Kim's Room

ご無沙汰しておりますが、元気にしております。 2011.04.08 kim

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点子ちゃんとアントン

イメージ 1製作:2000年 ドイツ
原題:PUNKTCHEN UND ANTON
原作:エーリッヒ・ケストナー
監督:カロリーヌ・リンク
出演:エレア・ガイスラー (点子ちゃん)
    マックス・フェルダー (アントン)
    ユリアーネ・ケーラー (点子ちゃんのママ)
    アウグスト・ツィルナー (点子ちゃんのパパ)
    メーレト・ベッカー (アントンのママ)
    シルヴィー・テステュー (ロランス、家庭教師)
    グードルーン・オクラス (ベルタ、家政婦)

ストーリー: 点子ちゃんとアントンは親友同士。でも、父のいないアントンは病気になった母の代わりに、内緒でバイトしていて最近一緒に遊べない。一方、点子ちゃんの家は裕福だけど、医者の父とボランティアに熱心な母は留守がちで、母と一緒にいられるアントンがうらやましかったりする……。裕福な家庭の子、点子ちゃんと、貧しいけれどいつも元気なアントンの友情を描いた心温まる物語。 allcinemaより



先日スカパーで放送していた『飛ぶ教室』は、『善き人のためのソナタ』、『ブラックブック』に出演していたセバスチャン・コッホも出演しているっていうことで観たのですが、その時、初めてドイツの有名な児童文学者のエーリヒ・ケストナー作品であることを知り、また、『点子ちゃんとアントン』、『ふたりのロッテ』の原作者も同じと言うことがわかり(^^;、ひとり”エーリヒ・ケストナー祭り”として観たので感想を^^。

ケストナー作品に共通なのは、子供向け作品と言えど、大人が見てもいろいろ考えされられるっていうことですね(…っていうか、結構グサリとくる…^^;)。

本作にも、友人を陥れたり、大人を利用しようとする、いわゆる悪ガキも登場するのですが、点子ちゃんとアントンの子供らしい真っ直ぐな気持ちや思いやりに、大人は何やってんだかぁ〜(^^;と、じれったくなりましたよ;;;

…が、シングルマザーで病気がちのアントンの母親を責める気にもなりませんし、家庭人にはなれないと、長期出張を伴うボランティア活動で、世界中を飛び回る点子ちゃんの母親を責める気にもなりません。
無責任なようですが、生活の基盤がなくても子供が欲しいという気持ちはわかるし、女性であっても、善き家庭人であるよりも、社会で認められたいという気持ちもわかるのですよね…。
(子供のことを最優先に考えなければならないことは言うまでもありませんが…^^;)

そこで、子供達は自分達でできることを一生懸命考えるのですが…、
アントンは病気の母親の代わりに(母親がクビにならないように)、アイスクリーム屋で働き始めるのですが、その結果は、授業中に居眠りして先生に叱られてしまいます。 また、死んだと聞いていた父親が生きているらしいことを知ると、母親を助けてもらおうと、父親を探しにアイスクリーム屋のワゴン車を勝手に借り出したりして大騒ぎを起こしてしまったりもします。
また、点子ちゃんも、裕福な両親が、アフリカやインドの子供の援助には熱心でも、自分の親友、アントンには関心がないと知ると、夜中にこっそり抜け出して、駅でストリートパフォーマンスをしてお金を稼いだりしてしまいます。

アントンがしたことも、点子ちゃんがしたことも、思いやりの気持ちから生まれたことなのですが、(国によってその基準も随分違うのでしょうが)やって欲しくないことや、やってはいけないこともある。 では、大事な人が困っているのを目の前にして、子供には何ができるのか…。 お金がからんだことになると、やはり、大人に訴えるしかないのかなぁ…。 なので、大人としてしなければならないことは、子供達の声に耳を傾ける。子供達を理解するための努力を惜しまない。 …ということなんでしょうね。 

それにしても、子供達の逞しさには、いつもながら驚かされますね。 大人たちよりもよっぽどしっかりしていたりもします。 そういう意味では、子供達のことも、最初から子ども扱いしないで…… ん? あ、そういえば、ケストナーについて調べている時に、アンパンマンのやなせたかし先生のインタビューを拝見したのですが、
”ケストナーの『少年文学全集』の基本的な精神というのは一体何かといえば、子どもを子ども扱いしない。「もし大人がわからないことがあったときは子どもに聞けばいい」というふうに書いてある。”
と、あったのですが、ほんとその通りですね。

閉じる コメント(14)

初めまして☆
この映画、ワタシの好きなドイツ映画の一つです!
確かに大人の事情と子供の事情は、お互い100%主張しても重ならないですよね。大人の事情はわかるけど、子供の為には何かを少し犠牲にしないと、上手くいかないと言う事も織り込まれてますよね。その中間役にいたのが、学校の担任の先生。彼の子供に対する姿勢は、日本では見られないような物だと思いました。(実際は違うのかもしれませんが!)

