Kim's Room

ご無沙汰しておりますが、元気にしております。 2011.04.08 kim

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ホテル・ルワンダ

製作:2004年 イギリス/イタリア/南アフリカ
原題:HOTEL RWANDA
監督:テリー・ジョージ 
出演:ドン・チードル(ポール・ルセサバギナ)、ソフィー・オコネドー(タチアナ・ルセサバギナ)、ホアキン・フェニックス(ジャック・ダグリッシュ)、ニック・ノルティ(オリバー大佐)、ジャン・レノ

イメージ 1ストーリー: 1994年、アフリカのルワンダで民族対立が原因の大量虐殺事件が発生、欧米諸国や国連の無策が被害を拡大させる中、1200人もの人々をホテルに匿い、話術と知略を武器にその命を守り抜いた一人のホテルマンの奇跡の逸話を映画化。
 1994年、ルワンダの首都キガリ。多数派のフツ族と少数派のツチ族の内戦はようやく終息したものの街は依然不穏な空気に包まれていた。ベルギー系の高級ホテル“ミル・コリン”で働く有能な支配人ポールは、ある晩帰宅すると暗闇に妻と子どもが身を潜めていた。フツ族大統領が何者かに殺され、これを契機にフツ族の人々がツチ族の市民を襲撃し始めたのだ。ポール自身はフツ族だったが、妻がツチ族だったことから、ひとまずミル・コリンに避難することに。外国資本のミル・コリンはフツ族の民兵たちもうかつには手を出せなかった。そのため、命からがら逃げ延びてきた人々が続々と集まってくるのだが…。allcinemaより



『ホテル・ルワンダ』、やっと観ることができました。
この映画は、タイトル通り、ホテル・ルワンダでしたね。
舞台になったミル・コリン・ホテルは、アフリカと西欧諸国が接する場所で、支配人ポールが多方面に人脈があったため、当事者のフツ族、ツチ族についても、虐殺の首謀者達の思惑も、また、西欧諸国の対応も、なにもかも見る事ができ、事件の概要が分かりやすい映画でした。
しかし、ミル・コリン・ホテルは、宿泊料金が1泊125ドルという(これはルワンダ人の平均年収の半分とか!)国際ビジネスホテル格の有名ホテルで、治外法権のような特殊な場所。
(ベルギー資本のホテルなので、国連兵士のガードが付き、フツ族の有力者の親族も逃げ込んでいてた)
支配人のポールは逃げてきた人を全て受け入れていましたが、そこへ逃げ込もうと思ったのは、やはりルワンダでも特権階級の人々が多かったと思われ、一般人の多くが惨殺されてしまったことを思うと、助かった人々に素直によかったとは思えませんでした…。

ルワンダの民族紛争に関する歴史は、オフィシャルサイトのHISTORYにも詳しく載っていますが、どちらかが一方的に悪いというわけではなく、積年のうらみつらみに、自分勝手で無責任な西欧諸国の支配や介入なども影響しているみたいですね。
それにしても、人類の歴史は紛争の歴史といわれるように、人類がこの世に誕生してから、アフリカに限らず紛争は絶える事がなく、人間って学習能力のないアホなんだなぁとつくづく思ってしまいます…。



ところで、話は変わり、
『シリアナ』でも石油をめぐる利権で世界が繋がっていましたが、アフリカにもいろいろな利権がからんでいたりする?
アフリカの豊かな資源は、誰を豊かにしているの? それらの資源や援助物資が武器に変わってしまうことはない? その武器は誰が作っているの?
関心を持って調べれば調べるほど、ワケの分からない世界へ行ってしまうのですよ;;;

まだ勉強途中なのですが、いろいろ調べているうちに一番納得したのが、アフリカから搾取してきた国々は、「支援する」ではなく、「償う」べきだということ。 そして、アフリカのために何かをするとしたら「収奪をやめる」こと。
本来、アフリカは豊かな大地なんだと思います。

最後に、パンフレットにあった、あるNGO会議で発言した女性の言葉を…
「私たちのアフリカをただ貧しいと呼ぶのはやめてほしい。私たちは、素敵な音楽と素晴らしい衣服や祭りや風俗文化を持ち、自分の家族とコミュニティーを持ち、みんなで耕す畑と水場を持つ豊かなアフリカ人であったし、これからもそうなんです。」


閉じる コメント(29)

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Kinoさん、以前の私は、映画は完全に娯楽だと思っていたのですが、映画には他にも使命があったのですね!今まで映画に興味のない上の子は、あまり誘わなかったのですが、これからは見るべきと思った映画は積極的に見せたいと思います。それで、ドン・チードル、なにげに凄い俳優さんですよね。実は社会派!? TB有難うございます

2006/3/22(水) 午後 2:12 kim

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Chebさん、ほんと、多くの方が興味をもってくださって、やっと見る事ができました!それで、私も見るべきだったし、見てよかったと思える映画でした。TB有難うございます

2006/3/22(水) 午後 2:22 kim

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Fruityさん、ドン・チードルは、『トラフィック』でトロと共演してますね^^。それに今年、オスカーで作品賞をとった『クラッシュ』でも主演です!ひょうひょうとしているので、普段あまり凄さを感じないのですが、本当は凄い俳優さんなんですよね!映画も是非ご覧ください!

