、危険を感&lt;br /&gt;
じる臭いがした。&lt;br /&gt;
「チカちゃん、いたら返事してくれ！」のりおは叫んだ。&lt;br /&gt;
「ここ！」とノリオにはかすかに聞こえたような。かれは、携帯の蓋を開け、&lt;br /&gt;
その光で、声がしたほうを照らして見た。&lt;br /&gt;
くろい壁があるだけだった。&lt;br /&gt;
そのときノリオは忍者屋敷に父親と言ったときの事を思い出し、壁のどこかを&lt;br /&gt;
押していれば、壁がくるっと反転し、中に入れてしまう、といった仕組みを思&lt;br /&gt;
い出した。&lt;br /&gt;
壁に手をふれると、ぬるぬるし、気持ちが悪かった。それでもチカちゃんを助&lt;br /&gt;
けたいという思いが、気持ちの悪さを押しのけ、思い切って壁を押した。&lt;br /&gt;
すると、瞬間なかに吸い込まれてしまった。&lt;br /&gt;
むこうに落ちたとたん、そこから光が輪のようにひろがり、洞窟全体をぼんや&lt;br /&gt;
りと浮き上がらせた。&lt;br /&gt;
「ノリちゃん助けて！」&lt;br /&gt;
こんどは、はっきりと聞こえた。&lt;br /&gt;
光った壁をすみからすみと見ると、いちばん奥の方にくもの糸のようなもので&lt;br /&gt;
がんじがらめになっているチカを見つけた。&lt;br /&gt;
「な、なんだよ、これ？」&lt;br /&gt;
ノリオはそれをどっかで見たように感じた。&lt;br /&gt;
「そうだ！エイリアンという映画で見た、エイリアンの巣の中と同じだ。やば&lt;br /&gt;
い、ここの主が現れたら、俺もやられてしまう。」&lt;br /&gt;
ノリオは急いで、くもの糸を切ってしまおうと思ったが、「待てよ、」と考え&lt;br /&gt;
た。&lt;br /&gt;
『もし、このくもの糸に触れたりしたら、その振動がここの巣の主に伝えられ&lt;br /&gt;
てしまう、』と思った。&lt;br /&gt;
「チカちゃん、じっとして・・・・動いたら、化け物が目を覚ます、」と小さ&lt;br /&gt;
い声で言った。&lt;br /&gt;
「いや、たすけて！！」そんなことおかないましに、チカは、巣を揺らし、叫&lt;br /&gt;
んだ、「とにかくここからだして、！」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「騒ぐんじゃない！」&lt;br /&gt;
鋭い声がノリオの耳に飛び込んだ。&lt;br /&gt;
ノリオは怖くて声の主を見ることが出来なかった。&lt;br /&gt;
「だ、だれです・・・・」ノリオは自分でもかぼそいと思うような声しか出な&lt;br /&gt;
かった。&lt;br /&gt;
「わたしはこの世界の管理者だ。」&lt;br /&gt;
そしてなにやら別な色彩を帯びた言葉で言った。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　「ほんとうの美しさとは、他の生物との共存が成り立った時」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　ようこそお越しくださった、他の国へ&lt;br /&gt;
　　この扉から入ってこられ、共存の大切さを納得してくださった方は&lt;br /&gt;
　帰ることができます&lt;br /&gt;
　しかし、納得できない、というお方は、鬼どもにばらばらにされ、&lt;br /&gt;
　鬼どもの宴会の料理として食べられる、という栄誉を受けるのです&lt;br /&gt;
　我々の多くの仲間も、そちらの国では、&lt;br /&gt;
　とらえられ、あるものは刺身にされ、あるものはすしネタにされ、&lt;br /&gt;
　料亭の政治家どもに食べられているのです&lt;br /&gt;
　そして、あるものは、安売りのマーケットへ&lt;br /&gt;
　　コンビニへ&lt;br /&gt;
　　　人間に運命というものを決められ&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ノリオはそっと携帯のボタンを押し、自分のうちの番号を入れた。&lt;br /&gt;
「ぼくはただ、友達のチカちゃんを探しに来ただけです。連れて帰ります。」&lt;br /&gt;
なにか別な自分が言っているようだった。&lt;br /&gt;
「だめだ、返すわけにはいかない、彼女は私の言った事を納得してくれなかっ&lt;br /&gt;
た。あとは鬼どもにくれてやるだけだ。」&lt;br /&gt;