2007/9/7(金) 午後 10:33 anemone*DDR

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へ〜変わった題名の作品ですね。。ドイツ作品かぁ〜先日観た「善き人〜〜」からドイツ作品への目の向け方が変わったんでどんなものなのか興味がありますね。。

2007/9/7(金) 午後 11:57 SHIGE

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anemoneさん、はじめまして! コメントありがとうございます。
ケストナー作品は面白いですね〜! 中でも、『点子ちゃんとアントン』が一番好きです^^。
で、『飛ぶ教室』を観た時にも感じたことなのですが、ケストナーの原作を現代にアレンジした作品でも、先生が子供たちの言い分に真剣に耳を傾けていて、こんな先生がいたらいいなぁ〜と思ったのですが、旧東ドイツだった地域では、まだ親も子供も先生も、人間性が素朴なんでしょうか?
今の日本では、まず親が先生を敬いませんからね。 自己チュウな言い分で学校に苦情を言ったりするので、先生方も生徒というよりは、親対策でいっぱいいっぱいなのでは?と思ったりします(^^;
ほんと、自己チュウな大人……困ったもんです;;;

2007/9/8(土) 午前 1:12 kim

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SHIGEさん、”点子ちゃん”というのは、オリジナル・タイトルの”PUNKTCHEN”というのが、小さい丸という意味らしく、”ちびまる子ちゃん”というようなニュアンスらしいですね^^。
こちらは原作が児童書なのですが、大人が観ても面白かったです。 機会があったら是非!

2007/9/8(土) 午前 1:33 kim

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ケーブルTVで観ました。
子どもって点子ちゃんやアントンのように、どんなときにも一生懸命に力強く生きてるなって、改めて思いました。そして大人が思っている以上によく考えて行動してますね。映画を観て、大人の自分に思い当たることがあったり・・・反省させられます。

2007/9/9(日) 午前 11:23 [ ハッカ ]

こういう映画好きですね。子供は、しっかりと親の背中を見て育つのだなと…。良くも悪くも…。

2007/9/9(日) 午後 3:32 NZ_RR

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昔からそうなっていましたが、点子ちゃんという訳はうまいものです。ケストナーの作品がずっと読み継がれているのは、正直嬉しいですね。

2007/9/9(日) 午後 7:07 [ kikuy1113 ]

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ハッカさん、私はレンタル落ちビデオを持っていながら、観たのがついこの間だったり…(^^;
しかも、イメージしていたのは、『ポネット』だったり…(笑)探して、あれ?違う?みたいな…(^^;

で、映画についてですが、子供たちが一生懸命に生きようとしている姿には、人間の本能を感じますよね。 そんな子供たちに対して、大人は…。
でも、ほんと映画の中のトホホな大人たちに、自分でも思い当たる点があるのですよね〜(^^; 考えさせられます…。

2007/9/10(月) 午後 1:21 kim

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NZさん、ほんと、子供たちって大人のことをよく観ていますよね。
家でも、子供たちの思わぬ発言にドキリとしたことが何度もあります(^^;
隠し事はできません!?(^^;

2007/9/10(月) 午後 1:34 kim

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kikuyさん、点子ちゃんという訳、イメージにピッタリだし、インパクトがあるし、ほんと上手いですね〜!!
実は私、ケストナーの原作は読んだことがないのですが(^^;、一冊2,3時間で読めるとのことでしたね。
映画は現代を舞台にリメイクされたものなので、原作も読んでみたいです^^。

2007/9/10(月) 午後 2:12 kim

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高校生の時に図書館でケストナーの本をほとんど読んだ覚えがあります。「点子ちゃんとアントン」も〜(^○^)
でも、映画は観たことないので機会があったら見てみたいです。
ケストナーの作品で「サーカスのこびと」もお気に入りなのですが
これは映画になってるのでしょうか〜

2007/9/18(火) 午後 10:18 barbados

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私は映画でのみ3作品観ましたが、全部現代に置き換えたもので、『飛ぶ教室』などは、正義先生と禁煙が、ベルリンの壁によって離れ離れになり、その崩壊で再会できるといったことになっていて、私は逆に原作はどうなの??と気になったのでした。
で、他に『エーミールと探偵たち』、『ほら男爵の冒険』はamazonに登録されていましたが、『サーカスのこびと』はわかりません(^^;

2007/9/19(水) 午前 9:12 kim

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『飛ぶ教室』は私もテレビで観ました。確かに原作にはベルリンの壁なんか出てきませんよね。まだ壁はなかったのですものね(^○^)
ケストナーがこの作品を書いた時代背景というものが判らないとケストナーのメッセージが伝わらないので、舞台を現代に置き換えた都合上ベルリンの壁を持ち出したのでしょうか?
『サーカスのこびと』は映画化されてないのかも知れませんね。物語りも面白くて、挿し絵もとても可愛くて好きだったの〜♪

2007/9/20(木) 午後 10:31 barbados

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ケストナーの作品は子供向けなので、映画は子供にも理解しやすいように現代に置き換えているのでしょうね。
『飛ぶ教室』では、クリスマスに子供たちが上演しようとしていたミュージカルもラップ調だったりして、見ていて飽きないような工夫がされていましたね^^。
私も原作を是非読んでみたいと思います!

2007/9/21(金) 午後 2:32 kim


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