Kim's Room

ご無沙汰しておりますが、元気にしております。 2011.04.08 kim

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イメージ 1製作:2007年 
監督:周防正行
出演: 加瀬亮(金子徹平)
    瀬戸朝香(弁護人:須藤莉子)
    山本耕史(徹平の友人:斉藤達雄)
    もたいまさこ(徹平の母:金子豊子)
    尾美としのり(検事:新崎孝三)
    竹中直人(大家:青木富夫)
    小日向文世(裁判官:室山省吾)
    役所広司(主任弁護士:荒川正義)

ストーリー: フリーターの金子徹平は、会社の面接に向かうため通勤ラッシュの電車に乗っていた。そして、乗換えの駅でホームに降り立った彼は女子中学生から痴漢行為を問いただされる。そのまま駅員によって駅事務所へ連れて行かれた徹平は、やがて警察へと引き渡される。警察署、そして検察庁での取り調べでも徹平は一貫して“何もやっていない”と訴え続けるが、そんな主張をまともに聞いてくれる者はいなかった。そして、徹平は具体的な証拠もないまま、ついに起訴され、法廷で全面的に争うことになるのだが…。 allcinemaより
初公開年月 :2007/01/20


私的には珍しく試写会が当たり、ちょっとだけ早く観ることができました。
裁判のあり方を問うシリアスなものだったのですが、いや〜、面白かった!! TVドラマでも法廷モノは好きで良く観ていたのですが、それでも知らないことが沢山あったし、裁判の行方にヤキモキし、上演時間143分の映画だったのですが、長さを感じませんでした。

「裁判で白黒つけようじゃねぇか!」 ドラマなどでよく聞くセリフですね。
民事裁判ではどうなのかわかりませんが、刑事裁判では、99.9%が有罪になるというのが現状とか。 この数字は最初から罪を認めている場合も含めた数字なのですが、無罪を主張した裁判に限っても、勝てる見込みは3%程と映画では言っていました。
…ということは、刑事裁判に限ると、殆ど黒しかつかないってこと? それって怖くありません?

本作は痴漢冤罪がテーマでしたが、ある朝突然、「あなた痴漢したでしょう!」と手をつかまれ、事態もよく飲み込めないまま駅事務室に連れて行かれ、警察に連行され……。
でも、きちんと説明すればわかってもらえるはず、最悪でも裁判になれば無実が証明されるはず……。 と、私も思っていました。
”疑わしきは罰せず”(”疑わしきは被告人の利益に”)という原則があるとも聞いたことがあるし。
……が、…が、なんですよ;;;
本当に痴漢をして捕まった男は、数万円の罰金で半日ほどで釈放されていました。 それも、勇気をふりしぼって訴えた女性たちのことを考えると、あまりにも刑が軽すぎると思ったのですが、無実を訴えると、何ヶ月も拘留され、生活も破壊されてしまうというのも、どう考えてもおかしい。

また、観ながら、2009年5月にスタートする裁判員制度のことを想定してしまいました。
本作は被疑者側の視点で描かれた映画だったので、偏った見方になってしまったのかもしれませんが、裁判官や検察の事件の見方、考え方にも驚き。 もしも自分が裁判員に任命されても、事件の本質を見極められるのか自信がありません;;;
それに、本作のように痴漢冤罪といった軽微な事件でも公判は12回に及んでいました。 こんなに拘束されると、ビジネスマンなどは仕事に支障をきたすのでは?


キャストは、もう最高でした!!
主演の加瀬くんには、すっかり感情移入してしまいましたし、弁護士役の役所さんにはいろいろ教わりました(笑) 痴漢事件を女性弁護士(瀬戸さん)が担当するというのも良かったですね。
小日向さん、尾美さんは、私的には出てるだけで嬉しい俳優さんです(笑)




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私、ちょっと怖かったです。起訴に至る経緯も、裁判の進行も個人の心象でかなり左右されるし。。でもこれって冤罪だと知ってるからそう思うんですよね。被害者からすれば有罪で当然だし、ニュースとかで見ればきっと「あの人絶対やってるよね」とか言うと思うし。。人が人を裁くってすごいことですよね。

2007/1/24(水) 午後 8:47 [ チェブ ]

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そうそう、全ての段階で個人の心象で判断されてしまうというのが怖いですよね。いくら訴えても相手が聞く耳を持ってくれなければそれまでなんですよね。で、疑わしければ罰せられてしまう…。裁判官にもしがらみがあるようで、それを断ち切るためには裁判員制度で民間人が関与するというのもいいようなきがしますが、一般人はころっと買収されちゃいそう(^^;ってか、ビジネスマンなんか、あの手この手で逃げそうですよね。

2007/1/25(木) 午前 3:55 kim

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記事UPしたのでTBさせてもらいましたー。

2007/1/26(金) 午後 8:36 [ チェブ ]

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僕も観ました〜〜^^kimさん試写会当たったんですね〜うらやましい〜僕は最近全然当たってないです。。この作品ですがほんとkimさんが書いてらっしゃるようにほんと恐かったですね。ほんとにやってる人は半日やってないって主張した人は1年以上・・ほんとおかしすぎますよね。その辺り僕も書いてみましたんでTBさせてください〜

2007/1/27(土) 午前 11:09 SHIGE

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Chebさんの記事もよませていただきました。TBありがとうございました!

