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1巻目の「蝉時雨のやむ頃」が2007年5月に出ているので、1年5ヶ月たっての2巻・・・ 本屋さんに行くたびにまだ出ないかなぁと待ち焦がれておりました。 あぁ、でも待っただけの事はある。この読後感は漫画ってより小説にちかい感じがしました。って言っても漫画よりも小説のほうがいいとかそういう意味じゃないんだけどね。 物語は、父親の死をきっかけに母親の違う姉(幸《さち》・佳乃《よしの》・千佳《ちか》)たちと暮すようになった中学生のすずを中心に日常の暮らしを通しさまざまな家族の形を描いています。 「ラヴァーズ・キス」の朋章《ともあき》くんが佳乃の元彼として登場する「花底蛇《かていのじゃ》」 「ラヴァーズ…」では決して自分のことを語らなかった朋章くんはすずの前では素直にお話しているのが印象的です。 すずの所属するサッカーチーム「湘南オクトパス」のチームメイトたちとの人間模様が楽しい「二人静《ふたりしずか》」と「桜の花の満開の下」 病気のために足を切ってしまった裕也。その裕也が好きな美帆《みほ》。すずの事が好きな風太《ふうた》。そんな気持ちに気づかず、サッカーの事で悩むすず・・・・ まだまだ子どもなんだけど、人を好きになるという感情にキチンと向き合う中学生たちが気持ちいいです。 そして前巻ではエピソードのみ出演の幸・佳乃・千佳のお母さんが登場した「真昼の月」 いつも姉妹の一番上としててきぱきしている幸の葛藤がここでは描かれています。 今まで名前とせりふしか出てこなかった朋章のおば、美佐子さんも幸の先輩ナースとして出てきて興味深いお話をしてくれます。 この巻に含まれている4つのお話、どれもとてもいいのですが、最後の「真昼の月」が一番心に残りました。 |
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2008年10月28日
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