2006/3/22(水) 午後 2:25 kim

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SHIGEさん、ルワンダの悲劇は、植民地政策での無責任な支配や介入も関与しているようで、日本にも植民地をもった過去もあることですし、しっかり記憶しておこうと思います。それにしても、アフリカが、未だに希望に向かって歩み出せないでいるところに胸が痛みます。TB有難うございます

2006/3/22(水) 午後 2:32 kim

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私も実はブログを始める前にはアフリカの事情を全く知りませんでしたが、この映画からそしてNomadさんから教わって見た”ダーウィンの悪夢”によって目覚めてきました。貴重な魚を売って帰りの飛行機にはその分武器が乗って帰ってくるという最悪な状態。結局利権はヨーロッパがすべて握っているのですね。

2006/3/23(木) 午前 1:07 car*ou*he*ak

そうなんですよね、あれで終わりではない。。。ごく一部なんですよね。今なお先進国のおごりと隠蔽?のせいで明かされない惨事は世界中にあると思います。複雑すぎて、私もなんとも言いがたい熱い涙が流れ、何を言っていいのか分かりませんでした。。けれど、知ってこその一歩が踏み出せる気がします。日本だってアジア諸国にとってみれば加害者なんですよね。この映画によって知ることが出来てよかったです。TBさせてくださいね。

2006/3/23(木) 午前 9:03 [ - ]

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cartoucheさん、私もです。これまでは、娯楽として映画をとらえてましたので、映画をきっかけに勉強するなんて、考えられないことだったりします;;;でも、あれですね、シリアナのコピーじゃないけど、知れば知るほど怖い世界ですよね;;;TBありがとうございます

2006/3/23(木) 午後 9:28 kim

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SKAちゃん、ルワンダ以後もあったみたいですね。それで、やはり私もしりませんでした;;;世界情勢のカラクリは難しすぎてよくわからないのですが、過去の歴史を正しく理解し、同じ過ちは二度と起こさないように、後世に伝えていく責任はありますよね…TBありがとうございます

2006/3/23(木) 午後 9:46 kim

改めて、記事をお引越しさせたのでTBさせてください。今思えば、ナイロビの蜂もアフリカの問題で。。。今尚明るみに出ないだけでたくさんの問題がありそうです。

2006/8/26(土) 午後 10:11 [ chii+ ]

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アフリカの問題は欧米諸国の植民地だったころにまでさかのぼるので、根深い問題ですよね。いまだにアフリカから利益を搾取している先進国があると思うと怒りを覚えます。TBありがとうございました!

2006/8/27(日) 午前 11:36 kim

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ひたすら虚しさを感じる作品でした。欧州の驕りもそうですが…。虚しくて脱力してしまいたくなるようなそんな作品でした。映画を通して知ることは本当に多いです。NGO職員の言葉。本当にそうですよね…。

2006/9/20(水) 午前 4:49 yuki

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Yukiちゃん、おっしゃるとおり、映画を観るようになって、そして、ブログを始めてから映画を観た後で良く考えるようになったのですが、この年になっても、初めて知ることが沢山あります;;;先日TVで手足をなくしたルワンダの人々に義手や義足を作っている日本人の方を観たのですが、せっかく作ってあげても、義手、義足をつけると援助を受けられなくなるからとつけない人も多いのだとか。そういった意識改革も必要みたいで、ただ援助すれば済むわけでもない問題の奥深さに愕然とします…。TBありがとうございました!

2006/9/22(金) 午前 10:57 kim

やっとDVDで観ることができました。ホント、深く、そして色々な事を考えさせられる内容でした。出演陣も見事でした!

2006/10/3(火) 午前 0:53 [ lig*tm*n*2002 ]

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こんな映画が日本では観れなかったのかもしれないっていうのも、日本人の感心の低さを表しているようで怖いような…。映画って娯楽なんですが、学ぶことも多いですね^^。TBありがとうございました!

2006/10/3(火) 午後 8:46 kim

先日観ました☆これが現実なのかと思うと衝撃的でした。。。ホアキン・フェニックスのセリフにあるように、「怖いね」で終わらすだけでいいのか?と自分に問いかけられました。是非多くの方々に観て頂きたいです!!

2006/10/6(金) 午後 3:20 sha**owgra*e197*

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人類の歴史は戦争の歴史だったりするのですが、民族紛争っていうのは、積年の恨みつらみだったりするので難しいですね……。しかも、安易な援助は彼らの生活力も奪ってしまうと言うことで、個人が手出しできない範疇のような感じもし、私自身、知った次には何ができるのかと考えると、途方にくれそうです;;;

2006/10/8(日) 午前 7:14 kim

kimさん、こんにち!ようやく鑑賞できました。クチコミで素作品の晴らしさが伝わっているのか、いつもレンタル中でなかなか借りれないっ!こんな作品が商業的な理由から公開されなかったかも、と思うと配給会社って儲けだけなんだなと悲しくなってしまいます。この作品を鑑賞した多くの人が「ルワンダ紛争」について調べてみたことでしょう。とても意義のある映画だと思います。TBさせてくださいね!

2006/10/9(月) 午後 5:28 uri0821

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いつもレンタル中っていうのは、沢山の方が観てくださっているということで、この映画に限っては嬉しいことですね!儲け主義の配給会社にも思うところがありますが、この映画はそもそも元値が高かったようなことも聞いたことがあります。多くの人に伝いたいメッセージがあるのなら、映画界の使命として、広く上映できるような体制を整えて欲しいものですね!TBありがとうございました!

2006/10/9(月) 午後 7:13 kim

実話なんですよね〜。重い作品ではありましたが、魂が揺さぶられる思いでした。
たくさんの人に観て欲しい作品です!

2008/4/22(火) 午後 10:55 くるみ

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くるみさん、同感です^^。 コメントありがとうございました。

2008/4/23(水) 午後 4:15 kim

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