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2月19日(月)2回目読了 池谷さんの本は『海馬』『記憶力を強くする』に続いてこれが3冊目になります。 もともと養老先生の本を読んで脳に興味を持った。 で、それから脳に関する本をいろいろ読んだり、テレビの特集を見たり・・・でも脳の世界ってすごく入り組んでて、わかりにくい。テレビだとCG使ったりしてわかりやすく見せてくれたりするから、そのときはわかったような気になる。 けど後から考えるとやっぱりわかんないってことになる。 子どもに聞かれたときわかりやすく説明できないとわかってるってことにならない、だから私はぜんぜんわかってない。 けど、この本はすごい。こんなにわかりやすく脳のこと書いてある本ってほかにないんじゃないかってくらい、私みたいなのにでもわかりやすく書いてくれてるの。 あんまり面白くって、読み終わったとたんもう一回最初から読み返しちゃったくらいなんだから。 これは中学、高校生に向けて実際に講義したものがそのまま本になっているので、言葉も話し言葉だし、ところどころで質問が入ってわかんないところを解説してくれるのもうれしい。 そして、講義の最初に前回の講義の復習をしてくれるのがまたありがたい。 実はこれと平行して養老先生の『唯脳論』も読んでたんだけど、ちょっとつっかえつっかえでなかなか先に進まない。で、これを読んでからだとあ、ここで言っていたのはこのことだったのか、って^^; だからって子どもに完璧に説明できるかって言われると怪しいんだけど・・・ 今までわかんなかったものがわかるようになる、知らなかったことを知るってほんとに楽しいことだよなぁって改めて思った一冊。 |
感想文
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今日読み終わった本、以前読んだ本、などの感想をつづっていきます
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以前、あざらし。さんが紹介していたこの作品、おススメどおりとっても楽しかった。 すっかり一太郎坊ちゃんのファンになってしまいました。 時代物で、推理物で、妖怪物、いろんな要素が入っています。 時代は江戸、ところは日本橋から江戸一にぎやかな通町を南に歩いた京橋近く、廻船問屋兼薬種問屋『長崎屋』 江戸十組の株を持つ大店『長崎屋』の一人息子一太郎はかぞえで17歳の少年だが、生まれつき病弱で、起きている時間より寝付いている時間のほうが多いほど・・・ そんな彼だが、実は彼の祖母は齢三千年の大妖『皮衣』。ある事情で天の神様の元でお仕えしている祖母は病弱な孫を心配して妖たちを彼の元に送り込んでいる。 なので、病に臥せって寝ているときでも彼の周りは妖たちでにぎやかだ。 さて、この一太郎。体は弱いが、頭脳は明晰。身の回りで起こる事件を自分の足で探ることはできないが、妖たちは人ならぬ身で十手持ちの親分さんには探ることのできないところまで探ってきてくれる。 その情報を元に推理を働かせ、事件を解決していく・・・一太郎はいわば「アームチェアディティクティブ」になるのかな。若い身空で寝込んでばかりのお金持ちのぼんぼんだけど、自分でできることは自分でやろうとするけなげさがかわいい。 病弱で頭脳明晰、というと『なぁばすぶれいくだうん』のあんどうちゃんを思い出します。性格はぜんぜん違うけどね^^; 人情味あふれる江戸の推理物、という点では『御宿 かわせみ』を思わせる・・・ このシリーズも買い揃えていくことになりそうです。
