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20130828(了) ウェス・アンダーソン 監督/映画「ムーンライズ・キングダム」 MOONRISE KINGDOM ブルース・ウィリス/エドワード・ノートン/ビル・マーレイ/フランシス・マクドーマンド/ ティルダ・スウィントン 音楽:A・デスプラ 2012年/米映/DVD/94分/レンタル <★★☆> (紹介) 『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』などで異彩を放つウェス・アンダーソン監督による異 色コメディー。1960年代のとある島を舞台に、ボーイスカウトに所属する一組の少年少女の 逃避行と彼らを追う大人たちの姿を描く。遊び心あふれる独特の映像センスがさえる物語は、 第65回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に選定され、高い評価を得た。キャストにはブ ルース・ウィリス、ビル・マーレイ、エドワード・ノートン、ティルダ・スウィントンら豪華な顔ぶれ がそろう。 なにがどう面白いのか、言うのはけっこうむずかしい。 このしらっとした恋人二人の関係や逃避行がかわいいというより、むしろヘンテコリンだし、い っけんうろたえている大人の反応も、全く的外れで、全員が何のために生きているのかわか らないようなのね。現実感がチョー希薄。 ただ映画としては、どたばたをにやにやクスクスしながら描いていることだけはわかる。 「脳化」社会なんだが、奇妙にタガが緩んでしまっている感じで、生活や価値観がいわば「遠 景」としてしか見えない。よって、なにをもって‘おかしみ’とするか? ‘そのへん’ですかネ。 島は終始どんより曇った状態。お話の舞台はいかにも寒そうだった。 なのに着込んだヒトも、半ズボン姿も水着姿も出てくる。 季節がわからない。 リアリズムなら(って、この映画、リアリズムからはうんと遠いわけだけれど)、きっとウンカと かブヨとか蚊がワンサカいて、それで空が曇って見えるんじゃないか・・・ ま、アメリカも北のほうはこういう景色なんだなあと思ったしだい。今更だけど・・・ ネットの解説どおり豪華なキャスティング。でもその中には載っていない。あのチョイ役(E・ ノートンの上官役)のだらしないジイサンは、ハーヴェイ・カイテルじゃなかったかしらん。 音楽はデスプラ。「青少年のための管弦楽入門」その他ブリテンの曲をメインに使っていた。 “ピーター・グライムズ”あたり? ‘劇伴’としては相当つまらなかったと思うが、ピントのズレ を楽しむような映画だから、つまらないもナニもない。 (映画のメモは、すぐに取っておかないと忘れる。でも、もうちょっと褒めないとなぁ)
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