Kim's Room

ご無沙汰しておりますが、元気にしております。 2011.04.08 kim

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ノーカントリー

イメージ 1製作:2007年 アメリカ
原題:NO COUNTRY FOR OLD MEN
監督:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン
原作:コーマック・マッカーシー『血と暴力の国』
出演:トミー・リー・ジョーンズ (保安官エド・トム・ベル)
    ハビエル・バルデム (アントン・シガー)
    ジョシュ・ブローリン (ルウェリン・モス)
    ウディ・ハレルソン (カーソン・ウェルズ)
    ケリー・マクドナルド (カーラ・ジーン)


ストーリー: 80年代、人里離れたテキサスの荒野でハンティング中に、銃撃戦が行われたと思しき麻薬取引現場に出くわしたベトナム帰還兵モス。複数の死体が横たわる現場の近くで、200万ドルの大金を発見した彼は、危険と知りつつ持ち帰ってしまう。その後、魔が差したのか不用意な行動を取ってしまったばかりに、冷血非情な殺人者シガーに追われる身となってしまう。モスは、愛する若い妻カーラ・ジーンを守るため、死力を尽くしてシガーの追跡を躱していく。一方、老保安官エド・トム・ベルもまた、モスが最悪の事件に巻き込まれたことを知り彼の行方を追い始めるが、モスを保護できないまま、死体ばかりが増えていく事態に直面し、苦悩と悲嘆を深めていく…。 allcinemaより
初公開年月:2008/03/15


こちらGW中に観ていたのですが、いい加減記事をアップしないと、詳細を忘れちゃう;;; と、休み明け、またまた雑務に追われているトホホは私(汗)

で、ミニシアター系作品だったら1〜2ヶ月遅れるのは当たり前、ヘタするとDVDがリリースになってから上映ってこともありうる当地ですが……
ですが、アカデミー賞の作品賞を受賞した作品が、まさかの1ヵ月半も遅れての上映って……? それって、配給会社の都合? それとも地元の映画館がGWの目玉作品にでもしたかったのでしょうか?
はぁ、カンベンして〜 ┐(-。ー;)┌ 

が、作品自体は、さすがオスカー受賞作。 最初から最後まで面白く観る事ができました。

事件は麻薬取引にまつわるトラブルが発端ですが、荒野の真ん中でメキシコ人とスーツ男達が大金や大量の麻薬を残して皆殺しにされるという異常さ…。
80年代の南テキサスが舞台ということですが、メキシコとの国境を抱えていたりするので、そういった事件が近年起こるようになったのでしょうか。

大金が入ったカバンは、地元民のモスが偶然見つけて持ち帰ったのですが、それを回収するために送り込まれたのが、謎の殺人鬼アントン・シガー。
テキサスにおいては、おかっぱ頭で青白い顔をした無表情なシガーは、かなり浮いていて笑える〜! と、噂のハビさんのおかっぱ頭にウケけていたのも束の間、いつも持ち歩いている酸素ボンベを使ったエアガンも、運命を決めるコイントスの強要も、かなり不気味ですぐさま恐怖のどん底に…(≧□≦;)
噂どおりハビエル・バルデムのなりきり演技はスゴイし、突拍子も無いキャラクターながらリアリティがあるのにも驚きでした。

そんなシガーに執拗に追われることになったモスも、数々の修羅場をくぐったであろうタフなベトナムの帰還兵なのですが、シガーの底知れない怖さを知っている観客的にはモスが心配でしょうがない;;; ハラハラ・ドキドキの展開に眠くなる暇もありませんでした!?




以下ネタバレがありますので、未見の方はご注意ください。




(英国アカデミー賞では助演男優賞でノミネートされていましたが)本作の主演は、トミー・リー・ジョーンズですよね? なので、最後はベル保安官vsシガーの対決が待っているものと思いきや、あっけないような曖昧なような…、そんなラストに肩透かしを食った感じもし、見終えた直後は、正直、これがオスカー受賞作なの?という思いがよぎったのですが…。

原題は『NO COUNTRY FOR OLD MEN』。 シガーの存在感が強烈だったとはいえ、やはりトミー・リーの映画でしたよね。
祖父も父親も親戚も保安官。 保安官の仕事には人一倍熟知している自負のあったベルも、近年の犯罪の異常さ、特に今事件の到底理解不能なシガーに、時代が変わったこと、もう老保安官の出る幕ではないことを悟るのですが、そういう異常犯罪の多発や、モンスター並に理解不能な犯罪者の出現は、映画の80年代よりも、今はもっと深刻だったりしますよね。
”俺の無線は通じないんだ” モスの殺害現場でベルが言っていたことなのですが、古き善き時代の声が届かなくなってしまった現代への警鐘のようにも感じられました。

そういえば、シガーの背景は何一つ語られていなかったと思うのですが、ベルがシガーが感じた不気味さを観客も同じように感じられた演出も見事だったと思います。


閉じる コメント(28)

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コーエン兄弟は一番と言ってもいいほど好きなので、DVDでたらチェックしますww

なので、ネタバレ読んでませんw
こないだスペインに行ったときにマドリッドにハビエル家のバルがあると知り行きたかったんですが、行きませんでした;

2008/5/11(日) 午前 1:57 Fruity

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SHIGEさん、ハビさんの不気味さは想像以上でしたよ〜(><)
実はコーエン兄弟の作品の面白さをイマイチ理解していないと思われる私ですが、こちらは最後まで惹き付けられました^^。
TBありがとうございます!

