Kim's Room

ご無沙汰しておりますが、元気にしております。 2011.04.08 kim

特集:高慢と偏見、オースティン

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 『説得(Persuasion_1818年)』/ジェーン・オースティン

昨日、キアヌ・リーヴス&サンドラ・ブロックの『イルマーレ』を観に行ったのですが、サンドラが演じたケイトの愛読書がジェーン・オースティンの『説得(説きふせられて)』でした。
この本は、2年の時を隔てたキアヌ演じるアレックスとケイトを繋ぐ重要アイテムにもなっていたのですが、くぅ〜〜〜っ;;;やられた(笑)

オースティンは200年も昔の作家ですが、その作品は今も多くの読者に愛されていて、長編の殆どは映画化やドラマ化されていますし、『イルマーレ』のように、他の映画の中でも登場することもありますね。トム・ハンクスとメグ・ライアンの『ユー・ガット・メール』の中で、書店オーナーのメグが200回は読んだ愛読書として『高慢と偏見』がでてきますし、その『高慢と偏見』はレネー・ゼルウィガー主演の『ブリジット・ジョーンズの日記』の元になっているのは有名な話です。

これまでも何度かブログで書いてきたように、私は『ブリジット・ジョーンズの日記』が大好きで『高慢と偏見』さらにはオースティンの世界へ足を踏み入れた、ただの映画好きのミーハーファンで、オースティンを語るなど、おこがましいのですが、ヒロインとしては、『高慢と偏見』のエリザベス、『エマ』のエマなどは、その若さもあると思うのですが、溌剌としていて華があって魅力的。 それに比べるとオースティンの晩年に書かれた『説得』のヒロイン、アン・エリオットは地味に映ってしまうかもしれません。

美しく聡明なアン・エリオットは、若いときに(19歳)ある青年と恋におちるのですが、その時は、身分の違い、青年の将来に対する不安などから周囲に説得されて別れてしまいます。
そして、8年の歳月が過ぎ、エリオット家は次第に凋落していき、アンも適当な結婚相手がみつからないままに婚期を逸しています…。
そんなとき、若い頃の恋人が、海軍で出世し堂々とした風貌で現れるのです。 そんなウェントワース大佐を適齢期の女性達が放っておくはずがありません。
気立てが良くて控えめなアンは、そのことを妬むどころか、ウェントワース大佐の幸せを願うのです。
互いに変わらぬ想いを抱きつつも言い出せないでいたのを、遂にウェントワース大佐がアンへ情熱的な手紙を書き、ハッピー・エンドとなるのですが、分別のある大人のじれったくもロマンチックな物語です。

こんな素敵な物語を、英国のシングルトンを描いた『ブリジット・ジョーンズの日記』の筆者が見逃すはずありません!?
というわけで、続編の『ブリジット・ジョーンズの日記〜きれそうな私の12ヶ月』の一部は『説得』が元になっていると言われていまして、そのために私も読んでいたりするのですが、確かによく似たシチュエーションがあり、大好きなシーンです。 (…が、映画版にはなく、タイ旅行に終始していたのが残念です^^;)

そんなこんなで、大人なキアヌとサンドラの時を隔てた愛を描いた『イルマーレ』に『説得』が出てきたときは、あぁ、なんて粋なこと! と、『イルマーレ』が大好きになってしまったのでした;;;

それにしては、『説得』をもとにした映画って聞いたことないかも…と、調べてみたら、英国で1995年に作られているみたいですね。 観てみたい!
SONY PICTURES CLASSICS:Persuasion 

でも、キアヌとサンドラで『説得』を映画化してくれれば嬉しいのに!?

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さすがオースティン通のKimさん!「説得」の内容を解説してくださり感謝です〜♪どんなお話か全く知らなかったのですぐにでも読みたいと思いつつ、これって文庫で出てないんですね〜^^;でも是非読んでみたいです。「ブリジット〜」の続編にも影響された部分が出てくるんですね。こちらも前に古本屋で買ってまだちゃんと読んでいなかった〜〜(大汗)しかし上手く「イルマーレ」の中に盛り込まれていましたよね。

2006/9/27(水) 午後 10:00 choro

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こちらも読んでいただいてありがとうございます〜!オースティンというと、ウィットに富んだ軽快な小説が”らしい”と思っていたので最初に『説得』と聞いたときには、なんと地味なチョイスを…と思ってしまったのですが、思い出してみたら『説得』こそ大人のロマンスを描いたものでした。小説を読んだのが、随分と前なので細かい部分は忘れていたのですが、読み返すと一週間はかかってしまうのでイメージだけで書いてしまいました(^^;で、私が読んだのは文庫なのですが、『説きふせられて』の方かもしれません。

2006/9/28(木) 午前 2:48 kim

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あっ、文庫だと題名が違うかもしれないんですね。調べてみます。ありがとうございます〜♪

2006/9/28(木) 午前 6:29 choro

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あ。知りたかったことです。ありがとうございます。なるほど。ちゃんと計算されているのですね。この監督はアルゼンチン生まれだし、作品も少ないのですが、好きになりそう。

2006/9/28(木) 午後 10:08 car*ou*he*ak

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「説得」はたしかにじれったい!ですよね。お互いに気があるのに、ないふりしてて(笑)イルマーレ・・韓国版も『説得』を使ってるのかしら?『きれそうな私の12ヶ月』の映画では、まったく片鱗も感じませんでしたね!タイはいらないっちゅーの!知り合いの英国人女性もBJ日記の映画2は駄目!と言ってました^^;キアヌとサンドラの「イルマーレ」しっとりしすぎ?でアメリカでは不発でしたね。純粋に「説得」の映画化の方がアメリカではウケルかも?

