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やっと観て来ました。
この映画、不思議と私の周りで見てきたよ、って言う人が少ない。わりと映画好きの友達は多いほうだと思う。が、よく映画の感想を携帯のメールに送ってくれる友達も今回は見ていない…ジブリの映画は欠かさず見ているって友達も今回は見ていない…だんなの知り合いの大学教授、聞いてみると生徒さんたち、見ていないらしい…私の通っている絵画教室、聞くとそこに通っている生徒さんたちも見ている人はいないとか… え、仮にもスタジオジブリの作品なのに、一体これはどういうことなんだろう。じゃ、これは一体誰が見に行っているんだろう。 私も「ゲド戦記」は読んだことあります。そして読み返しもしました。少なからず思い入れのある作品です。数あるファンタジーと呼ばれる作品の中でもこれはもちろん一目置かれる作品です。 ベストセラーを映画化するにあたっての良い点と悪い点はもう既に知名度があるということと、原作のイメージをもう既に持っているということじゃないだろうか。 この「ゲド戦記」。原作のファンだという人はすごく、自分に引きつけて読んでいるんじゃないかと思う。悩んだり、迷ったりした時にはこの本を読む、と言う人を知っている。もう何度読み返したか知れない、と言う人を知っている。私自身、この本を読んで何度泣いたか知れない… そんな人たちにとってこの作品の映像化はとても複雑な気持ちで受け止められたのではないかと思う。 そして、アニメ好き、ジブリファンにしてみれば、これは宮崎駿の作品じゃないってだけで見ないって人もいるかもしれない。 私は原作も好きだし、好きが講じてアニメの仕事をしていたくらいのアニメ好きです。ジブリのホームページもずっと見てきたし、つい先日、原作者のアーシュラ・K・ル・グウィンさんのこの映画の感想も読みました。(ちょっと訳すのに時間かかちゃったけどね)
なんかいろんな情報が入りすぎて、すっごく複雑な気持ちでこの映画を見に行ったのです。
一緒に行った原作を読んだ息子は「原作と違いすぎてちょっと…」 同じく一緒に行った原作は未読、ジブリファンのだんなは「なんだか今までのジブリ作品とは違っていてこの映画に1800円払うのはもったいないような気がした…」と言う。 でも、私はこの映画とてもとても気に入ったんです。そりゃ原作とはまるっきし違う話になってる。あげていけばキリがないからあげていかないけどね。アニメ作品としてみても、このカットは宮崎駿だったら使わないだろうなというカットもあったと思う。今までのジブリ作品にはない荒い部分もあったと思う。 この作品は宮崎吾朗という人の監督デビュー作なんです。映画は原作と同じ必要はない。映画である以上、その映画の監督の作品なんだから。そこに監督のこの原作をこう読んだと言うものがあればそれでいいんじゃないかと思う。そして、それはこの映画に現れていたと私は思ったんです。 そして、一人一人を丁寧に描いていたと思います。アレンの苦しみを、ゲドの孤独を、テルーの激しさを、テナーの切なさを自分のものとして感じることが出来ました。 この点で、自分と主人公とを重ねて見ることが出来なかった「千と千尋の神隠し」や「ハウルの動く城」よりも「ゲド戦記」の方が私の中では上です。 自然が美しく描かれているという事もジブリ作品の大きな特徴の一つだと思います。私は自分でも雲が好きで雲の絵を描いたりするので気をつけて見るのですが、今回の雲は特に美しかったと思います。 いろいろな見方があるでしょうけど、私はこの作品好きです。食わず嫌いで行きそびれていたけど、観に行ってよかった と思いました。
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なんか賛否両論なんですよね、これ。いろんな所で見てますが、いろいろな意見が出ているので、結局見てみることにしようと思ってます。DVD出てからですけどね。
2006/8/28(月) 午後 4:40
私は、映画に関しては、かなり今日範囲が広いと思っているのです。でも、彼の「ゲド戦記」なら、タイトルは変えてほしかったと思います。それにテルーの描き方にはいまひとつ納得がいきませんでした。原作を離れてもっと自由に作ったほうが、監督にも原作にも幸せだったのではないでしょうか?
2006/8/28(月) 午後 10:22
先に情報が有りすぎることの怖さとつまらなさを感じました、このゲド戦記の映画化については。原作者まで、情報戦に登場するんだものね。でも、ともかく、見てから考えようっと。
2006/8/29(火) 午前 7:22
・パンダさん、ほんとにいろんな意見あると思います。どうしても私の周りなんかでは原作のファンが多いので、批判の方を多く聞いてしまうのです。でも、今回実際に自分の目で見ることの大切さを実感しました。
2006/8/29(火) 午前 8:25
・めにいさん。「ゲド戦記」とタイトルをうったことで、縛られてしまった面は多いと思います。確かに、違うタイトルにしてサブタイトルくらいのところに「ゲド戦記より」って入れるぐらいの方が良かったかもしれませんね。
2006/8/29(火) 午前 8:28
・月野さん、私も何も知らないままこの映画を見ていたらまったく違った感想になったかもしれません。ただ、何かを見るとき、そこからより多くの情報を得ようとするのはもうクセとしか言いようがないかも…
2006/8/29(火) 午前 8:42
私は原作を読んでいないので、すんなり入れるかもしれませんね。きいちごさんが言われるように、雲を是非みたいです^^
2006/8/29(火) 午後 10:32
・ちろママさん、空はほんとにきれいでした。映画、もし見に行かれたらぜひ感想をお聞かせ下さい。
2006/8/30(水) 午前 8:56
本当に空・風がきれいでした。これから、原作読みます!
2006/9/3(日) 午前 9:21
・あいさん、映画はお楽しみになりましたか?原作の世界観もぜひ味わっていただけるといいなぁと思います。
2006/9/4(月) 午前 10:37
きいちごさん、私も見てきましたよ。私もゲド戦記って思って見に行ったから、よくわからない気分になりました。空想の余地を残した別の作品と思えば、好きになれそうな予感はするのだけれど。
2006/9/11(月) 午後 6:31
・minchosuさん、ゲド戦記を読んでから見に行った方にはアースシーの世界を借りた別の物語としての見方をお勧めします。読んでない方には物語世界を楽しむためのきっかけとなるのじゃないかと思うのですが…
2006/9/11(月) 午後 9:53