|
私が普通の日に映画を見に行くということはほとんど無いのですが、前作の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』の出来があまりにも良かったので(初めて2回映画館に見に行きました)、その続編のQについてもネタバレが怖いということもあって、これまで同様、公開初日に見に行ってきました。
前の記事でも書きましたように、残念ながら世界最速公開のバルト9の0時に行きそびれたので、私が見たのは普通に京都の映画館だったのですが、そちらについても満席で、期待が大きかったことが伝わって来ました。 今後公開される映画のCMなどが続き、本編がなかなか始まらないのにやきもきしつつ待っていると、開始から10分ほど経って始まったのは同時上映と伝えられていた『巨神兵東京に現る』。 既に東京現代美術館の展覧会で上映されていたものということなのですが、そちらには足を運んでいなかったので私としては今回が初見。ただ、自分で言うのも何ですが感受性が強いところがあるので、いきなり嫌な気分に(特に危険が迫っているのに、携帯で写真を撮っている人間の姿なんかはもう)。 その余韻も冷めやらぬ中で本編が始まり(劇場内も静まりかえったまま)、とりあえず昨日のテレビ放送で予告編として冒頭の6分38秒が流されていたので、その重複している部分まではこちらも余裕を持って見ていられたのですが……。 そこを抜けると、ずっと頭の中に「?」が浮かんでいる状態で、ある意味エヴァンゲリオンらしいと言えばらしいのですが、感想を一言で言うとすると 「とうとう、やりやがった」 という事になりました(言葉は悪いですが)。 と言うのも、新劇場版は、テレビ放送されていたのをリビルドという形で作り直した「序」、元の話から大きく離れていった「破」ときて、今回の「Q」だった訳ですが、テレビ放送や劇場版が難解なまま、そして伏線が回収されないまま終わっていったのに比べて、これまでのところ良い意味で分かりやすく作られていて、どこか希望が持てるというか、このまま行ってくれたら、すっきりと送り出せるという感じがしていたのですが、見事に元のエヴァンゲリオンに戻っていったという感じなのです。 その事を如実に示していたのが映画が終わった後の観客の反応で、「破」が終わった時は、自然と劇場内に拍手が巻き起こったのですが、今回は無理矢理一人が拍手をしていただけで、後に続く人が誰もおらず、出口に向かう人の顔を見ていても、多くの人が苦笑いしているというのが見て取れました。 正直に言って期待していたものとは違うものを見せられた感じがしますが(「破」の時の予告編とも全然リンクしていませんし)、これもエヴァ。 とりあえず前作などを見たことがある人は、見に行ってみては如何でしょうか。今にして思えば『巨神兵東京に現る』を先に見ていたことで、こういう結末になることを少し覚悟できたという面もあったように思います。 |

- >
- エンターテインメント
- >
- 映画
- >
- 映画レビュー