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12月30日読了 ついに読み終わった。陸奥三部作。 『火怨』では阿弖流為を・・・ 『炎立つ』では奥州藤原氏の始まりから終わりまでを・・・ そしてこの『天を衝く』では九戸政実(くのへまさざね)という人物を描いています。 世は戦国時代、織田信長が名を上げ始めたころ、陸奥の南部家では家督相続をめぐる内紛が絶えず、とても他の国を攻めるなどという状態ではない。 そんな状況を冷徹に見つめている一人の武者、それが九戸政実だった。 『北の鬼』と異名を取るこの男、馬術や武道に長けているだけではない。隅々まで自分の指示が行きわたるように鍛え上げた自分の配下『九戸党』を使い、戦のときには相手の策の先の先まで読みとおすその采配に間違いはない。 九戸政実。こと戦に関して負けるということがなかった。 南部の棟梁である南部晴政は一度娘婿の信直を跡継ぎにすると公言した後、生まれた嫡子、鶴千代にあとを継がせようとしたばかりに南部を二つに割りかねない騒動を起こしている。 政実は自分の弟、実親(さねちか)こそ、南部の棟梁にふさわしい器量を持つものと見込み、本家に送り込むが・・・ 長い物語でした。いや、長さで言うなら『炎立つ』が5巻ですし、そこに流れている歳月も何代にもわたっているのですが、私は『天を衝く』のほうがずっと長いように感じました。 駆け抜けるように読みすすめるのが『炎立つ』ならば『天を衝く』は、じっくりと一歩一歩を踏みしめて読みすすむようなそんなお話だったように思います。(ちなみに『火怨』は駆け抜けるどころじゃない、ジェット噴射で飛んでいくようでした!) 時に歩を休め、時に小走りになりながらも政実とともに戦国という時代を垣間見ていたかのような気持ちになりました。 高橋克彦さんはじっくりと丁寧にそして淡々と九戸政実という人物を描ききっています。 私は、やはりこの本でも政実の生き様に涙したのでした。 陸奥三部作の最後を飾るにふさわしい3冊!
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参加総数 42人、記事総数 282件 番外編を入れると300件をゆうに越すという大盛況。 時代物、とくくりながら内容はファンタジーあり、紀行文あり、絵本あり、創作あり、とバラエティーにとんでいました。 これほどの数の記事ながら、みなさんいろいろな視点から、さまざまな読み方をされているので、どこへお邪魔してもほんとに楽しんで読むことが出来ました。 私ごときがそんな皆さんの記事をどうこう言うのは大変おこがましいとは思ったのですが、読んで思ったこと、またはファンレターのようなものという感じで・・・ つよじろうさん
この記事を読まなかったら知ることのなかった本ばかり!こういう本もあるんだぁと感心しました。
airさん「じごくのそうべえ」一本だけだけど、とてもステキな記事でした。相変わらず忙しそうだけど、楽しい記事、待ってるよ。 あざらし。さん
楽しくって何時いっても元気になるあざらし。さんのブログはまさしく町の定食屋のようです。肝っ玉女将と一言二言ポンポンッと言葉を交わすともうその日あったいやなことなんか忘れちゃうって感じ、それはもう時代物、中でもあざらし。さんの好きな「一井モノ」の世界そのものです。
そしてMy Favorite時代物大好きはなんてんさんの 三波春夫、俵星玄藩あざらし。さんと今回ファンクラブを作ってしまったほど、nanntenさんの文章はステキでした。どれもほんとによかったのですが、コタちゃんとの共演が光ったこの作品を選びました。nanntenさんの文章にはリズムがあって、それが読んでいてとても気持ちがいいんです。 ほんとにこれなんかは歌が聞こえてくるようでした。 アニスさんの 柳家小さん『古典落語 小さん集』アニスさんもまた文章の達人なのですが、私は今回これを読んで話し言葉の文章化について考えてしまいました。そして、こんな風に自在に文章を操れるアニスさんをますます尊敬してしまったのでした。 月野さんの 夏雲あがれと雲に関する10片w常に人を食ったようなことばかりやっているくせに時々こんなステキな文章を書くからこの人は侮れない。月野さんがすごいのはいまさら私が言うまでもないことで、他の方もいっぱい選ばれるだろうから私は選ばないつもりでいたんだけどwww これにはやられてしまいました。文句なし、ステキな文でした。全員分コメント載せられなくってごめんなさい。 改めて月野さん、あざらしさんすばらしい企画、ありがとうございました。
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