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ビタミンサプリの意外な10の危険性
 
 
 
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Pieter Cohen. M.D., with a patient who had a heart attack while on supplements.
 
 
Illustration by: Andy Potts
 
 
 
 
御転載元

プロフィール

ニックネーム  tak
性別  男性
誕生日 12月24日
血液型  血液型による性格診断は非科学的です

自己紹介

久野高义

神戸大学医学部で薬理学を教えています。薬理学では、薬物の作用や代謝を個体、臓器、細胞及び分子レベルで理解し、正しい薬物治療を行うための知識を学ぶことを目的としています。

大学院では、分子薬理・薬理ゲノム学分野を担当し、モデル生物(分裂酵母)を用いて薬理学の研究を行っています。詳しく知りたい方は、
研究室のホームページをご覧ください。
 
 
 
 
Thu, August 16, 2012 06:30:11

ビタミンとサプリの意外な10の危険性

テーマ:生活・社会
10 surprising dangers of vitamins and supplements
以下は、記事の抜粋です。
-----------------------------------------------
1. Supplements are not risk-free(サプリメントにはリスクがある)
FDAによれば、サプリに関連する有害作用についての報告は多く、死亡例もある。処方される薬にもリスクがあるが、薬には重要なメリットがある場合が多い。一方、サプリにはリスクしかない場合が多い。

2. Some supplements are really prescription drugs(いくつかのサプリメントは処方が必要な薬物を含んでいる)
精力や筋肉の増強をうたっているサプリには、シルデナフィル(バイアグラ®)やアナボリック・ステロイドが含まれていることがある。これらは、非常に危険である。

3. You can overdose on vitamins and minerals(ビタミンやミネラルの過剰摂取は毒性や副作用をひき起こす)
健康人の場合通常の食事に含まれているビタミンやミネラルで十分に必要量は摂れている。その上にサプリなどで過量摂取すれば、それ自身の有害作用や他の薬との相互作用によって障害を生じる可能性がある。どうしても、特定のビタミンが不足する場合は単味で摂るべきで、マルチビタミン剤は避けた方が良い。

4. You can’t depend on warning labels(ビタミンやサプリの警告ラベルはあてにならない)
処方薬と異なり、ビタミンやサプリの場合は警告ラベルが義務付けられていない(鉄だけ例外)。そのため、ラベルに一貫した警告が書かれていることが少ない。

5. None are proved to cure major diseases(主要な疾患はビタミンやサプリで治らない)
サプリで病気が予防できるとか治るとかいう宣伝が巷に溢れているが、すべてエビデンスのないインチキだ。FDAのメーカーに対する警告が追いつかないだけのこと。

6. Buy with caution from botánicas(植物由来のものは気をつけろ)
ハーブなど植物由来のサプリは品質が不安定で、処方薬との相互作用についても不明なものが多い。どうしても摂取したい場合は、統合医療の専門家のアドバイスを受けること。

7. Heart and cancer protection are not proved(心臓病やがんの予防が証明されたビタミンやサプリは存在しない)
オメガ3と抗酸化剤はそれぞれ心臓病やがんのリスクを減らすと信じているヒトが多く、何百万人の女性が骨に良いと思ってカルシウムを摂取している。しかし、最近の臨床試験はこれらのサプリの安全性や効果が疑わしいことを示している。

8. Pills can irritate the esophagus(錠剤は食道を刺激することがある)
錠剤は、気道に入ってしまうと治療が必要だし、水無しで飲むと食堂に留まって刺激することがある、安全のためには水と一緒に飲むようにした方が良い。

9. Some ‘natural’ products are anything but(いくつかの「自然」サプリは合成品が混じっている)
宣伝では「自然、天然成分」をうたっていながら、大半は人工合成品であることもある。処方薬のように厳しい安全性や効果の試験を経ていないので、これらの文句に騙されてはいけない

10. You may not need supplements at all(サプリはあなたにまったく必要ないかもしれない)
普通の食事を摂っていれば、サプリを余分に摂取してもほとんどメリットはない。以下は、各ビタミンやサプリについての説明。

ビタミンA普通の食生活をしていてビタミンA欠乏症になることはほとんどない。ベジタリアンだとしても、緑の濃い野菜を食べれば十分量のビタミンAを摂取できる。

ビタミンB類多くの場合は十分な量のビタミンB類を食事から得ている。例外としては、ベジタリアンの場合にB12が欠乏する、50歳以上の1−3割に認められる胃酸が不足しているヒトの場合、B12の吸収不全がおこる、また、妊婦の場合は葉酸を多く摂取する必要がある、などがある。

ビタミンC:喫煙者や老人の場合、ビタミンCが風邪の症状を改善するという報告がある。しかし、予防効果はない。一方、ビタミンCは鉄の吸収を促進するので、鉄の過剰蓄積に注意する必要がある。

ビタミンD脂肪を多く含む魚や卵を普通に摂取していればビタミンDが不足することはほとんどない。例外として、高齢、肥満、肌の色などでビタミンD不足になることがあるので、不安な場合は医療機関で血液検査を受けること。

ビタミンE:本ビタミンの過剰摂取は少量でも死亡率の上昇と関連している。さらに、血液の凝固を阻害する作用があるので、アスピリンやワルファリンなどの「血液サラサラ薬」と一緒に飲むと出血による障害がおこる可能性がある。

マルチビタミン:過去に行われた臨床試験は、マルチビタミン剤が一般のヒトの健康を改善しないことを繰り返して証明している。強いて探せば、妊婦か母乳育児中の女性、あるいは1200カロリー/日以下のダイエットをしているヒトであれば、マルチビタミン剤を飲んでも良いかもしれない。
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Consumer Reportsという雑誌はアメリカで生活している時、商品購入に際してよく参考にしていた雑誌です。ビタミンとサプリについての危険性がよくまとめてあったので紹介しました。


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