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嫌な事があって、いつまでも頭から離れず、
そのことばかり考えてしまい、やるべき事に身が入らない時がある。
そうなると、忘れようとすればするほどかえって意識してしまうもので、
例えば相手に馬鹿にされたことが忘れられないのであれば、
しまいにはその相手のことを殴り倒したいとか、
恥をかかせてやりたいとかまで頭をかすめるようになる。
実は、ここ数日間の私も、少しそれに近い状態で、
勉強に気持ちを集中しようと思えば思うほど、
友人Kや自分に冷たい歯医者の姿が鮮明に思い返された。
しかし、頭から離れないで悩んでいた嫌な思い出が、今日は大分薄らいできた。
これは、ひとつには日数が経って記憶が薄らいできたこと、
また毎日おこなっているジョギングによって
リラックス気分が高まってきたことも要因として考えられる。
また、実践はしていないが、
調べてみると、「笑いのネタにする」、「友人に電話して気分転換」、
「自分が楽しいと思うことに没頭する」、
「相手の悪かったところと実は正しかったところを書きだして見る」、
またこれは疑問に思わないでもないが「相手のことを可哀想に思う」とか、
様々な気分の切り替え方法があるらしい。
しかし、今回の一軒で個人的に最も効果的だったのは、
「今自分に求められている役割を意識すること」である。
私は生活していくうえで、自分にいくつかの役割を設定している。
仕事人間とか、現実逃避に陥らないためには、
これらの役割は心身にとってバランスの良いものでなければならない。
私の場合、それは「心理教育福祉系の専門的な援助者になること」であり、
「文学、芸術、学問に親しむ人」であり、
他に「家族の一員」、「気が許せる友人」
「マラソンランナー」「日記執筆者」などもある。
果たしてこれらの役割をどこまでしっかりこなせているかは別問題として、
仕事とプライベート両面にわたる役割をいくつか持っていると、
ちょっとのことでは自信や生活がぶれずに安定する気がする。
そして、嫌なことが頭から離れないときでも、
自分が日頃から設定している役割を思い起こせば、頭の中では自然と、
今は悩んでいるのではなく、
「優先順位として何に取り組まなければいけないのか?」ということを”逆算”して
考えることができる。
そうすればしめたもので、
役割上やるべきことに取り組んでいるうちに、
自然と芋づる式に気持ちもやるべきことに徐々に集中され、
恨みに思う人物は頭の中から消え去り、
それが今度同じように強いストレスに晒されたときの自信へとなっていく。
とにかく、まずは自分のライフスタイルや目標に見合った役割を設定してみて、
少しずつ確立していくことからはじめたい。
もちろん、私も未だそのための試行錯誤の真っ最中である。
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