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Dr.Kikkie (KIKI) : 不許無断天才|免責:本稿を真に受けて損害があっても知らん。

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2014年07月

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カセットI/Fをいぢる

大半のMSXはカセットI/Fを装備していることは、100人中120人までが知っている。大阪のおばちゃんが混じっていると、挙手のアンケートに両手を挙げたりするので、こういうことが起こり得る。

さて、そのカセットI/Fの機能はカセットとのI/Fにとどまらない。カセットテープ自体が絶滅危惧種のおそれがあり、過去のテープもワヤクチャになりつつある現在、I/Fの活用を図り、MSXのいっそうの隆盛の一助に資することができればと考える所存であります。何を改まってるんでしょうね、私。

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その手始めとしてやってみたのが、M2Mのダイレクト転送。今回使用したのは、SONYのHB-F900とナショナルのCF-2700以下、ややこしいのでSONYを「A」、ナショを「B」と呼ぶ。

「A」で簡単なプログラムを打ち込み、「B」を「CLOAD」で待ち受け状態にした。おもむろに「A」で「CSAVE "TEST"」と打ち込むと、見事に「B」に「Found : TEST」と表示され、「A」から「B」のプログラムの転送に成功した。

下が、それぞれのマシンのディスプレイ。向かって左側が「A」、右側が「B」。今回はMSX標準の1200bpsの転送速度を使ったが、2400bps高速モードを使っても特段問題は生じないはずである。むしろ留意すべきなのは信号レベルである。
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実は、「A」と「B」の間にアンプを仕込み、信号を増幅して「B」に転送した。使用したアンプは、例によって百均アンプ「ボリュームアンプ」。昔は「ボリュームあっぷ!」という別名もあったが、現在は統一されている模様。昔の機種とほとんど変更はない。付属のケーブルが3mから1mに短縮されたのと、ケースが若干大きくなったことぐらいである。ケーブルの短縮は、雑音軽減にむしろ役立っている。1mのケーブルも本当はもっと短くすれば、それだけで音質改善に貢献する。

MSXのケーブルはカセットI/F用の純正を使用。「A」側赤プラグをアンプの黒プラグに繋ぐ。オス・オス同士なので両端メスのアダプタを介して「後から前から」(1980年:畑中葉子)状態とする。
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アンプ本体の出力ジャックに「B」側白プラグを繋ぐ。片方向の転送なら配線も以上だが、双方向の場合は同様にもう一組接続する。
このアンプ、S/N比は悪いわ、やたらゲインは高いわでオーディオファンからは不評であるが、オモチャアンプとしては出色である。以前の勤務先の近くに大規模百均?があったので、アンプをみつけるたびに店にあるだけ買っていた。今、買いに行こうとすると運賃に往復千円かかるので、まことにラッキー島倉千代子である。

アンプの出力は、少しずつVRを上げていけば最適点がみつかる。印でもつけておくといい。電池がヘタると最適点も変わるので、ACアダプターからの給電に改造するもよし。ICは12V耐圧だが、コンデンサの耐圧が低いので5Vにするよろし。それ以上出力を上げても今回の目的上、意味ないし。

カセットI/Fでダイレクト転送が可能になったが、これが何の役に立つのだろうね。それはまだ考えていなかった。
例えば、MSXのディスクは壊れたがカセットI/Fが生きているときに、他のMSXのディスクのプログラムをカセットI/F経由で転送できる。カセットテープへの録音を経ないのでお手軽である。

惜しむらくは、turboRなどのカセットI/Fのない機種である。ディスクが壊れたら、MSX1、MSX2よりも厄介である。RS232Cといった通信手段を確保する必要があろう。たいそうなこっちゃな。

【余談】
小さなディスプレイに読める程度の大きさの文字が表示されているでしょ?HBI-J1などで漢字対応にして、大きな文字にしてるんよ。こういうとこに気を遣うのが、日本の「おもてなし」(死語)ですなあ。死語にしたらあかんがなw(・∀・)

漏れちゃう漏れちゃう

音漏れ実験やりましたぜ(・∀・)ざっとだけどね。

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これが今回用意した機材。左から100均のボリュームアンプ。右上四角いのがアンプに直接接続できるスピーカー、これも100均。その下のは参考までにアンプの心臓部。モノラルながらOPアンプにスイッチ付VR、抵抗、コンデンサ一一式ににケースまでついて100円とは恐れ入る。ちなみに右端のはサイズ比較のためのM4A1ライフル。

