静かな生活

心理・教育・福祉問題ほか、生活の中で発見したことに関し比較的短い文章によるデータベースにしていく予定です。様々なジャンルに挑戦!

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※数ヶ月先の会報誌に掲載される(かもしれない)旅行体験記です。

昨年の伊豆旅行に続き、今年も麦の会が主催する旅行に参加させていただきました。
私は、どちらかといえば、一人趣味を多く持っています。
例えば、読書や映画鑑賞を通して色々なことに考えをめぐらしたり、
休日などにわりあい長くジョギングして自然と空気を感じたりするのが
私のもっとも気軽で親しんだリラックス法です。

私にとって、旅行は数少ない、他者と共有できる充実したプライベートの過ごし方でした。
大学在学中には、年度始めに体育などの長期休暇集中型の授業を登録して
日光や岩手にスケートや自転車の合宿に参加したり、
バイトの友人とタイに行ったこともありました。

旅行に向けての話し合いは2月に始まりました。
植村さんのアドバイスもあり、
いつもより積極的に自分の意見を提案させてもらったところ、
前回が海だったので、今回は山がいいということもあり、
一度は私の富士登山&富士吉田観光案の方向で話がまとまりました。
山登りがいいと思ったのは、私自身何度か経験があって興味があったことに加えて、
体を動かしながらメンバーで協力して山登りを成し遂げることで、
得られるものが大きいと思ったからです。

その後、色々な事情から間近になって登山や山梨行きの計画は変更を余儀なくされ、
様々な制約が重なった日時、行程、料金などに関しても、
植村さん、高橋さんを中心に、私をふくめた会のみんなが協力し知恵を出し合った結果、
思い出に残る充実したに信州旅行になっていくことになります。

当初は楽しみにしていた登山が実現できないことに残念な気持ちもありましたが、
メンバー全員の試行錯誤と協力のおかげで達成することのできた今回の旅行は、
これまでの旅行にも増して、
一人旅では決して得ることの出来ない経験や気付きをもたらしてくれました。


次に、信州旅行を通して私なりの発見を、
「協力」と「観光」という二つのキーワードに沿って考えてみます。
 

私が発見した「協力」は、さまざまな制約を乗り越えて、
メンバー全員で旅行が実現できたことです。

フルタイムの勤務時間の合間に時間を作り、一番の列車を調べ、
夜も遅くなって駆けつけてくれた紺谷さん。

同じく勤務と夢に向けた取り組みで忙しい中、休暇をとって参加し、
昆虫好きという意外な一面などによってみんなの心を和ませ、
色々と気を使ってくれた山村さん。
夜、お疲れの二人が本当に心地良さそうにぐっすり眠っていたのを覚えています。

また、責任感が強く、計画の話し合いや時間の管理に中心になって取り組んでくれ、
気を使ってくれることも多かった小山さん。

植村さんや高橋さんには、計画の面だけでなく、
旅行の中でも私達と同じ目線に立って、
明るく時にはやさしいまなざしで旅行を支えて下さいました。

こうして挙げてきたメンバー全員の「協力」の積み重ねは、
決して私のいつもの一人趣味の世界では得るとのできない経験でした。

最後のお別れの場となった東京駅で握手をし終えたとき、
私は熱い思いの込もった達成感、安堵とともにもたらされた満足感を
抱いている自分を見出しました。今回の旅行の「協力」の経験は、
何年を経ても忘れることはないであろう、よい思い出となってくれ、
今後の私にとっても良い意味での自信となって
私を導いていってくれるのではないかと思っています。
 

私が発見した「観光」も、上記のメンバー全員の「協力」によって得られた賜物です。
無言館の戦没学生の絵、前山寺のくるみおはぎ、
花屋旅館の心なごむ和風建築と懐石料理、青森出身の仲居さんとの出会い、
上田城の自然、懐古園の蕎麦と藤村記念館、管理人さんが特別にしてくれた説明が
嬉しかった軽井沢の室生犀星記念館、旧軽銀座…。

確かに一人でも訪れることはできるかもしれません。
しかし、メンバーみんなで考えていなければ見つけることなく
終わっていたかもしれませんし、なによりもこのメンバーでその時、
その場所で共に過ごした時間はモノクロの「観光」の体験に、
鮮やかな色をつけて私達の記憶に残してくれるように思います。



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