|
『説得(Persuasion_1818年)』/ジェーン・オースティン 昨日、キアヌ・リーヴス&サンドラ・ブロックの『イルマーレ』を観に行ったのですが、サンドラが演じたケイトの愛読書がジェーン・オースティンの『説得(説きふせられて)』でした。 この本は、2年の時を隔てたキアヌ演じるアレックスとケイトを繋ぐ重要アイテムにもなっていたのですが、くぅ〜〜〜っ;;;やられた(笑) オースティンは200年も昔の作家ですが、その作品は今も多くの読者に愛されていて、長編の殆どは映画化やドラマ化されていますし、『イルマーレ』のように、他の映画の中でも登場することもありますね。トム・ハンクスとメグ・ライアンの『ユー・ガット・メール』の中で、書店オーナーのメグが200回は読んだ愛読書として『高慢と偏見』がでてきますし、その『高慢と偏見』はレネー・ゼルウィガー主演の『ブリジット・ジョーンズの日記』の元になっているのは有名な話です。 これまでも何度かブログで書いてきたように、私は『ブリジット・ジョーンズの日記』が大好きで『高慢と偏見』さらにはオースティンの世界へ足を踏み入れた、ただの映画好きのミーハーファンで、オースティンを語るなど、おこがましいのですが、ヒロインとしては、『高慢と偏見』のエリザベス、『エマ』のエマなどは、その若さもあると思うのですが、溌剌としていて華があって魅力的。 それに比べるとオースティンの晩年に書かれた『説得』のヒロイン、アン・エリオットは地味に映ってしまうかもしれません。 美しく聡明なアン・エリオットは、若いときに(19歳)ある青年と恋におちるのですが、その時は、身分の違い、青年の将来に対する不安などから周囲に説得されて別れてしまいます。 そして、8年の歳月が過ぎ、エリオット家は次第に凋落していき、アンも適当な結婚相手がみつからないままに婚期を逸しています…。 そんなとき、若い頃の恋人が、海軍で出世し堂々とした風貌で現れるのです。 そんなウェントワース大佐を適齢期の女性達が放っておくはずがありません。 気立てが良くて控えめなアンは、そのことを妬むどころか、ウェントワース大佐の幸せを願うのです。 互いに変わらぬ想いを抱きつつも言い出せないでいたのを、遂にウェントワース大佐がアンへ情熱的な手紙を書き、ハッピー・エンドとなるのですが、分別のある大人のじれったくもロマンチックな物語です。 こんな素敵な物語を、英国のシングルトンを描いた『ブリジット・ジョーンズの日記』の筆者が見逃すはずありません!? というわけで、続編の『ブリジット・ジョーンズの日記〜きれそうな私の12ヶ月』の一部は『説得』が元になっていると言われていまして、そのために私も読んでいたりするのですが、確かによく似たシチュエーションがあり、大好きなシーンです。 (…が、映画版にはなく、タイ旅行に終始していたのが残念です^^;) そんなこんなで、大人なキアヌとサンドラの時を隔てた愛を描いた『イルマーレ』に『説得』が出てきたときは、あぁ、なんて粋なこと! と、『イルマーレ』が大好きになってしまったのでした;;; それにしては、『説得』をもとにした映画って聞いたことないかも…と、調べてみたら、英国で1995年に作られているみたいですね。 観てみたい! SONY PICTURES CLASSICS:Persuasion でも、キアヌとサンドラで『説得』を映画化してくれれば嬉しいのに!?
|

- >
- エンターテインメント
- >
- 映画
- >
- その他映画