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この上側の砂粒みたいなのが、オシログラフプロープ用のピン。M1911A1(いわゆるガバメント)のマガジンと比べても小ささが分かるだろう。子どもの手近に置くのは、もちろん厳禁。銃本体がなくても弾丸の雷管部分に衝撃を与えると弾丸が発射されちゃうからね。

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試験装置全体図。プロープピンを49ピンとGNDに接続。49ピンの引き出しケーブルはアンプのプラグの先っちょへ、GNDはプラグのGNDへ。スピーカーは近所迷惑になるので、結局、イヤフォンにしました。
あ、今回はMADさんとこの基板を使っていません。きっちり接続できるのはいいのですが、抜き差しにかなり力がいるので、今回は、以前、60ピンのカードエッジを50ピンに切断したものを使いました。

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選りにもよって、こんなホコリだらけの機械を示さなくてもよかろうものを(・∀・;)
さて、結果報告。手持ちのMSXを全部試すと日が暮れるので、そうでなくても日が暮れてきたので、手近なもののみ試した。
Panasonic A1F、そこそこ漏れている。
SONY HB-55、こんなに漏れていいのか!とびっくりするほどダダ漏れ。
SONY HB-5、キーのクリック音は聞こえるがPLAY文の音楽は聞こえない。
東芝のMSX1やらMSX2やら各機種。驚いたことに全く音漏れしない。本当に音が出ているのかとびっくりしたぐらい。東芝の機種って、たいていステレオ仕様になってるでしょ?PSGの右チャンネルが左チャンネルに漏れては不細工だから、ミキサー部分を丁寧に作っているのかもしれない。

まとめ
確かに、カートリッジスロットの49ピンには音が漏れている機種があった。ただし、全然音漏れしない機種もあった。おそらく内部ミキサーの作り込みの差ではないかと思う。以前から東芝のMSXのきれいな基板とか丁寧な説明に好感をもっていた。惜しむらくは、カシオのやっつけMSXに駆逐されてしまったことだなあ(*´Д`*)

音漏れ

PLAY文で3和音鳴らしながら、49ピン「SUNDIN」と「GND」にちょいとプロープ当てたら楽勝じゃん♪ と、思ってたのです。
しかし、あれれ? 「GND」が41ピンと43ピン、ふたつあるよ?

ここでチラッと頭をかすめたものがありました。かつてOPアンプを作っていたとき、EMS対策(ノイズ対策)の教本に「信号回路のGNDと電源回路のGNDは、ごっちゃにしてはいかんよ」と書いてあったのでした。「もしや、これはそれか?」

訳の分からないことを考えながらMSX-Datapackのページをめくると、「信号線の説明」として、
 41ピン GND 電源および信号グランド
 43ピン GND 信号グランド
と書いてあるではありませんか。「ほれほれ」

しかし、様子がおかしい。同じ本の「MSX+回路例」を参照すると、
 41ピンと43ピンは直結して「GND」へ。
 45ピンと47ピンも直結して「+5V」へ。
この点についてググってみると、「電源ラインは、GND、+5Vとも2ピンずつ使って確実な供給を図っている」旨の説がありました。
実際に手近なMSXにテスターを当ててみると、それぞれ導通してました。どうやらEMS対策ではなく、確実な電源供給が目的だったようです。

余計なことを考えて横道に逸れたので、ちょと疲れました。音漏れ実験はまた明日にでも(さっさと片付けろよw)。


謎の穴

こちらもググってみました。確かに「カートリッジの抜き挿しを検出してリセットする」という説がありました。「そんな機種あったっけ?」という問いに「東芝パソピアIQで、ちょうど穴の位置にスイッチが付いていた」との答えが。

そのとき、なぜか手にはホコリだらけの東芝パソピアIQ HX-22がありました。スロットを覗いてみると「おっ!確かにスイッチがあるぞ!」
念のため、電源を入れてカートリッジを抜き挿しするとリセットがかかります。

…でもね、スイッチが当たるのはカートリッジケースの右側背面。謎の穴はケース左下で、関係ないんですよ〜。記憶違いでしょうね〜。
ちなみにケース左側背面のくぼみに沿ったかたちで突起が出ていて、ケースの前後を間違った挿入を物理的に阻止していました。
(写真載っけたいけど、ホコリがひどいので後日ね。)

他にナショナル、ビクター、パイオニアのセパレート機に当たってみると、それぞれリセットスイッチが確認できましたが、その位置はバラバラでした。謎の穴に絡む発見はありません。

もう一度ググってみると、「店頭でゲームさせてる店では、あの穴にチェーン通して盗難防止してたよw」という発言があり、これが一番真実味がありました。ただ、かなり細いチェーンでないとスロットに挿入できません。どこまで盗難防止の役に立ったのか?

