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今日は修学旅行のことを書こうと思いましたが、
生徒に相談されたことが
頭から離れず・・・・
「先生・・・
お母さんのこと
忘れるのが怖い・・・」
「どうしたの?急に」
「みんなだんだん忘れてきてるから・・・
あの日のこと、みんな
少しずつ忘れてきてるのがわかるから・・・」
「・・・・違うよ。
忘れてお母さんが
●●さんの心から
いなくなることは決してないよ」
「・・・・」
「確かに辛いことだったから
みんな震災を考えないようにしている
でも、忘れたわけじゃないよ
先に進もうとしてるの
乗り越えようとしてるの」
「ちがうの?」
「似てるようで似てないよ」
「むずかしい」
「うん、難しいね
お母さんのこと
忘れたくないでしょ?」
「・・・うん」
「お母さん、●●にどうしてほしいのか
考えたことある?」
「・・・・ない」
「去年ね、テニスがんばってほしいって言ってたよ
覚えてる?」
「うん」
「あとね・・修学旅行で友達と
楽しく過ごしてほしいって
あとは・・・先生、勉強なんとか
してあげてくださいって言われたよ!」
笑いながら「・・・覚えてる!」
「お母さんを忘れるんじゃなくて
お母さんの願いをかなえてあげなよ」
「・・・・?」
「お母さんは●●に
テニス頑張ってほしかったの
それはかなったよね?
次は修学旅行!
あかあさんにお土産買ったでしょ?
報告した?」
「うん!」
「あとは高校のこと
すごい心配してたからさ・・・
やっぱがんばんなきゃ!勉強」
「え〜やだな〜」
「ダメ!!!!
おかあさんと先生
約束したから!
だから勉強しなさい
あ、あと得意の料理も
もっともっと練習して
おかあさんの味
取り戻さないと!」
「勉強はしたくないけど・・
料理はがんばる!」
・・・こんなニュアンスの会話でした。
家や車は流されたものの
私は、身内を亡くしていません。
この子の辛さ
すべてを理解してあげることは
できません・・・
情けないですが
話を聞いてあげることが精一杯
もっともっと
ベテランの先生ならどうしてるのだろう・・・
もっともっと
力が欲しい
10月になりました。
でも
私は絶対に忘れません。
目の前のあの風景
無情にも
流されていく
人々や町の姿
あのときの生徒の表情
自分の感情
絶対に忘れません。
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2011年10月04日
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