「待ってください、僕ですら、あなたの言っていることは意味不明です。『納&lt;br /&gt;
得』ということは、僕たちにあなたの言っていることが理解されて初めて成り&lt;br /&gt;
立つものだと思います。」&lt;br /&gt;
「おまえ、何者だ、こんなことを言ったのは、おまえが初めてだ。確かにそう&lt;br /&gt;
だ、気に入った。審議のやり直しといこう。」&lt;br /&gt;
そういうと、黒い影はすぐにチカを縛っている蜘蛛の巣を解き、ノリオのもと&lt;br /&gt;
へ返した。」&lt;br /&gt;
チカは、つよくノリオをだきしめ、離さなかった。体はぶるぶる震えていた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「言葉で説明するのは面倒だ、」黒い存在は、そういうと天井にさまざまな映&lt;br /&gt;
像を映し出した。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/kihonchi/66757798.html</link>
			<pubDate>Tue, 27 Aug 2019 20:36:00 +0900</pubDate>
			<category>練習用</category>
		</item>
		<item>
			<title>001_トビラ</title>
			<description>　　　　　　　　　　　　　　１&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
遊び仲間はもっといっぱいいたが、引越しなどで５人になってしまった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
わんぱく仲間が、いつも最後に（しあげに）遊びに行くのは大人たちさえめっ&lt;br /&gt;
たに行った事がない裏山の洞窟だった。&lt;br /&gt;
その奥には小さな祠（ほこら）があり、そこへは近づかなかった。&lt;br /&gt;
しかし、あるとき細身のチカコが遊んでいるうちに消えてしまった。&lt;br /&gt;
みんな「神隠しだ」などと騒いだが、ノリオだけは祠の後ろがあやしいとにら&lt;br /&gt;
んだ。&lt;br /&gt;
「だめだよ、そこからはいったら、・・・・ぜったいにバチがあたる。」&lt;br /&gt;
「じゃ、チカちゃんをこのままほっといて帰る。僕にはそんなことできない。&lt;br /&gt;
大人に知れたら、もうここで遊ぶこと出来ないかもしれないよ。」&lt;br /&gt;
「先に家に帰ったんじゃない、」一番年上のキミコが言った。&lt;br /&gt;
「じゃ、キミちゃんチカの家に電話して見て。」&lt;br /&gt;
携帯を持っているのは、君子だけだった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
・・・・もしもし飯田君子です。チカちゃんいますか。&lt;br /&gt;
・・・・そうですか、わかりました。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「いないみたい、ノリちゃんのおかあさん言ってた。」&lt;br /&gt;
「じゃ、大変だ、迷子にったら、戻れなくなっちゃう。とにかく、この洞窟の&lt;br /&gt;
中を徹底して探してみよう。それでいなかったら、外だ。」&lt;br /&gt;
「この洞窟なんて、奥はどんずまりで、どこにも行くとこないよ、」君子が言&lt;br /&gt;
った。&lt;br /&gt;
「ひとつだけあるよ、」チビが言った。&lt;br /&gt;
「どこ？」&lt;br /&gt;
チビは祠を差して言った、「あそこのうしろ。」&lt;br /&gt;
「ええ、」シンジがか細い声で言った。「後ろなんかにはいったら、バチが当&lt;br /&gt;
たるよ。」&lt;br /&gt;
「バチって何、なにも悪いことしなきゃあらない、」君子が言った。&lt;br /&gt;
「そうだよ、」のりおが言った、「チビ、君だったら、簡単に後ろに回れるだ&lt;br /&gt;
ろう、ちょっといってみて。」&lt;br /&gt;
「ええ！」&lt;br /&gt;
「バチなんか当たらないから・・・・僕は帝釈天を知っているよ。」ノリオは&lt;br /&gt;
デタラメに言った。&lt;br /&gt;
「寅さんで出てくる神様ね。」&lt;br /&gt;
「あ、ああ、そうだよ。」&lt;br /&gt;
「だから、どうだってえの？」君子が問い詰めた。&lt;br /&gt;
「ここの祠の神様よりずっと上なんだ。」&lt;br /&gt;