2008/5/11(日) 午後 1:47 kim

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Pu−koさん、私が一番驚いたのは、その傷の手当てをするために薬局に寄ろうとした時、まずは表に止めてあった車を吹き飛ばして、騒ぐ市民を他所に優雅に手に入れていたところ(^^;
店主をエアガンで吹き飛ばさなかっただけ良しとしますが、その思考回路は理解できません(><)
…というとこで、とても面白く観ることが出来ました^^。
TBありがとうございます!

2008/5/11(日) 午後 2:02 kim

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Fruityさん、今スペインの記事を集中的に読ませていただきました〜!
今はイタリア男に入れ込んでいる私メですが、スペイン男も好物でございます(笑笑〜)
で、ハビエルの一家は芸能一家だと思ってたのですが、サスガですね〜、サイドビジネスもなさっているのね;;;
なんでも今はペネロペと交際中のようですので、もしかしたらツーショットが見れたかも??

2008/5/11(日) 午後 2:57 kim

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そうそう、
モスとシガーの核の違いみたいなものがありましたね。
死に掛けている人に水を持っていってやる感情があるモスは、シガーにかなうわけ無かったですね。
TBさせてくださいね。

2008/5/11(日) 午後 8:36 木蓮

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ホント、ハラハラドキドキ、眠くなる暇もありませんでした!(笑)
凄く重い話なのに、クスっと笑えるところがあったり、コーエン兄弟は魅せてくれますね。
しかしこのストーリーの鍵は私もベル保安官がにぎっているような気がしました。知りたくて本も読みましたがかなり哲学的なものもありますね。アメリカだけでなく、世界に共通する問題を示しているようです。TBさせてくださいね♪

2008/5/11(日) 午後 9:29 choro

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もくれんさん、大金が入ったカバンには発信機が仕掛けてあったので、やさしさを見せようが見せまいが、モスはシガーに追いかけられたのですよね?
が、仰るとおり、ちんけな犯罪者と殺人鬼の違いは、そんなところでも感じられました。
そういえば、二人とも通りすがりの少年から服を買ってましたね!
DVDでじっくり観るとコーエン兄弟の遊びをいろいろ発見できそうですね^^。
TBありがとうございました!

2008/5/12(月) 午後 6:49 kim

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Choroさん、原作も読まれたなんてサスガです! …が、なかなか難しそうですね。 私は『つぐない』の原作にも苦労しています(^^;。
で、私も映画を観ている間は、ハビさんの不気味さに釘付けだったのですが、テーマ的には、現代に共通のものを感じました。
TBありがとうございました!

2008/5/12(月) 午後 7:39 kim

シガーが怖かったですね〜。
アカデミー賞の授賞式などで見たハビエルはとっても優しそうな感じなのでギャップが凄いです^^;
彼の印象が強いですが、やっぱり主役はベルでしたね。ただ、最後の夢のお話でぼ〜っとしちゃってちゃんと聞いていなかったのでDVDが出たら観直します!
TBさせて下さいね☆

2008/5/18(日) 午前 9:35 ゆき

帰りの機内で観ようかと考えている映画です。

2008/5/19(月) 午後 6:31 NZ_RR

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ゆきさん、私はこれまでハビエル・バルデムの出演作は割りと観ているのですが、本作のシガーもまた強烈でしたね〜(^^; ほんと上手い役者さんです^^。
で、そんなシガーにグイグイ惹き付けられて観てきてあのラスト…。
コーエン兄弟も恐るべし!?
TBありがとうございました!

2008/5/20(火) 午後 0:09 kim

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NZさん、こちらは凄く緊張感があって面白かったので、あっという間にNZに着くと思いますよ〜^^。
ところで、日本にいらっしゃるときは何をご覧になったのでしょう?

2008/5/20(火) 午後 0:40 kim

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一切BGMがない映画でしたし、最期の終わり方はいろいろな解釈ができそうな哲学的な映画でしたね。

2008/8/12(火) 午後 9:55 mossan

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余計な音がなかったことで、シガーの足音とか、ボンベを開ける音とかが効果的に聞こえててきましたね(^^;
ラストも原題を考えると納得かな?とも…
TBありがとうございました!

2008/8/14(木) 午後 1:14 kim

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そうそう、ちょっとしたセリフの中にも、深い意味が込められてるな〜というところが、たくさんあったように思います〜。
強烈なメッセージ、感じましたです。 コーエン兄弟、万歳! ^^;
TB、お願いします。

2008/9/10(水) 午後 11:07 サムソン

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コーエン兄弟って、作品も独自路線で面白いですが、彼ら自身も面白そうですよね。
どうしたらあのような映画が出来上がるのか、彼らの日常にも興味津々。
TBありがとうございました!

2008/9/11(木) 午後 1:41 kim

緊迫感もそうですが、何とも深いメッセージ性を持った映画でしたね。難しいですが、さすがって感じでした。遅ればせながらTBさせていただきます!

2008/10/7(火) 午後 11:46 takutaku!

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コーエン兄弟の作品って、凄く惹かれるものがあるのですが、私的にそれを表現する言葉を持ち合わせていないのが残念です(^^;
が、ヴェネチア映画祭に出品されていたクルーニー&ブラピが出演の新作は、単純に面白い娯楽映画のようで、こちらも楽しみです^^。
TBありがとうございました!

2008/10/9(木) 午前 11:02 kim

これはおもしろかったです。
最後のシガーの表情…子ども達に見せたあの表情に救われた気持ちになりました。
DVD、安くなったら買います。

2008/10/27(月) 午前 9:56 [ - ]

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こちら、映画館で1度観たくらいでは消化できる作品ではなく、DVDがリリースされたら、じっくり見直したいと思っていたのでした。
私もDVD欲しいなぁ…;;;

2008/10/28(火) 午後 6:55 kim

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