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多分人生において初めて悲鳴を上げて逃げ惑った私。 戦争中のことを思えば、何たる無様な失態・・・と鼻で笑われそうなくだらない原因なんですけれども。 つくづくどっぷり平和な33歳です。 動悸はするし鳥肌は立つし、襲われているときは畳んで三角巾のように頭に巻いていた1m四方のコックタイ(っていうかただの巨大バンダナか?)をばらしてホント赤ずきんちゃんのように首の両脇でしっかり掴んで身を縮めてしまった。飛びのいたりもした。 ・・・・・・私としたことが。 どちらかといえば、事故でも流血でもほとんど動じない私です。 きゃーきゃー騒ぐのが自分がするにはみっともないと思っていて我慢していたら本当に動じなくなったんですが体は以外と素直に反応するものです(笑)。 突然視界に飛び込んでくるものには弱く、ビクっとします。 ロストワールドだったか、納屋に逃げ込んだマーカスの子供とジュリアン・ムーアだったかが必死に床を掘って逃げようとしたらガコっとそこから恐竜が突っ込んできた時・・・・ 隣にいた先輩の腕を叩いてしまった(笑) ビクっとして腕が横に開き、肘掛に乗せていた先輩の腕をばすっとね。 当時すでに完全に落ち着いた子と思われていたので、帰りのエレベーターでちょっとからかわれ。。確か初デートだったので物ッ凄い恥ずかしかった。 先月3Dでバイオハザードを見たときも、左下からガバっと突然敵が現れたときには肩がビクっと跳ねてしまった。多分周りでは跳ねたのは私だけだったと思う。 ホラーもバイオレンスも、別になんでも平気だし怖いわけではないのだが・・・・どうも飛来物がダメなんですよね。 だから蛇にムカデ、毛虫とかはそんなに戦慄しませんが、蝶や蛾、飛ぶゴキブリ、蝉は苦手です。 硬直して目で追い、ゴキなら飛ぶ前に叩き潰します。 特に自制してくれずに弾丸飛来する、蝉や蛾は大嫌いです。なんでぶつかってくるんだYO!!! はぁはぁ。 今日私が襲われた?のは、多分蛾です。 しかも巨大で真っ黒け。親指くらいはあったので、三角形の高さは5cmくらいです。 調べてみても、分からなかったです。毒をもっていないことを願います。。。 締め切っていた家の中で、突然それが出現したら恐怖以外の何者でもないと思いませんか?? 二代目仁王堂に夕方足を踏み入れると、何かが背後でバサっと。 ん? 今までバーナーを使っていると家が鳴るのはあったのですが、あきらかに生物っぽい音です。 振り返ってぎょっとしました。 八畳くらいの台所の、玄関に続く部分の壁丈夫に黒い二等辺三角形が。 もう音はせず、止まっている(この漢字なのか留まっているなのか悩んだ)。まさに蝉くらい。 マジですか・・・・どこから入ってきたのだろう。施錠してあるのに。 まさか家の中でアレがミイラにならずに羽化した??(心当たりがある) 夏、裏庭の椿の葉裏にクマゼミの巨大な抜け殻を見つけて恐れおののいた私ですが、成虫にお目にかからずほっとしていたんです。 同じ頃、廊下の突き当たりに親指くらいの長さはありそうな緑の大きな芋虫さんを発見して総毛立ちます。どこから入ったんだ。 ここはなにもかもデカイ・・・コワイ・・・・ ガクブルしつつ、動かないみたいですし放置することに。 毒々しい見た目というわけでもなく、出来れば元来た道に戻ってほしいからです。手は出したくない。 出さずとも、ニ三日前に同じく廊下で違う種類の芋虫さんの成れの果てと思われる細ミイラを見たので、同じ運命になるだろうと思ったのです。 エサだって室内にはないし、初期にガッツリダニアース炊いたし。 たまたまその後10日ほどあけたので、気になってまたそこを確認したところミイラどころか何もなかったので拍子抜けしたのですが・・・廊下の屋根部分にある隙間から出て行ってくれたか蟻さんが連れ出したかしたのだろうと思って深く考えませんでした。 でもなあ。二ヶ月以上たって出るってことはないよなぁ。 首を傾げつつ、でも手は出したくないのでとりあえず http://www.fumakilla.co.jp/products/insect/osudake-vape/post.html 「唯一の頼り」 を6回ぐらいプッシュ。 