「どうして、ここの祠にどんな神様がまつられているか知っているの？」&lt;br /&gt;
「そんなの知らないよ、とにかく帝釈天のほうが偉いんだ。」&lt;br /&gt;
「だから、どうだってえの？」君子がさらに問い詰めた。&lt;br /&gt;
「理屈でばっかし、言うな！とにかく、チビちゃんほこらの後ろを調べてくれ&lt;br /&gt;
ない。」のりおはちょっと命令的に行った。&lt;br /&gt;
「やだ、こわいよ。」&lt;br /&gt;
「まったくしょうがないな、じゃ僕が行って来る。帰ってこなかったら、大人&lt;br /&gt;
に知らせるんだ。」&lt;br /&gt;
「わかった、行ってきて、」君子がすばやく言った。そして「これもっていっ&lt;br /&gt;
て、」と携帯を渡してくれた。&lt;br /&gt;
「とめないんだ、」ちょっとつぶやくと、のりおはほこらの後ろに這いずるよ&lt;br /&gt;
うに行った。&lt;br /&gt;
なにか、足がいやなものを踏むんじゃないかと、不安だった。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/kihonchi/66757386.html</link>
			<pubDate>Sun, 25 Aug 2019 08:53:34 +0900</pubDate>
			<category>練習用</category>
		</item>
		<item>
			<title>0032_宇宙人</title>
			<description>　　　　　　　　　　　　　３２&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
竜介は病院で貴子が不自然な場所にダイビングしてしまったことを問われたら&lt;br /&gt;
どうしようと本気で心配したが、誰にも聞かれなかったのでほっとした。彼が&lt;br /&gt;
いろいろと考えているうちに医者は「自殺未遂」と判断していたので、彼も出&lt;br /&gt;
来るだけそれに合わせた。&lt;br /&gt;
それから一日たち、ようやく貴子は意識が戻った。&lt;br /&gt;
最初の一言は、「目が覚めて、りゅうちゃんがいたので、がっかりした、」だ&lt;br /&gt;
った。&lt;br /&gt;
「高田さんは、消えてしまったよ。どうして君は残ったのかな。」&lt;br /&gt;
「ごめんなさい、最後の最後に猫ちゃんの事を思い出して・・・・」&lt;br /&gt;
「ええ、春灯の事じゃないのか？」&lt;br /&gt;
「春灯には黙っていてね。」&lt;br /&gt;
「ま、いいさ、それより君が無事に戻ってきてよかった。君はおそらくほかの&lt;br /&gt;
天体へ行ったんだよ。」&lt;br /&gt;
「そう解釈してくれるの、でも真実は違う、宇宙の扉が開く前に審査で落っこ&lt;br /&gt;
ちたの。太陽系からはじめて飛び出した最初の人間になりそこなっちゃった。&lt;br /&gt;
ガガーリンみたいに名前が残ったのにね。」&lt;br /&gt;
「残らないよ、ＳＦの中の話としか受け取らない。あるいは頭がおかしいんじ&lt;br /&gt;
ゃないかって思われるだけだ。だから今度の事は忘れろ！」&lt;br /&gt;
「はい、わかりました。あなたのおっしゃる通りです。」&lt;br /&gt;
あくる日の検査でどこも異常がなかったので、次の日貴子は退院した。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
それから一週間たち、春灯も戻ってきた。しかし、会社では竜介は当分ベンダ&lt;br /&gt;
ーをやる羽目になった。高田のかわりが見つからなかったのだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　　　　　　　　　－完－&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/kihonchi/66752281.html</link>
			<pubDate>Tue, 30 Jul 2019 01:06:11 +0900</pubDate>
			<category>練習用</category>
		</item>
		<item>
			<title>0031_宇宙人</title>
			<description>　　　　　　　　　　　　　３１&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
幸い屏風ヶ浦にはほとんど人がいなかった。&lt;br /&gt;
「円盤かなんか迎えに来るんですか？」&lt;br /&gt;