というわけで、謎は謎のままとなりました。正体不明の穴については詮索しないほうがいいのかもしれません。(・∀・)アヒャ

ベネッセと秘密の穴♥

今日もほぼ一日惰眠を貪ってしまい、何も進んでいない。とりあえず、寝たフリをしながらネタ振りだけしておこう。
MSXの特徴のひとつが、カートリッジスロットの存在である。ファミコンのゲームカートリッジと似た、カードエッジタイプの基板が挿さるコネクタを「最低1個装備すること」とMSXの仕様書にある。片面25端子×両面、計50端子を持つ基板を挿すことができる。

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その各端子の名称は次表のとおり。あまり細かいことは気にしなくていい。MSXのCPU、Z80のピンのほとんどが外部に出ているのだな、ぐらいの感覚でいいかな(空欄は将来拡張用の予約端子)。
CPUメーカーなどは、新製品の発表とともに、チップと周辺回路を組み合わせた「評価ボード」をリリースする。顧客に試してもらって売り込むためである。MSXは、まるでZ80CPUの評価ボードである。これほど簡便にして適度に複雑な、いぢれる環境を提供したマシンは他にない気がする。Raspberry Pi のような教育的位置づけでもよかったかもしれない。「ゲーム機」との評価を甘受したのは失敗だった。ま、今さら言っても仕方がないけどね。

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さて、ようやく本題に入る。
注目してほしいのは49ピン。黄色マーカーした「SUNDIN」という端子。これは、カートリッジ側からMSX内部に音声を流し込む入力端子である。この端子について、最近、奇怪なウワサを耳にした。
なんと、この端子からMSX内部の音声が外部に漏出しているというのだ。それが本当なら、この端子には「ベネッセ」という別名をつけなければならない。現在、真相を確認するために、100均アンプや100均スピーカー、幾多のMSXのホコリ払いなどを鋭意進めているところである。このホコリでアレルギー性鼻炎が悪化し、抗ヒスタミン剤で一日中惰眠を貪っている次第。

閑話休題。もう一度、カートリッジに目を戻そう。ケースの正面左下にφ7mmの穴がある。出典を失念したが、この穴は「カートリッジが正しく挿入されているかフォトトランジスタなどで検出するため」という記述を読んだ気がする。実際には、そんな高級なMSXは了知せず、せいぜい機械式スイッチがあれば良心的だろう。とは言え、もしこの穴が光電的な検知目的だとすれば、透明ケースって穴の意味なくなるじゃん?wそういうの好きです(・∀・)

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テープ版プログラムの発掘作業で、ずいぶん散らかってしまいました。F900やらFS5500F2やらHC95やら、かさばる!ちゅうねん。
というわけで、作業棚の上に積み上げてみました。積み上げるの好きですなあw

の棚の向かって左のほうにGTが見えますな。都合3台あります。真ん中のセパレートタイプは、HB-F900で本体が4台、HBI-F900が2台あります。右端は概ねナショナルで、FS5500F2が1台、F1も1台あります。CF-3000もなぜか2台あります。大したことないのにね。パイオニアのPX-7が1台。ビクターのCH95が1台。それらの上に、HB-XV2台やら、CFなんやら、FSなんやらがバラバラっと(笑)

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下の棚は本来作業棚ですが、立て込んできました。
いっぱい端子のあるお尻を向けているのは、上がXRGB-3、下がXSELECT-D4、分かる人には分かる機械です。あとはDELLの700m、I・O DATAのディスプレイ、SONYのトリニトロン・ディスプレイ。
カシオのMX-10がちらっと見えてるのがご愛嬌ですな。拡張スロット付きで3スロット、プリンタ端子付になっています。

下の棚の下もスライド式の作業机になっていて製図器付きのトレース台がでーんとあります。昔、マンガとかテクニカル・イラスト描いていた名残りです。

さて、ここにあるMSXで全部、ではないのですわ。
他にもカシオの安いのが10台ぐらい、東芝も10台はあるかな? ナショナルのCF-2000だったかも2台はあったかな? その他、プリンタが確か計3台。スキャナが2台。カートリッジたくさん、フロッピーたくさん・・・、まったく、どうしようってんですかね。

MSX以外にもPCはいくつもあって、タブレットだけで大小4枚あります。プリンタ4台あります。スキャナ4台あります。オシロスコープ、工具、部品、ケーブル・・・、寝床まで圧迫されています。50cm幅で寝てます(本当ですよ!笑)
くたばる前に、特殊清掃業者に見積もり取らないけませんなあ。

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