本当は一押しぐらいでいいはずですが、とにかくこの部屋での濃度をあげて他の部屋に移ってもらおう作戦。死ななくても、気分が悪くなるぐらいになれば移動するだろうと思ったのです。 とりあえず、対角線の端と端くらいの距離があるのでビクビクしつつもバーナーをつける。 火につられて飛んでくるのは困るけど、スプレーが熱で上のほうに上がってくれれば逃げるかなって・・・・。 五分以上何も音がしないので、やっぱ効かないのかぁと諦めつつガラスを継ぎはじめる。 バササ・・・ んぎっと振り返ると、奥の部屋へ飛んでいくのが見える。 そうそう。そっちは空気がきれいだし、二階に行けばもしかしたら窓の隙間から出られるかもよ?などとエールを送る。窓を開け締めしていたのはずいぶん前だが、たてつけがよくなかったのでその隙間からもしかして入ってきたのかなとも考えて作業をする。 いつも音楽を聴いて作業するが、今日はMP3プレーヤーではなくポータブルCDプレーヤーを持参した。どうしても聞きたくなったが変換していなかったからだ。 ちょっとほっとしつつガラスを二本継いだら。 バサバサバサバサ えええええええええええええええええ? 振り返ると作業していた台所を飛んでいる。こっちに向かってる。 ガバっと立ってプレーヤーを取り落とす。 慌てて拾っているあいだにイヤホンが片方抜ける。 あ、と思ったらパシ、と頭にあたる。 んぎゃぁ! 飛びのいて椅子ごと後にずれる。 イヤホンとりつつ三角巾を解いて耳まで覆う。 パシン バスッ バササササ ヒぃいいい! 飛んでる!あたってる! バサササササササ バタン 虫コナーズが体当たりされて落ちた!!! しかも激しい音がするも、姿が見え・・・・ チリッ バサササ・・・ ぎゃぁん・・・バーナーの奥でもがいてる! こ、焦がされたってことですか?! 羽ばたく黒い巨大な蛾に恐れおののいていると、なんと視界から消えてバーナー台の奥の床でバサバサしてます。ずっと。止まらない(涙) 音が・・・・音が響いて強烈にホラーです! 呆然としていましたが、微かに聞こえる音楽に我に返り、プレーヤーがいかれてなかったことに場違いな安堵を感じつつも目は落ちる前のあたりをガン見。 物凄くドキドキしながらプレーヤーを止めてバッグにしまい、作業エプロンを取る。 注意深く、表面を上にするように置く。だって毒蛾だったら怖いもん。 ガスを元栓で締め、逃げの支度をしつつも最後のあがきで効くか効かないかわからないスプレーを取ろうと手を伸ばしたら・・・・・ バッサバサバサバサ びくんとするくらい一層激しく音がしたと思ったら横から転げ出てきた!! イヤァ〜!!!! 絶叫できないくらいの恐怖に取っていた三角巾をまたもや引っつかんで被る。 バシッ ひぃいいいいい! 狙ってないとは思うけど、物凄い執念みたいで怖い! 部屋のいたるところにぶつかっているけど、私と玄関の間を飛び交っているのでしゃがんで目で追うだけ。 玄関含め三つの部屋に開いた部屋だから遠回りすれば逃げられるけど、とりあえず暗いし頭が働かない。 バササササ!!! 今度は、何を思ったのか白い百均カゴに落ち、しかもそこへ斜めに伏せてあった持ち手つきカゴの下にはまって激しく羽ばたいている。 白と銀のしたで激しく動く黒。怖い。 隙間はたくさんあるのに、羽を動かしているせいで通り抜けられないらしい。 数分バタついているので、とりあえずマスク以外のものは取り払って部屋を通り抜ける。 あまりにそこに嵌っているので、バーナーの栓も閉じる。 バサバサバサバサバサバサバサバサ どうしようどうしようどうしよう 今思うと、マジでホラー映画のノリでした。鳥肌立ってましたよ。ホント。 玄関にこれたので、電気のスイッチを切る。 ぼんやり明るい外に気付き、街灯の明かりを頼みに外にでてくれるんじゃないかと思う。 台所の窓を開けたら他の蛾が入ってきそうで(いつも夕方は窓の外に虫がよってくるから)怖かったが、 暗くしたので玄関を開け放ってすだれも上げる。 バサバサバサバサ・・・・・ おーい。 肝心の蛾が、抜け出てこれないんである。 