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12月26日の産経抄は、慰安婦問題で、常にゴールポストを動かし、いつも間に振り出しに戻してしまう韓国への対応を、論じている。紹介しコメントする。
「慰安婦問題での韓国政府の腰の定まらない対応について、日本ではすっかり“ムービング(動く)・ゴールポスト”という言葉が定着した。
苦労して問題解決の妥結点を探っても、いつの間にか韓国側がゴールを移動させて振り出しに戻ってしまうことを指す。
それだけに、安倍晋三首相の指示を受け、問題妥結に向けて28日に訪韓する岸田文雄外相には“高いハードルが待つ”(官邸筋)。
昭和40年の日韓請求権協定で、問題は“完全かつ最終的に解決済み”との日本政府の立場は変わらない。
あとは人道的見地からどんなアイデアで一致できるかだが、硬化した日韓双方の世論の理解を得るのは簡単ではない。
これまで譲歩しては裏切られてきた日本としては、“今回が不可逆的な合意で、もうこの問題を蒸し返さないとの確約”(首相周辺)がない限り、一歩踏み出せない。
確かにここのところ韓国政府は、産経新聞・前ソウル支局長の無罪確定など、彼らなりに一定の歩み寄りは見せている。果たして日本側に、韓国にさらなる決断を促す勝算はあるのか。
“世界が見ている”。政府関係者はこう指摘し、安倍首相は周囲に“約束を文書化させる”と語る。日韓間だけの口約束ならばともかく、国際公約となれば覆した方が非難されるとの現状認識があるようだ。
国際情勢もあるだろう。南シナ海で対中対決姿勢を強める米国は、中国傾斜を深めてきた同盟国の韓国に、対日関係改善を迫る。
“中立を保つことはあまり有効な選択ではない。勝者には敵になるだけでなく、敗者にも助けてくれなかったということで敵視される”。朴クネ大統領には、このマキャベリの言葉を贈りたい。」
同じ26日の読売新聞は、慰安婦問題で決着したら、日本政府が、米政府の声明を期待していると伝えている。これは一一石二鳥のよい考えだと思う。決着をアメリカが承認すれば、韓国政府も嘘はつけない。またアメリカ国内の韓国中国筋が、誤った情報を流してアメリカの票欲しさの国会議員を動かすようなことはなくなると思う。
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