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たたかい
かつて、はるかな国々の空が少年の私の眼光にみがきをかけた。
人間のさまざまな性格が私の顔の彫りを深くした。 世の諸現象が
沸き起こった。 ー いま、時間が描く永遠のカーヴと数字の無限が私を
駆りたてる、異様な少年時代と途轍もない愛情にちやほやされて
あらゆる市民的褒賞をたまわったこの世から外に出ろと。 ー 私は思う、
突拍子もない論理をもった、やむにやまれぬ、あるたたかいを。
それは楽節のように単純なものだ。
(訳:井上究一郎)
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