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2月28日の産経iRONNAに、白岩賢太編集長による、安倍と橋下の連携を占う記事があった。要約して紹介しコメントする。(敬称略)
「政治家デビューから8年。前大阪市長、橋下徹が政界を引退した。ちまたでは早くも“橋下待望論”が持ち上がるが、本人は去就を明らかにはしていない。ここで、その行方を勝手に占ってみる。
橋下はこれからどこへ向かうのか。市長退任直後、そのヒントとなりそうな動きが早速、あった。退任から一夜明けた19日、都内で行われた安倍首相と菅官房長官との会談である。
首相は会談について、“憲法改正を議論した”と明かし、橋下の引退についても“惜しむ声は多い”と本人に伝えた。一方の橋下も“統治機構改革のため改憲を目指すべき”と前向きな姿勢を示した。
自民党の党是であり、首相の悲願でもある憲法改正で、両者は足並みをそろえた。改憲に消極的な公明党への牽制でもある。橋下にしても、政界復帰に含みを残す格好のアピールになった。
橋下が政界復帰するなら、いつのタイミングになるのか。橋下にとって、ベストと思われる時期は、来夏の“衆参同日選挙”である。
衆参ダブル選の可能性について、首相は“全く考えていない”と否定し、菅も“解散は首相の専権事項”とけむに巻くが、来年1月4日に召集される通常国会の異例の日程などから、臆測が広がる。
ただ、橋下が国政に打って出るには、これが絶好の機会である。橋下周辺では、参院選への出馬を期待する声もあるが、彼が有言実行にこだわるなら、衆院選出馬が筋である。
結党したばかりの国政政党“おおさか維新の会”は、橋下の求心力なくして党として存立するのは極めて難しい。逆に言えば、橋下の国政進出が、浮揚のチャンスになる。
仮に憲法改正を見据えた衆参ダブル選の動きが本格化すれば、再編でもたつく野党側からも、橋下に近づく勢力が現れるのは必至。選挙が近づけば、与野党双方から“橋下待望論”が持ち上がる。
ここからは推論だが、選挙後に首相と橋下が改憲で共闘することになれば、内閣改造で橋下の総務大臣起用というシナリオが起こり得る。そうなれば、橋下が大阪都構想実現の旗振り役だ。
その後は世論の動向を見極めながら、安倍首相とともに改憲勢力を結集し、3分の2以上になれば、憲法改正発議が一気に動き出すだろう。」
なるほど、こうなると来年夏の衆参同時選挙の可能性は強くなった。年が明けると、その勢いがぐっと増すかも知れない。日韓のしこりであった慰安婦問題の急転直下の合意も、その点を見据えた、安倍総理の深謀遠慮なのか。公明党も占領軍御下賜の「平和憲法」なるものを、いつまでもありがたがっていては、乗り遅れるぞ。
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