2006/9/29(金) 午前 10:34 [ nomad ]

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あ!そういえばアン・ハサウェイが来日してましたが、彼女がオースティン役でJ・オースティンの若い頃の恋愛をあつかった映画はどうなったのかしら??

2006/9/29(金) 午前 10:39 [ nomad ]

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Choroさん、実際に読み比べたわけではないのですが、小耳に挟んだところによると、『説得』の方が翻訳が読みやすく、『説きふせられて』の方が手紙が情熱的とう噂です。元は一つなんですけどね(^^;。でも、確かに翻訳によって面白さも違ってくるので、評判のいい『説得』を私も読みたいと思っています^^。

2006/9/29(金) 午後 0:38 kim

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cartoucheさんも、こちらも読んでいただいて有難うございます。で、”アレハンドロ”の名前は”間違いない!”(笑)。南米の監督さんって、数人しかしりませんが、皆素晴らしいし、ツボに嵌ります^^。

2006/9/29(金) 午後 0:44 kim

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Nomadさん、『きれそうな〜』では、私もタイはいらん!と思ったクチですが、映画版はヒューをフィーチャーしたコメディにしたかったのでしょうね。で、『イルマーレ』も私はかなり気に入っているのですが、キアヌ&サンドラでハリウッド版『説得』というの、妄想してしまいます(笑)。アン・ハサウェイのオースティンは、以前、撮影風景を写真サイトでみましたよ。なので、もう撮り終えて編集段階に入っている頃かな…?こちらも楽しみです^^。

2006/9/29(金) 午後 0:57 kim

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またまたオースティンに興味がわいちゃいました。【説得と○○】というタイトルではないのですね。笑。彼女本人が若いコロ諸事情で好きな人と結婚できなかったという過去をおもちのようなので、そういう願望とかもろもろ夢をこめて書いた作品なのかもしれないですね。読みたいです。ブリジット2、私はたのしめたクチなのですが、原作のほうがもっと格調があったのかもしれませんね。切り口次第で映画は変わってしまいますね。

2006/9/29(金) 午後 8:07 poeko

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ぽえこさん、○○と○○っていう言葉遊びも面白いので、シリーズにしてほしかったかも!で、おっしゃるように、オースティン自身生涯独身だったので、晩年に執筆した『説得』に自身のことを投影させたのかもしれませんね。今アン・ハサウェイがオースティン役で、映画が製作されていますので、その映画を観るのも楽しみです^^。

2006/9/30(土) 午後 0:50 kim

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はじめまして。
こんな前の記事にTBしてしまってすいません(>_<)
ここ最近オースティンにはまってきました。
この作品も「エマ」や「高慢と偏見」に比べると真面目な感じですけど、それでもオースティン独特の魅力は健在でした。
楽しかった(^-^)
ではよろしくお願いします。

2007/6/27(水) 午後 9:27 [ kimi ]

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Kimiさん、はじめまして〜!! コメントありがとうございます。
私もオースティン作品としては、何度も笑ってしまうウィットに富んだ『高慢と偏見』が一番好きなのですが、こちらも、じれったさが堪りません!?(笑)
私も『説きふせられて』の方を読んだのですが、『説得』の方が読みやすいと聞いたことがあり、訳し方によっても面白さは随分違うものなので、一度読んで見たいと思っていたのでした。
それから、アン・ハサウェイがオースティンに扮した『ビカミング・ジェーン』の公開も楽しみですね!

2007/6/28(木) 午後 2:47 kim

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先日『ジェイン・オースティンの読書会』を観て以来、オースティン全作制覇したい病が高じて大変です(実行できてませんが^^;)以前バースのJANE AUSTENセンターに行った時一番大きく取り上げられていたのが『PERSUASION』でした、バース絡みだからでしょうか。
オリジナルの韓国映画は観ましたが米国版リメイク『イル・マーレ』は未見で、その中で『PERSUASION』が取り上げられていたとは知りませんでした。ますます読んでみなくては!長々と失礼しました===3

2008/5/27(火) 午後 10:57 M

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『ジェイン・オースティンの読書会』、なかなか評判も良いようですね! 当地では6月始めからの上映なので、楽しみにしているところです。
で、LaLaTVで6月、オースティン&ブロンテの特集をやりますね。
http://lala.tv/special/uk2008/lineup.html
『説得』、『分別と多感』は、未見のバージョンなので、私も楽しみにしているところです^^。

2008/5/28(水) 午後 2:28 kim

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