暫(しばらく)

古典芸能と演劇鑑賞と食べ歩きの日記です(久しぶりに再開しました)

全体表示

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

イメージ 1

「カンナさん大成功です!」キム・ヨンファ監督(2007年)

監督:キム・ヨンファ
原作:鈴木由美子
出演:
 キム・アジュン (Kanna)
 チュ・ジンモ (Sangjun)

(goo映画より)
 身長169cmにして体重95kgという体格のカンナ(キム・アジュン)の基本スタイルは上下スウェット。
 楽しみといえば豚の三枚肉を食べることで、馴染みの占い師にも「お前に取り柄があるなら
 教えてくれ」と言われる始末。
 だが、そんなカンナにも人並み以上の才能があった。
 誰もが聞き惚れる美声と天才的な歌唱力。その取り柄を活かし“影の歌手”、ゴースト・シンガー
 として活躍していた。顔とスタイルは抜群だが、歌はまるでお粗末なスター、アミの舞台裏で、
 彼女の代わりに歌を歌っているのがカンナなのだ。
 スポットライトの当たらない場所ではあるけれど、その時だけは想いを寄せるプロデューサー、
 サンジュン(チュ・ジンモ)をモニター越しに眺めることができる。
 自分が“特別”になれるその瞬間、それだけでカンナは満足だった。
 ひたすら現実から眼を背け、自分の殻に閉じこもって暮らすカンナであったが、
 サンジュンの誕生会で彼の本音を聞いてしまう。
 「カンナには才能はあっても美貌はない。憐れんで放っておけばいい」。
 カンナは絶望の渕を彷徨った果て、全身整形という壮絶な決断をする。
 テレクラで知り合った美容整形医を脅し、大手術を決行。
 その日からカンナの巨体は業界から姿を消した…。
 カンナの謎の失踪から1年後、突如ジェニー(キム・アジュン)という歌手が現れる。
 169cm、48kgというスタイルで、天才的な歌唱力を持つ彼女は一躍トップスターに踊り出た。
 実は、彼女は昔のカンナ。命がけの整形と超絶ダイエットでジェニーに生まれ変わったのだ。
 ジェニーが微笑むだけで男はイチコロ。その歌声だけで誰もが涙する。
 そんなジェニーを、サンジュンも気にせずにはいられなかった。
 だが、彼女は決して秘密を明かさない。贅肉とともに捨て去ったカンナという過去には、
 自分の幸せはない、と固く信じていた・・・。

ジェニーことカンナのキム・アジュンが本当に可愛い。
そして歌がめちゃくちゃ上手い。
メイキングを見たら、それことゴーストシンガー(吹き替え)を使わずに
自分で歌っているようだ。
ドラマ「アクシデント・カップル」も良かったけど、この映画はもっといい。
相手役のサンジュン(チュ・ジンモ)もカッコいいが、初めて見る役者だった。
話も単純明快で、笑えるし泣けるし、作品としても面白かった。

蜘蛛の糸

イメージ 1

「蜘蛛の糸」芥川龍之介著

内容紹介
生前の悪行のために地獄に落ちた■陀多。
しかし彼のたったひとつの善行を思い出したお釈迦さまは、極楽から救いの糸をたらすが。
表題作「蜘蛛の 糸」をはじめ、土を積み、風をはらみ、
一気に山を下る憧れのトロッコに乗れた喜びも束の間、
日暮れの山道にひとり取り残されてしまった少年の不安を描いた「トロッコ」、
色彩感溢れる美しいラストシーンが印象的な「蜜柑」など、
一度は読みたい名作短篇八篇を収載。

ハルキ文庫から著作権が切れた作品を280円文庫として出版したうちの1冊。
「トロッコ」と「杜子春」は国語の教科書に載っていた覚えがある。
今になって読み返すと意外と面白い。
というのも世間ずれした大人にはいろんな見方ができるから。
本のタイトルの「蜘蛛の糸」は、
結局はお釈迦様の道楽に付き合わされた悲しい人間の物語に思えたし
「トロッコ」では、「暗くなるから帰んな」と主人公の少年の帰り道も心配せずに
放り出した大人たちを冷たい感じたが、少年が無邪気すぎたのだと思い直したり。
でも「蜜柑」は切なく悲しい話だった。でも何故少女は一人で列車に乗っていたのか?
280円という手軽さが嬉しい。他の作品も読んでみよう。

リタルダンド

リタルダンド

http://www.ritardando.jp/

【会場】パルコ劇場
【チケット】8,400円
【上演時間】2時間35分(休憩15分含む)
【作】中島淳彦
【演出】G2
【音楽】荻野清子
【出演】
  吉田鋼太郎、一路真輝、高橋由美子、伊礼彼方、
  松下洸平、市川しんぺー、山崎一

(パルコ劇場HPより)
 最愛の人が壊れてゆく。
 ちょっと待ってよ、
 止まれとは言わないから。
 時間よ、お願い、
 リタルダンドで。

 近年増加していると言われる若年性アルツハイマー。
 それは働き盛りの40代、50代で発症し高齢者より進行が早いため、仕事、家庭、
 社会に及ぼす影響ははかり知れないものがあります。
 最近では、その苦しみや葛藤、支える人の愛を描いたドラマ、映画や
 ドキュメンタリー番組なども多く見受けられます。

