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原題:LE PLACARD / THE CLOSET 監督:フランシス・ヴェベール 出演:ダニエル・オートゥイユ: フランソワ・ピニョン ジェラール・ドパルデュー: サンティニ(人事部長) ティエリー・レルミット: ギョーム(広報部長) ミシェル・ラロック: メユ・ベルトランド(経理部長) ミシェル・オーモン: ベローヌ(隣人) ジャン・ロシュフォール: コペル (社長) ストーリー: コンドーム会社に勤めるいたってまじめなだけが取り柄の冴えない中年男性ピニョン氏。妻子にも見捨てられた彼に追い討ちをかけるように、20年勤めた会社からクビになることを聞かされる。思いあまって身投げをしようとしたところを隣の部屋の老人に助けられる。事情を聞いた老人はクビにならない方法をピニョン氏に伝授する。翌日、会社宛に男と情熱的に抱き合うピニョン氏の写真が送られてくる。これを見た経営陣はゲイ差別との糾弾を怖れてピニョン氏の解雇を撤回する。ピニョン氏の思惑は見事に成功したわけだが、当然周囲の見る目はすっかり変わり……。 allcinemaより ダニエル・オートゥイユとジェラール・ドパルデューといえば、フレンチノワールの名作、『あるいは裏切りという名の犬』での共演が記憶に新しいのですが、渋カッコ良い男たちを演じた二人が、こちらでは何とも…(^^; 本作にはフランスの名優たちがこぞって出演していて面白いと評判の映画だったので、レンタルを探したのですが、当地のレンタル屋さんには置いていなくて、ず〜っと観たかった映画だっただけに、シネフィル・イマジカでの放送に、もう次回でお終い、いよいよ大詰めの『ヒーローズ』よりも本作を選んで観たのですが……。 面白すぎるじゃないですかっ! 笑笑〜 ダニエル・オートゥイユが、妻に離婚され、リストラ候補にもなってしまった存在感の無いトホホ男のビニョンを演じているのですが、ほんと冴えない男にしか見えないところが凄いですね〜^^。 自宅のベランダから投身自殺を図ろうと思い悩んでいるところを、隣の老人に助けられるのですが、彼のアドバイスに従った、”ゲイ、カミングアウト作戦”が、ゲイを敵に回したくないゴム会社だけに見事成功し、事態が思わぬ方向に回り始めます。 ジェラール・ドパルデュー演じる強面の人事部長サンティニが、ビニョンを”オカマ野郎”とバカにしたところ、態度を改めて親しくするようにと命じられしまうのですが、それまでと一転、ビニョンに嫌われまいと食事に誘ったり、プレゼントを渡したりしているうちに、精神的にもだんだん追い詰められ、壊れていくところも見事!(笑) 多分、ビニョンがダニエル・オートゥイユで、サンティニがジェラール・ドパルデューでなければ、ここまで面白くないのだと思います。 あの二人がこんなことしてる!?というところで、こみ上げてくる面白さもあるのですよね^^。 84分という短い映画で、一気に観ることができるし、後味爽やかで面白いコメディでした。 |

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