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歌舞伎座新開場柿葺落
二月花形歌舞伎
<昼の部>
通し狂言 心謎解色糸(こころのなぞとけたいろいと)
小糸左七
お房綱五郎
序 幕 深川八幡の場
二軒茶屋松本の場
雪の笹藪の場
二幕目 本町糸屋横手の場
同 奥座敷の場
元の糸屋横手の場
三幕目 大通寺墓所の場
四幕目 深川相川町安野屋の場
同 洲崎弁天橋袂の場
大 詰 小石川本庄綱五郎浪宅の場
同 伝通院門前の場
【配役】
お祭左七/半時九郎兵衛 染五郎
本庄綱五郎 松 緑
芸者小糸 菊之助
糸屋の娘お房/九郎兵衛女房お時 七之助
神原屋左五郎 松 江
山住五平太 松 也
赤城左京之助 歌 昇
廻し男儀助 萬太郎
芸者小せん 米 吉
芸者お琴 廣 松
丁稚與茂吉 玉太郎
番頭佐五兵衛 松之助
中老竹浦 宗之助
石塚彌三兵衛 錦 吾
鳶頭風神喜左衛門 男女蔵
松本女房お蔦 高麗蔵
安野屋十兵衛 歌 六
女房おらい 秀太郎
【感想】
初めて見る演目なだけに期待していたのだが
意外と残念な感じだった。
菊之助の小糸と染五郎の左七は絵になる。
南北作品だからどんだけドロドロしているのかと思いきや
割にあっさりだったのは花形のせいか。
子を殺すところの描写は歌舞伎らしからぬ演出。
子供の首をしめながら引き回したりして
思わず目を背けたくなるような残忍さ。
でも人間の感情やもつれた関係の表現は薄い。
台本のせいか、演出のせいか、役者のせいなのか。
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