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20130428(了) サム・メンデス監督/映画「007/スカイフォール」 SKYFALL ダニエル・クレイグ/ハビエル・バルデム/レイフ・ファインズ/ジュディ・デンチ/ ナオミ・ハリス/ベレニス・マーロウ/アルバート・フィニー/ベン・ウィショー 音楽:トーマス・ニューマン 2012年/米映/143分/DVD/レンタル <★★★△> レンタル屋の店頭に並んだら、つい観たくなりまして・・・ ストーリーはつまるところ「内輪の話」ですな。それ以上は言う必要ない。 だからと言うべきなんだろう、冷戦時代に始まっている007シリーズ、始めはおっとりしたマン ガ調だったが、最近の007はまたなんというリアリズム、というか根っこの感じられない意味 不明なテロリズムを描いてのリアリズム、の極致。 143分は確かに長いものの、主人公ボンドが一体何度死ねばいいんだというくらいのド迫力シ ーンの連続で息もつかせない。その極度の緊張感の見せ方の巧みさこそ命(?!)。新旧交代 の流れも表現され、ボンド自身は今回もかろうじて生き延びる。立派な胸や腹の筋肉にもか かわらず、実はもう落第してしまっているのですな。 迫力シーン満載という見所以外には、役者も豪華で、ブッ切れてしまったバルデム、銃を撃つ ファインズ、髭でわかりにくい老A・フィニーなどそれぞれに見ごたえあるほか、Qのベン・ウィ ショー(「パフューム」の役者さんやね)、上海のシーンで出てきた怯えるベレニス・マーロウ (彼女がむごたらしい最期を迎えるのは、ありゃあ“軍艦島”なんだって?)などもなかなかの ものでした。 決戦の地の名がSKYFALL。あれはスコットランドなんでしょうね。あの寒々とした景色に惹か れて、行って見たいなんてかたもいるでしょうが、ワタシは映画だけでたくさん。 アカデミー賞の音楽部門の候補に一応上がっていたトーマス・ニューマンの音楽、いまいち 評判が良くなかったみたい。ワタシには良かったですよ。匂い立つエスニック風味が意外にマ ッチしているだけでなく、乾燥しているのにベターッとした弦の音がいかにもニューマンで、若 干物足りなくらいではありましたがやはり独特。かの賞を獲ったのは「ライフ・オブ・パイ」で、 もうじきレンタルされるようだから、ま、音楽も気にしていずれ観てみましょう。 でも点数低いんじゃないかって?
まあ・・・こういうタイプのスパイが活躍するような世界じゃないし、、、というか、そういう話じゃ なくってさあ、映画としては、強引にひねり出した最高に‘作り物’臭い代物なんで、へんな言 い方だけど、楽しむつもりならそれなりのスタンスが要る・・・ とかね、そのへんのこと。 |

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