「いや、ここの崖から思い切って飛び込み中間地点ぐらいまで落ちたら、光が&lt;br /&gt;
現れ我々をさらってゆきます。」&lt;br /&gt;
「光が現れなかったら？」&lt;br /&gt;
「そのまま海にドブンと落ちます。」&lt;br /&gt;
「それって自殺と同じじゃないか。」&lt;br /&gt;
「そうです。しななければ、ワームホールを通れません。向こうへ出れば、蘇&lt;br /&gt;
生します。」&lt;br /&gt;
「そんなこといまはじめて説明してくれたじゃない、」貴子が言った、「私は&lt;br /&gt;
いきません。」&lt;br /&gt;
「わかりました、私一人で行きます。」&lt;br /&gt;
「ええ、一人で・・・・寂しくないですか、やっぱり行きます。」&lt;br /&gt;
「おい、どっちだ。迷いが一番危険だ、」竜介はいらいらし怒鳴った。&lt;br /&gt;
「あら、この人怒ることを知っているんだ。知り合ってから初めてですよ。」&lt;br /&gt;
「そんなことどうでもいいじゃないか、迷っていたら、ワームホールじゃなく&lt;br /&gt;
て三途の川渡りになってしまうぞ。出た先が浄土だったりしてな。」&lt;br /&gt;
「ちょっと深呼吸してから決心が揺るがなければ、行きましょう。」高田が落&lt;br /&gt;
ち着いていった。&lt;br /&gt;
「わかった、そうするね・・・・・」&lt;br /&gt;
貴子は腹式呼吸を３回ゆっくりとすると、目を開けた。&lt;br /&gt;
「やっぱり行きます。」&lt;br /&gt;
「わかりました、私といっしょにダイビングしましょう。」&lt;br /&gt;
高田は、ポケットからプリズムのようなものを取り出すと、その中に太陽の光&lt;br /&gt;
が入るように頭上に掲げた。&lt;br /&gt;
『あれがやつのおもちゃか、』竜介は思った、『やめようやめよう、こんな茶&lt;br /&gt;
番劇！』そういって止めようかとも思ったが、やめた。&lt;br /&gt;
そのプリズムが一瞬フラッシュのように光った。&lt;br /&gt;
「いまだ！ゆきましょう！私といっしょに。」&lt;br /&gt;
高田はそういうと、崖の先端まで行った。貴子もそれに従った。&lt;br /&gt;
二人はダイビングした。&lt;br /&gt;
「くそ、とうとうやりやがった！」&lt;br /&gt;
と竜介は思った瞬間何かをし忘れたように感じた。&lt;br /&gt;
・・・・なんだろう！最後のハグか・・・・・&lt;br /&gt;
海面から５メーターぐらいの所まで落ちてゆくと、すさまじい閃光が走った。&lt;br /&gt;
そして目が覚めるような雷の音がし、竜介は腰を抜かしそうになった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
すると、一瞬二人は消えた、しかし、何かがそこから放物線を描いて落ちていっ&lt;br /&gt;
た。&lt;br /&gt;
「なんだ！うちあげ失敗のロケットじゃあるまいし。」&lt;br /&gt;
その物体は、海に落ちた。&lt;br /&gt;
「冗談じゃない、どっちかが失敗したんだ！！！」&lt;br /&gt;
竜介にはなすすべがなく、崖っぷちでうろちょろするだけだった。そういう自分&lt;br /&gt;
を別な自分が客観視しているように思われた。&lt;br /&gt;
「ばかやろう！！こんなときにうろたえた自分を意識するな！」&lt;br /&gt;
数分立つとその物体はあきらかに浮きながら潮に流されているように感じた。&lt;br /&gt;
そのとき、近くの小舟がそれを見つけたように近寄って行った。そして物体を船&lt;br /&gt;
に上げると、エンジンをふかし立ち去った。&lt;br /&gt;
竜介は双眼鏡を持ってきていることを思い出し、急いで車に戻った。&lt;br /&gt;
双眼鏡で見てみると、その船は小型のクルーザーのようだった。&lt;br /&gt;
「どこへゆくんだ！」&lt;br /&gt;
竜介は、スマホで地図を出し、そのクルーザーの行き先を探した。それらしい所&lt;br /&gt;
が見つかった。&lt;br /&gt;
「銚子マリーナだ！」&lt;br /&gt;
車に急いで戻ると、双眼鏡を助士席に放り投げ、車を急発進させた。１０分ぐら&lt;br /&gt;
いでその場所に着くと、急いでマリーナの施設のほうへ行走っていった。&lt;br /&gt;
船からちょっと離れたところに二人いて、倒れている人に対し水を吐かせている&lt;br /&gt;
ようだった。&lt;br /&gt;
「あ、俺の女房だ！」&lt;br /&gt;
