国益そっちのけでバカ騒ぎする政治家

330日の産経、阿比留瑠偉・編集委員の「国益そっちのけでバカ騒ぎする政治家の末路」を要約して紹介しコメントする。

 『国会は、明けても暮れても森友一色である。やれ視察だ証人喚問だと国会議員らがバカ騒ぎを続けているうちに、真剣に議論されるべき平成29年度予算がいつの間にか成立した感がある。

当の政治家でも現状にあきれている人はいる。自民党の橋本岳厚生労働副大臣は29日、自身のフェイスブックに、漱石の『草枕』の一節「智に働けば角が立つ」をもじり、次のように記していた。

 「問い合わせたら関与となる。配慮はなくても忖度となる。否定したら証明しろ。とかくに政治の世は住みにくい」

 何でもかんでも関与だ忖度だと、どうとでも解釈できる言葉でレッテルを貼る。そんな事実は「ない」と反論すると、「ない根拠を示せ」と「悪魔の証明」を強いる。そんな国会をよく表している。

 一方、民進党の蓮舫代表は24日、横浜市でのパーティーでこうあいさつした。「この問題は双方向で確認したい。どこに本当があって、誰が嘘をついているのか。しっかりと明らかにしたい」

 昭和天皇や安倍首相が学園に来たなどと、明らかな虚偽をホームページに載せたり、公言したりしてきた人物と、そんな後ろ暗いところのない人を同列に並べたいと言う。

 たとえ安倍首相の昭恵夫人を証人喚問したところで、これまで訴えてきたことと同じことを繰り返すだけだろう。それは容易に推測できるのに、果たして何がしたいのか。

 事実を解明するといえばもっともらしいが、果たしてどんな事実を求めているのか。芥川龍之介は『事実』と題した箴言で、本質から離れた人々の関心事についてこう述べている。

 「彼らの最も知りたいのは愛とは何かと言うことではない。クリストは私生児かどうかと言うことである」

 枝葉末節が新たに判明したといって、重箱の隅をつついてまた一騒ぎしたいということか。哲学者の中島義道氏は東洋経済ONLINEへの29日の寄稿で、与野党双方の姿勢についてこう喝破した。

 「みな真実それ自体には興味がなく、できるだけ自分に有利なようにことを進めたいというゲームを大真面目に遂行している」「こうしたゲームを遂行することが正しいと思い込んでいる」

 国民の生命財産の危機も国益も忘れ、言葉尻をとらえて政敵の足を引っ張ることだけしか頭にない政治家にはこの際、腐って消えてもらいたい。冗談ではなくそう思う。』

 天皇や安倍総理の学園訪問はたしかにウソだが、昭恵夫人の100万円寄付はウソでない。民進党の辻元議員に関する籠池夫人のメールはウソだが、昭恵夫人に関するところはみな事実だ。そんな勝手な都合のいい論理が成立するのは、民進党内だけではないのか。
 

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