 『リタルダンド』は、若年性アルツハイマーにかかった夫、
 その看病のために自宅を職場にしてしまった妻、
 そこに集まる親族や隣人たちが織りなす人間模様を描きます。
 病気と向き合いながらも明るい笑いの絶えない毎日、一方、日ごとに増す病気の恐怖に
 くじけそうになる夫婦の真実の姿、そして、そこで起こる奇跡…。
 せつなくなるほど愛おしい人間の姿を心に残る音楽を挿んで繰り広げられる舞台、
 それが『リタルダンド』です。

やっぱ吉田鋼太郎はうまいよね。
アルツハイマーで徐々に壊れていくサマが怖かった。
一路真輝のヨウコが暖かくて愛が溢れている。
結婚半年で旦那が若年性アルツハイマーに・・・
こんなに人間できたヒトはあまりいないんじゃないかな。
兎に角、ハンカチなしには見られない芝居で
そこがアザトイと思ってしまうと多分感情移入はできない。
何も音楽劇にしなくても?とは思ったが。
脇を固める高橋由美子、伊礼彼方、山崎一がイイ。
息子役の松下洸平は可愛らしいけど、そもそも役者じゃない?
経験の浅さが初々しさを醸し出していた。
微妙だったのは市川しんぺーで、ズバズバと嫌なことをクチにする役だが
吉田鋼太郎との息がぴったりでどこまでアドリブなの?と思わせるシーンが
いくつかあって楽しそうだった。
この芝居の作者である中島敦彦はこれからチェックかな。
「劇団道学先生」は「デンキ島」で初めて知った劇団。
デンキ島は蓬莱竜太作だったけど。

2011年7月18日(日)大阪松竹座
関西・歌舞伎を愛する会 第二十回
七月大歌舞伎
<昼の部>
一、播州皿屋敷(ばんしゅうさらやしき)
【配役】
  浅山鉄山  愛之助
  岩渕忠太  亀 蔵
  腰元お菊  孝太郎
【感想】
 番町皿屋敷は何度も見たが、播州皿屋敷は初めてだった。
 子供の頃から知っている皿屋敷はこっちの話だと思う。
 何しろお菊がお化けになって井戸の底から「一枚、二枚・・・」と
 数える話しか知らなかったのだから、最初に歌舞伎で番町皿屋敷を
 見たときはあまりに純愛物で驚いたもんだ。
 愛之助の鉄山は貫禄を出そうと無理に野太い声を出して変だった。
 もっとも悪い奴だと分かりやすかったが。
 最後は井戸に沈められたお菊が出てきて「かさね」のように
 鉄山を引き戻す。納涼歌舞伎でした。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
二、新歌舞伎十八番の内素襖落(すおうおとし)
【配役】
  太郎冠者  三津五郎
   鈍太郎  亀 蔵
  次郎冠者  巳之助
   三郎吾  萬太郎
   姫御寮  梅 枝
   大名某  秀 調
【感想】
 番付の上演記録をチェックしたところ、意外とこの素襖落は
 上演されていない。
 確かに吉右衛門でしか見たこと無いかも。
 三津五郎だから悪いはずが無い。
 コミカルだがふざけすぎずに上品にまとまるところが凄いと思う。
 こういう大名の役は秀調がうまい。
 お姫さまの梅枝がきれいだし落ち着いている。
 梅枝はどんどんうまくなっているように見える。
 しかし、どうしてこうもみんなお酒好きなのか?

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
三、江戸唄情節(えどのうたなさけのひとふし)
  序幕 芝居茶屋伏見屋より
  大詰 村山座の舞台まで
【配役】
        杵屋弥市  仁左衛門
  芸者米吉後に女房お米  時 蔵
       坂東彦三郎  三津五郎
        市村家橘  愛之助
      俵屋娘おいと  梅 枝
     隣家の女房お留  吉 弥
        番頭平助  竹三郎
     小揚げの七兵衛  彌十郎
    伏見屋女将おふさ  秀太郎
【感想】
 昼の部で一番期待していた演目。
 初めて見る芝居だし、何しろ出演者が豪華。
 最後には劇中劇で三津五郎と愛之助の連獅子まである。
 三味線の腕前を披露する難しいこの役は、先代の仁左衛門を引き継いでいるようだ。
 この芝居を何故大阪で上演したのかは謎だけど
 仁左衛門の魅力を堪能するには良い芝居かもしれない。
 が、何故だろう、満足できる芝居だったが感動までは至らなかった。
 

2011年7月17日(日)松竹座

関西・歌舞伎を愛する会 第二十回
七月大歌舞伎
<夜の部>
菅原伝授手習鑑
車 引
【配役】
 藤原時平公  我 當
 舎人桜 丸  孝太郎
 舎人杉王丸  巳之助
 舎人梅王丸  愛之助
 舎人松王丸  進之介

【感想】

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
通し狂言
伊勢音頭恋寝刃
相の山
  宿 屋
  追駆け
  地蔵前
  二見ヶ浦
  油 屋
  奥 庭
【配役】
         福岡貢  仁左衛門
        油屋お紺  時 蔵
       料理人喜助  三津五郎
         奴林平  愛之助
        油屋お岸  梅 枝
        仲居千野  吉 弥
 徳島岩次実は藍玉屋北六  亀 蔵
 藍玉屋北六実は徳島岩次  秀 調
        油屋お鹿  彌十郎
  今田万次郎/仲居万野  秀太郎
        藤浪左膳  我 當


【感想】


.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事