「ええ、あんたの奥さんか、大したことはない水を吐いてしまえば、大丈夫だ。」&lt;br /&gt;
といった瞬間、貴子はゲロをした。&lt;br /&gt;
「よし、これでいい。でも、おっかしいよな、この人は見無げなら、海岸のすぐ&lt;br /&gt;
下に落ち、下の岩にぶつかって即死だ。どうみてもそこから５０メーターぐらい&lt;br /&gt;
飛び出しているんだ。ものすごい勢いで放り投げたようにね。海に落ち浮き上が&lt;br /&gt;
ってきたときには素っ裸だったよ。」&lt;br /&gt;
「・・・・・」竜介はどう説明していいかわからず、黙ってしまった。&lt;br /&gt;
すぐに救急車がやってきたので、救急隊員が急いで車に運び入れた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/kihonchi/66752279.html</link>
			<pubDate>Tue, 30 Jul 2019 00:25:45 +0900</pubDate>
			<category>練習用</category>
		</item>
		<item>
			<title>0030_宇宙人</title>
			<description>　　　　　　　　　　　　　３０&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
その日はすぐにやってきた。娘はその前に貴子の実家のほうの母親に預けた。&lt;br /&gt;
竜介は、レンタカーを借り、高田を乗せ自分のうちに戻った。&lt;br /&gt;
家に入ってゆくと、貴子が必死で旅行カバンに詰め込んでいた。&lt;br /&gt;
「だめですよ、重量制限があります。ほとんど何も持っていけません、」高田&lt;br /&gt;
が言った。&lt;br /&gt;
「ええ、女性必須の持ち物ぐらいいいでしょう。」&lt;br /&gt;
「だいじょうぶです。宇宙船ではすべてが完備していますので、あなたの服の&lt;br /&gt;
重さで精一杯です。」&lt;br /&gt;
「そんなこと、いまいわないでよ。」&lt;br /&gt;
「いいんだよ、貴子行きたくなけりゃ、今からでも遅くない。」&lt;br /&gt;
「宇宙船に入るすんぜんでも、迷いの気持ちがあるなら引きかえす事が出来ま&lt;br /&gt;
す。意思が地球に残ってしまう、という事は危険です。心と体が分離してしま&lt;br /&gt;
う事になります。」&lt;br /&gt;
「そうなの、わかった、何も持っていきません・・・・」貴子は観念したよう&lt;br /&gt;
に言った、そして戸締りをすると自動車に乗った。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
竜介は何か妙だと思った、まるでこれからあの世へでも行くような・・・・・&lt;br /&gt;
そのことを高田に言った。&lt;br /&gt;
「それは当たっています。宇宙旅行といっても、いつ何が起こるかわからない&lt;br /&gt;
危険な旅です。ワープと言っても恒星のすぐ近くに出てしまうと、大変なこと&lt;br /&gt;
になってしまいます。少なくとも１光年は離れていないと、そこからは通常の&lt;br /&gt;
飛行なので、早くても１０年はかかってしまいます。」&lt;br /&gt;
「ええ、そんなに・・・・１０年もあなたといっしょなの。」&lt;br /&gt;
「そういうことですね。いやんなったら、冬眠すればいいんです。」&lt;br /&gt;
「高田さん、」竜介は言った、「それって仮死状態じゃないんですか。」&lt;br /&gt;
「もちろん、そうです。特殊な液体の中でマイナス５０度まで冷やします。」&lt;br /&gt;
「いや、そういうの・・・・」&lt;br /&gt;
「じゃ、やめるか。」&lt;br /&gt;
「１０年起きていればいいんでしょ。」&lt;br /&gt;
「ま、そうですね。でも、宇宙の十年は地球の十年とはまるで違います。１年&lt;br /&gt;
たってもほとんど同じ風景です。退屈して頭が変になってしまいます。」&lt;br /&gt;
「大丈夫、星を見て暮らします。」&lt;br /&gt;
「じゃ、退屈したら冬眠カプセルに入ってください。入るだけで、カプセルの&lt;br /&gt;
冬眠シーケンスが働きますから。」&lt;br /&gt;
「ね、解決方法はあったでしょう。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
竜介は真実の宇宙旅行が地獄の一丁目のように思われた。&lt;br /&gt;