2007/1/27(土) 午後 4:19 kim

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当地の試写会は、夕方からのものしかなく、主婦的には一番映画を観辛い時間なので、消極的にネットでの応募しかしないせいか、当選することは稀なのですが、こちらは自腹でも観に行こうと思っていたので、ほんと当たってラッキーでした。で、ほんとに怖い裁判制度、みんなにこの映画を観ていただいて、裁判員制度にも積極的に関わって欲しいと思いました。TBありがとうございます!

2007/1/27(土) 午後 4:40 kim

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試写会でご覧になったんですね^−^いいなぁ♡おっと、それで映画ですが、私もいつか開放されるものだと思っていたら・・・。とにかく腹が立ちました。加瀬君もアドリブで訴える場面もあったそうです。でも双方から見るとまた違う感情を抱くんでしょうね。裁判員制度・・・どうなるんでしょうか。人が人を裁くって難しすぎます。TBさせてくださいね!

2007/1/29(月) 午後 6:29 [ - ]

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試写会、私はネットでの応募しかしないので、当たることは稀(^^;、こちらは自腹でも観ようと思っていた作品だったので、ラッキーでした!で、私もすっかり加瀬君になって見てしまったのですが、演じていた彼はほんとムカついたんでしょうね;;;で、裁判員制度、ほんと、人が人を裁くのは難しいと思うのですが、たまに制度の説明会なども行っているようですが、当地では平日の昼間しかやっていないし、こんな状況で2年後には始まっちゃうの??と焦ってしまいます;;;

2007/1/30(火) 午前 7:39 kim

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かなり感動!というか重い。。冤罪のコワサ、日本の法曹界事情、色々考えさせられました。法廷での場面がほとんどで美しい場面(笑)などないのに、こんなに惹きつけられて、ずんずんと引っ張られるとは!いやいや最近の邦画はすごいです。

2007/2/1(木) 午後 11:08 car*ou*he*ak

元の事件を昔聞いた気がします。冤罪ものは、ミステリーか、社会派の正義感ものになりそうですが、いい作品に仕上がったのですね。私の友人も、痴漢と間違えられて、通常より、1時間早く電車に乗るようになりました。

2007/2/2(金) 午前 4:53 eureka

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cartoucheさん、ほんと、ぐいぐい惹き込まれるストーリーでしたね。加瀬くんの、なんか頼りないのだけど、でもしっかり無実を主張する姿に、すっかり感情移入して観てしまいました;;;TBありがとうございました!

2007/2/2(金) 午後 8:39 kim

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eurekaさん、サラリーマンが痴漢冤罪で苦しんだことについて、私も何年か前にニュース番組の特集で観た事があったと思います。その時はそれでも、裁判で真実が明らかになるものと思っていたので、無実を証明するのがこんなにも大変だとは、いやはや驚きでした;;;疑われないようにするのも大変ですね(^^;

2007/2/2(金) 午後 8:44 kim

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まだ私が20代半ばくらいの頃、いきなり「検察審査会」というところから連絡があって驚いた事があります。今度の「裁判員制度」のような物が今もあるんですよね。成人戸籍から無作為に選ばれた人が文字通り検察を審査する制度らしいです。係の人がうちにまで来て面談をして結局最終的には選ばれませんでしたので経験はしませんでしたがそのような制度って一般にはあまり知られてませんよね。この映画の内容も知らないことばかり。少し考えなくてはね。^^;TBお返しさせてくださいね。

2007/2/3(土) 午前 9:54 choro

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えっ!その制度は知りませんでした;;;秘密っぽくて視聴率調査みたいですね。選ばれたとしたら、裁判を傍聴して的確か判断するのでしょうか…。国民側の準備が出来ていないのが気になりますが、裁判が適正に機能するように監視することは必要と痛感しました。TBありがとうございます!

2007/2/3(土) 午後 5:51 kim

普段なかなか身近ではない「裁判」と言うテーマを、監督サンと出演陣の上手さで身近に仕立て上げた秀作ですよね。さすが!って感じでした。

2007/2/4(日) 午後 11:56 [ lig*tm*n*2002 ]

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そうそう、派手な映画ではないのですが、絶妙なテーマを絶妙な俳優陣で丁寧に描いた作品で、ほんと、さすが周防監督!って私も思いました^^。TBありがとうございました!

2007/2/6(火) 午前 2:40 kim

リアリティのある映画でした・・・。現実的な問題を突きつけてますね・・・。遅ればせながらTBさせていただきます!

2007/11/13(火) 午前 0:49 takutaku!

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私は、もともと法廷モノの映画やドラマが好きなのですが、どうやって冤罪事件が出来上がるのか…。 そんな辺りを詳しく観れたので、凄く面白かったです^^。
TBありがとうございました!

2007/11/13(火) 午後 6:01 kim

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あ、自分も裁判員制度のことを思いながら観てました。 ^^
それにしても加瀬さん、迫真の演技には胸打たれましたです!
TBさせてくださいませ。 ^^

2008/3/9(日) 午前 1:27 サムソン

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裁判って、実際に見ているわけでもないことについて白黒つけなきゃならないので、ほんと、自分に裁判員が回ってきたらと思うと、ちょっと怖いですね;;;
逆に、今の検事や裁判官、人の運命を決めるわけだから、ほんと公明正大にやって欲しいですね。
TBありがとうございました!

2008/3/9(日) 午前 6:24 kim

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