な ん で だ よ orz 幾ら待ってもヤツが嵌っていたら意味がないのである。阿呆だ。 近くへよって、カゴをよけてやる勇気はでなかった。 だってもう私の装備は取り忘れたマスクだけである。 仕方がないので、廃棄予定で玄関にあった空の「網戸に虫来ない」をぶつけることにする。 ガゴッ 確かに闇夜に白く浮かぶカゴに同じく白いボトルがあたるのが見えた。 シーン・・・・・・ これは逃げられたのか?と期待して、玄関扉の暗いほうに身を寄せる。 ん? 音はしないが、黒い影は飛んできていない。 なんと。 しばらくして再び激しい羽音がするんである。 もーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー びっくりしてただけなんですか? カゴひっくり返らなかったんですか・・・・。 でも絶対無防備な姿でそばによってカゴを上げたくない。 でもあんまりバサバサされて燐粉が飛び散ってそれに被れたりするのもいや。 あんまり開け放して、効いたかどうかはわからないベープが散ってしまうのも避けたい。 しかたないので、もう一度チャレンジしてダメなら締め切って今日はもう退散することにしました。 はあ。 ダメでした。 バサバサ激しく羽ばたく黒い侵入者をそのままに、帰ってまいりました。 なので明日行くのが大変気が重いです。 今日のぶんが一つも作れていないのですが、明日は午後イベント。 午前中に行って、もしもご召天なさっていなかったらどうしよう。 そうしたらカゴごと外へだして放そう。頑張ろう。 もしもご召天なされていたらもっとどうしよう。 ご遺体、見たくないし始末に困る・・・・。 調べてもなんの蛾なのかわからないので、毒蛾か否かがわからない。 掃き掃除で済ませてよいものなのだろうか。 いずれにせよ、規定量の数倍の薬剤散布は人体にも影響がありそうなので、明日は早い時間から空気の入れ替えをせねばならないのだろうなと思います。 網戸、三枚しかないんだよな〜あの広い家。 でも空気の入れ替え、もう絶対開放系にできない。二度とごめんだ。 恐怖心を拭い去りたく、ずいぶん長く打ち込んだものです。 でもほんと、怖かった。 http://www.kadokawa.co.jp/sp/201010-02/ 「これ」を読んだ後だからなのかな。
家に帰ってから、思い出した程度なんですが・・・・ これのラストシーンのように、大量のアレに襲われたら私でも泣き叫ぶと思う。 もう二度と、迷い込まないでくれ。 |
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でかい蛾は、飛んでくると怖いですよね〜。おそらく、ヤガかスズメガの種類ではないか、と思うのですが。スズメガは、ホウセンカとかサツマイモとかにくる、でっかい幼虫の種類です。蛾は、明かりと白っぽいものに飛んできますよ。白いシャツを着ていたら、背中に張り付いていた、という話も聞きます。残念ながら、鱗翅目にはピレスロイド系は利かないのではないかと…。殺虫スプレイたくさんかけても、普通に飛んでました。ハエ叩きが有効かもです。
蛾といえば、羊たちの沈黙ですよ。本しかみたことないですが。
2010/11/13(土) 午後 5:24
だまさん、遅くなってごめんなさい。
こ、ここここ怖かったです・・・頭に巻いていたのは赤い布でしたが割烹着のような上着は真っ白、エプロンは銀色で火を燃やしておりましたので強烈にお誘いしちゃったのですね(遠い目)
思えば蛾殿がまっていたのは白い壁でした。
殿は、お気の毒にカゴの中でお亡くなりになっておりましたです。
もしかしたら火傷のせいでしょうか。もさもさした黒い体のなかで、クルクルした蜜を吸うところ?だけが赤茶になってました。
やっぱり巨大で、あれを叩き落そうと挑むには私でも勇気を振り絞らないと・・・いや、珍しく絞れないかもでした。
写真、一応とってますけど・・・・コワイです。
羊たち・・の蛾は、マニアにはたまらないみたいですね。髑髏が付いてるのに抵抗はないですが、あれがバサバサ飛んでいる部屋なんて本の中だけでもう結構!ってかんじデスよね。。。
2010/11/16(火) 午前 10:24