|
12月3日の産経デジタルは、トランプ次期米大統領と蔡英文台湾総統の電話会談について、次のように報じている。紹介しコメントする。
『トランプ次期米大統領は台湾の蔡英文総統と電話協議をすることで、台湾をめぐり歴代大統領が使い分けてきた「本音と建前」を排し、前例にとらわれない外交手法をみせた。
中国牽制の意図は不明だが、北京の顔色をうかがってきた米国外交のあり方に一石を投じたことは間違いない。
トランプ氏は2日、ツイッターで蔡氏が電話をかけてきたと強調。米メディアが前例のない行動と報じ、北京から反応が出始めると再びツイッターで「米国は台湾に何十億ドルもの兵器を売りながら、私がお祝いの電話を受けてはいけないとは興味深い」と書いた。
1979年の台湾との断交以来、米国は「一つの中国」原則を認識しているとの「建前」から、大統領と総統の会談を控えてきた。
中南米訪問時などの乗り継ぎを名目に総統が米国の地方都市を訪れることはあっても、首脳を遇したと受け取られる首都ワシントン訪問は認めてこなかった。
一方で、中国の台湾侵攻でアジアが不安定化する事態を防ぎたいという「本音」から武器の供与を通じて台湾の防衛に深く関与している。
オバマ政権は昨年12月、台湾にフリゲート艦など18億3千万ドル(約2千億円)の武器売却を決定。これまでに総額120億ドルの武器を供与している。
台湾の総統府は3日に発表した報道文で、蔡、トランプ両氏が10分を超える協議で「国内の経済発展と国防の強化」やアジア情勢をめぐり意見交換したと明らかにした。
蔡氏はトランプ氏の「傑出した執政」に期待を表明。国際的な課題で台湾がより多くの「関与と貢献の機会」を得られるよう米国の支持を求めた。
ただ、トランプ氏が安倍晋三首相との会談と同様に、米政府の説明を受けず電話協議をしたことにホワイトハウスはいらだちを見せる。
米国家安全保障会議(NSC)のプライス報道官は2日、トランプ氏への不快感をにじませ、「一つの中国」原則を認識する米国の対中政策に「変わりはない」と強調した。』
日本政府も少しはトランプ氏の大胆さを真似たらいいと思う。一つの中国原則に縛られ、世界一の親日国台湾に世界一の支援を東日本震災で受けながら、当時の民主党政権が慰霊祭の献花の列にさえ台湾代表を加えなかった事例が頭をよぎる。
一方の中国の日本に対する態度は非礼の連続である。尖閣諸島への威圧、南京事件や慰安婦問題を提起しての日本に対する異常なパッシング。とてもまともな国との国際関係ではない。中国への過剰な低姿勢は、彼らを益々傲岸不遜にするだけである。
|
無題
[ リスト ]







ご指摘の通りで、まだ未知数とはいえトランプ氏の大胆なうごきには大変興味を覚えます。
日本も早く外交姿勢を改めないと世界の動きに取り残されます。特に外務省の姿勢が大きく左右するでしょう。
2016/12/4(日) 午後 2:55 [ 栗さん+ ]
> 栗さん、コメントありがとう。ご指摘の通りです。特に台湾に関する外交政策が全くないという現状を私は憂いています。世界一の親日国家に対して、そしてシーレーンの一番重要な位置にある台湾に対して、無策とは全く情けないと思います。
2016/12/4(日) 午後 9:46 [ kim**3hiro ]