休みには中古屋のはしご

「精神」と「肉体」などと勝手に自分と思い込んでいるものに呪いあれ!とまれ「自分の中」でもってこの二つの乖離がどんどんひどくなる。

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20130621(了)

アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督/映画「BIUTIFUL ビューティフル」

  ハビエル・バルデム/マルセル・アルバレス/エドゥアルド・フェルナンデス/
  ディアリャト・ダフ/

  音楽:グスターボ・サンタオラヤ

  2010年/スペイン・メキシコ映/148分/DVD/レンタル

  <★★★△>


解説: バルセロナを舞台に、闇社会に生きる男が末期がんで余命いくばくもないことを知り、
愛する子どもたちのために精いっぱい尽くそうと奮起する感動作。『バベル』の名匠アレハン
ドロ・ゴンザレス・イニャリトゥが監督を務め、現代社会の病理をリアルに扱いながら、闇の中
から一筋の光を見いだそうとする人間の強さと美しさを描く。主演は『ノーカントリー』のハビエ
ル・バルデム。父から子どもたちへ向けられた最後の愛の物語に胸が熱くなる。

余命いくばくもないことを知ってから、人生を整理し子供をなんとかしなければと、頑張ってし
まう男のあがきを描く。けっこう素直な子供たちやこらえ性のない別れた妻、不法滞在の中国
系労働者とそれを管理する同じ中国人たち、その上にいてその日暮ぐらし的なヤクザまがい
の連中、セネガルからの密入国者などなど。
男はもともと根が優しいので、時間がなくなってしまったことを知ってのじたばたが、なおのこ
とつらく哀れだ。
タイトルは言葉を子供に教えている時、出てくる。
この男の最後の生きかたと逝きかたをかけているんだろう。

これを観て、どうなのよ!といわれても困る。濃く臭く、、、カミサンの辟易も理解。
厳しい現実と、生物学的に正しい「人間性」や「愛情」との関係を、なんぼ検証したところで、
たいして自分の参考にはならんわけで、ならば文学作品のように鑑賞すればいいのかという
と、そんな生易しいものじゃ・・・いや、そんなものなのかも・・・。
映画作家の作品だということはわかる。嫌味でなく賞獲りの作品という感じ。

最後のほうでは、ラヴェルのピアノ協奏曲の美しい第2楽章がずっと流れる。
関係ないけど・・・S・マックィーンとフェイ・ダナウェイの「華麗なる賭け」で、この曲に似たかん
じの曲をM・ルグランがつけていたように記憶しています。

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