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20130208(了) ジャック・オーディアール監督/映画「預言者」 UN PROPHETE タハール・ラヒム/ニエル・アレストリュプ/アデル・バンシェルフ/ ビシャーム・ヤクビ 音楽:アレクサンドル・デスプラ 2009年/仏映/150分/DVD/レンタル <★★★☆> 解説) 第62回カンヌ国際映画祭で審査員特別グランプリに輝き、第82回アカデミー賞外国 語映画賞にもノミネートされた刑務所を舞台としたドラマ。マフィアが支配する刑務所へと送 られたアラブ系の青年が、壮絶なサバイバルを経て自身のファミリーを形成する姿を活写す る。メガホンを取るのは、『リード・マイ・リップス』『真夜中のピアニスト』などで知られ、フラン スを代表する監督の一人、ジャック・オーディアール。主演は、本作で本格的に俳優デビュー を飾り、セザール賞初となる主演男優賞と新人賞のダブル受賞という栄誉をつかんだ新星タ ハール・ラヒム。 150分と長いことがわかっていたんで、観ることができるか怪しんでいたところ・・・ 週末、何とか間に合った。 150分と長かったのは主役のアラブ系の若者の刑期が6年あって、6年間の中での変貌をじ っくり見せるためなので、一応納得。成長譚といえるかどうかは、また別。 フィルム・ノワールと言えばいいようでね、堂々と扱うのは麻薬。 徒党同士の争いの激しさは尋常じゃなく、刑務官も抱き込んでの凄まじい争いがリヤルに繰 り広げられてゆく。 日本のヤクザ映画とはえらい違いやが、ま、これもヤクザ映画やね。それもヤクザの成長譚。 様々な賞の候補になっただけのことはある。 誰もが観て楽しめるかどうかは疑問ながら、いい出来の作品だと思う。 共演者や脇が皆なかなかよかった感じ。でも主役のアラブ系俳優はハンサムで、これから いろいろ出演作が続くんじゃないか。 コルシカ・マフィアの刑務所内のボス役ニエル・アレストリュプという方、独特の存在感。 音楽はヨーロッパに戻った感じのデスプラ。エスニック風味をたくみに織り交ぜてのフランス 系ヤクザ映画の雰囲気、上手かったんじゃないか。ワタシは好きじゃないけど。 そうそう、‘預言者’というタイトル、ぜんぜんぴんときませんで、おしまいのほうで、え?という
シーンがあって、そのあとでこの言葉が何度か使われるものの、掘り下げられないのでその ままになってしまったような具合でした、ワタシには。 |

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