Kim's Room

ご無沙汰しておりますが、元気にしております。 2011.04.08 kim

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待ち焦がれて

イメージ 1製作:1995年 イギリス/フランス 
原題:PERSUASION
監督:ロジャー・ミッシェル
出演:シアラン・ハインズ Captain Frederick Wentworth
    コリン・レッドグレーヴ Sir Walter Elliot
    アマンダ・ルート Anne Elliot
    サミュエル・ウェスト Mr. Elliot
    スーザン・フリートウッド Lady Russell
    フィオナ・ショウ Mrs. Croft
    ジョン・ウッドヴァイン Admiral Croft
    フィービー・ニコルズ Elizabeth Elliot
    ソフィー・トンプソン Mary Musgrove
    ジュディ・コーンウェル Mrs. Musgrove
    サイモン・ラッセル・ビール Charles Musgrove
    フェリシティ・ディーン Mrs. Clay
    ロジャー・ハモンド Mr. Musgrove

ストーリー: 19世紀のイギリス上流社会に身を置くアン(アマンダ・ルート)。かつて、周囲の猛反対に遭い、軍人ウェントワース(キアラン・ハインズ)の求婚を断ったのだが、8年ぶりに再会することになる。お互い惹かれ合うも、なかなか気持ちが通じ合わない二人。はたして、彼らの恋の行方は…。 シネフィル・イマジカより


こちらは『高慢と偏見(プライドと偏見)』の原作者として知られている、英国の作家ジェーン・オースティンの晩年の長編小説、『説得(説き伏せられて)』をTV映画化したものですね。 ずっと観たかったのですが、シネフィルイマジカで放送してくれたのでやっと観ることができました! 同作を原作としたTV映画は、昨年も制作されたようですが、1995年に制作された本作は、信頼と安心のBBC印です^^。

本作は、ヒロインが機知に富んでいて溌剌とした印象の『高慢と偏見』などに比べると、ストーリーも俳優も”地味”という印象はぬぐえません(^^;
が、やはりオースティンの物語は、時代が良く描かれていますし、人物描写は面白いですね〜^^。 
以前記事にしたことがあるのですが、本作の原作は、サンドラ・ブロックの『イルマーレ』でサンドラの愛読書として登場してましたし、『ブリジット・ジョーンズの日記〜きれそうな私の12ヶ月』の原作の一部は、本作を参考にしたと言われてます。

 
若い頃に身分の違いなどで結婚を反対されて別れてしまった二人が、8年ぶりに再会するのですが、以前と二人の心は変わらないのに、状況は一変しています。
アンは既に27歳。 すっかり婚期を逸してしまい、さらに自分を犠牲にしても人に尽くす控えめで誠実な性格から、いつも損な役ばかりが回ってきます。
対して、ウェントワースは、海軍で大佐にまで昇進し、財も成し、正に男盛り。 年頃の娘達が放っておきません。

8年前に求婚を断った自分をウェントワースはどう思っているのか…。 アンの不安と期待が手に取るように伝わってきます。
一方、貴族の娘のアンにコンプレックスを抱えているウェントワースも、アンとの再会には不安と期待が入り混じっていたと思います。
せっかく再会できても、会話のきっかけさえ掴めない二人……。 あぁ、いじらしい;;;

私、こう見えて?”健気”という言葉に弱いのですよ(^^; そんな私の弱〜いツボをアンは刺激しまくりです(笑)
パーティの席では、”アンは踊らないわよね?”と、ピアノ伴奏が彼女の役目。(しかも上手い!)
甥っ子がケガをすれば、私が看てるから大丈夫と、楽しみにしていたパーティなのに、その母親(妹)を行かせちゃう。(しかも看護が的確!)
彼女は没落気味とはいえ、貴族のお嬢様なのですよ。 なのにあの扱い……(^^;
でも、聡明な彼女は自分を卑下したりしないし、やはり人望があるのよね! 困ったときには、皆、アンを頼りますし、そんなアンにウェントワースも惚れ直すことになります^^。


BBCドラマは、原作に忠実なストーリーにいつも好感を持つのですが、本作では原作の冒頭部分、二人の若い頃のエピソードがそっくり割愛されています。 が、求婚して断られた過去を会話の中で説明していたし、要点がコンパクトにまとめられていて、これはこれで良かったかな。
また、BBCドラマは、映像が何しろ素敵なのですが、本作でも准男爵家であるエリオット家のお屋敷の見事なこと! 衣装にも見とれてしまいましたし、風景も綺麗でしたね〜。
 

オースティンが生きた時代(1775年 - 1817年)は、ナポレオン戦争(1803年 - 1815年)と重なるので、オースティンの兄弟にも軍人がいますし、いくつかの小説の中にも軍人が登場します。
本作でもナポレオンがエルバ島に流刑されたことにより軍人たちは戦争が終わったと陸に上がったのでした。
(後に、”ナポレオンがエルバ島を脱出したから、また戦争が始まる”と言ってましたが…^^;)
なので、同戦争における、陸軍を描いたショーン・ビーン主演の『炎の英雄シャープ』や海軍を描いたヨアン・グリフィズ主演の『ホーンブロワー』を観ていると尚更興味深く観ることができると思います。
ウェントワースは、フリゲート艦などに乗り大佐にまで出世したのですが、親戚が提督とはいえ、貴族の子息でもないのに、どんなに大変だったか…。


最後にキャストについて。
ウェントワース大佐がシアラン・ハインズで、まずは私は仰け反ったのですが、アラン・リックマンより更に渋怖?
およそラブロマンスには似合わない俳優さんで(ゴメンナサイ^^;)、最近では『ROME』でユリウス・カエサルを堂々と演じてましたが、うわぁ〜驚いた;;; が、振られた恋人を8年も思い続けたこと、海軍での出世などを考えると、リアリティがあります(^^;
アン役のアマンダ・ルートは、今私が嵌っている『フォーサイト家』で主役のソームズ・フォーサイトの妹を演じてますね。 本作では控えめな賢さに好感を持ちました。
ってか、父親のエリオット氏役のコリン・レッドグレーヴも『フォーサイト家』に出演していて、もう一つのフォーサイト家の家長(ルパート・グレイヴスの父親役)を演じてます。
それに、『ハリー・ポッター』の叔母さんで有名なフィオナ・ショウがクロフト提督の奥さんで、アンの妹役はソフィー・トンプソン。 そう、エマ・トンプソンの妹さんです。 本作では、自分勝手なKY女ぶりが面白かったです。 アンの姉役はフィービー・ニコルズでしたが、高飛車な感じで、なんともまぁ個性的な三姉妹で、そんなところも面白かったです^^。


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