彼らは昼前に屏風ヶ浦に着いた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/kihonchi/66752248.html</link>
			<pubDate>Mon, 29 Jul 2019 21:14:56 +0900</pubDate>
			<category>練習用</category>
		</item>
		<item>
			<title>0029_宇宙人</title>
			<description>　　　　　　　　　　　　　２９&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「しかし、円運動の中にワープを、よく見つけました。それでこそ丸く収まる。&lt;br /&gt;
」&lt;br /&gt;
「ありがとうございます、洒落で納めてもらいまして。」&lt;br /&gt;
「いや、そういうつもりはないですよ。ロータリーエンジンみたいなもので。」&lt;br /&gt;
「ええ、それって知りませんが。」&lt;br /&gt;
「普通のエンジンは上下にピストンが動くけど、ロータリーエンジンは円運動&lt;br /&gt;
に近い形で動くんです。」&lt;br /&gt;
「それはすごい。」&lt;br /&gt;
「しかし、少し考え疲れしました。しばらく頭は休めたいものです。」&lt;br /&gt;
「しかし、面白いですね、」高田さんが言った、「ぴったし逆位層のところに&lt;br /&gt;
ワープがあったなんてね。」&lt;br /&gt;
「そうですね、そこにエネルギー展開が内包したんです。」&lt;br /&gt;
「なるほど・・・・なんちやってね、いま返事だけで納得しました。わかりま&lt;br /&gt;
せん、意味が。」&lt;br /&gt;
「つまり、逆位層の所でワープが起こり、物質というエネルギー形式が生まれ、&lt;br /&gt;
瞬時に宇宙を造っていったのです。」&lt;br /&gt;
「・・・・・」&lt;br /&gt;
「僕の頭脳はここまでです。あとは聖なる領域に逃げなくちゃ。」&lt;br /&gt;
「やはりね、僕もワープエンジンの開発はあきらめました。あ、クーロンの問&lt;br /&gt;
題は自然消滅しました。問題解決です。」&lt;br /&gt;
「どういうことですか。」&lt;br /&gt;
「そういうことです。これ以上は言えません。想像もしないでください。」&lt;br /&gt;
「よかった、考えないことにします。」&lt;br /&gt;
「『考えない、』という新しい領域を作ってください。」&lt;br /&gt;
竜介はそれでも、考えてしまった。&lt;br /&gt;
・・・・内包によって作られた彼らは、遺伝子に欠陥を持っていて、遺伝子レベ&lt;br /&gt;
ルでの寿命が短かったのではないだろうか、ということは・・・・・ということ&lt;br /&gt;
か・・・・南無南無・・・・竜介は二人のために祈った。&lt;br /&gt;
「ところで、ほんとうに宇宙へ帰るんですか。」&lt;br /&gt;
「そうです。奥さんは何と？」&lt;br /&gt;
「それが・・・・・いっしょに行きたい、といってます。」&lt;br /&gt;
「わかりました、宇宙本部に二人という事で登録しておきます。」&lt;br /&gt;
「・・・・」竜介は言葉がなかった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
今日は竜介は体がけったるく、飲む気分ではなかったので、定時でうちに帰った。&lt;br /&gt;
帰ってからそのことを貴子に伝えると、彼女は少し戸惑っていたようだ。&lt;br /&gt;
「そ、そうなの・・・・」&lt;br /&gt;
「おい、心のどこかに行きたくない、という気持ちがあるんならやめたほうがい&lt;br /&gt;
いぞ。」&lt;br /&gt;
「何言ってるの、どうしても行くの！」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
これを境に夫婦の間はぎくしゃくし、貴子は家事、育児をなまけはじめた。竜介&lt;br /&gt;
は、ほとんど文句も言わず、それを受け入れた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/kihonchi/66752247.html</link>
			<pubDate>Mon, 29 Jul 2019 21:08:40 +0900</pubDate>
			<category>練習用</category>
		</item>
		</channel>
	</rss>