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原題:MY BLUEBERRY NIGHTS 監督:ウォン・カーウァイ 出演:ノラ・ジョーンズ (エリザベス) ジュード・ロウ (ジェレミー) デヴィッド・ストラザーン (アーニー) レイチェル・ワイズ (スー・リン) ナタリー・ポートマン (レスリー) ストーリー: ニューヨークのとあるカフェ。失恋したエリザベスは、この店のオーナー、ジェレミーが焼くブルーベリー・パイを食べ少しだけ心癒やされる。それでも、なかなか別れた恋人のことが忘れられない彼女は、ついに宛のない旅に出る。仕事をしながらメンフィス、ラスベガスとアメリカを横断していくエリザベス。彼女はその先々で、それぞれに愛を求め愛に傷つく人々と出会い、彼らと束の間の時間を共有していく中で新たな自分を見いだしていく。 allcinemaより 初公開年月:2008/03/22 とても楽しみにしてた映画だったので、公開初日に観ることができて良かったです^^。 ウォン・カーウァイ監督作品は、『恋する惑星』、『ブエノスアイレス』、『花様年華』、『2046』くらいしか実は観ていなかったりするのですが(^^;、クライヴ・オーウェン主演の、BMWのCMフィルム(『The Hire: The Follow』)やランコムのメンズ・フレグランスのCMなども凄く印象的で、今、一番気になる監督さんです。 そんなウォン監督の新作は、初の英語作品で、主演は本作が映画デビューになる、グラミー賞歌手のノラ・ジョーンズ。(はじめに俳優ありきのウォン監督的に、彼女を撮りたかったがために英語劇になったとか?) 共演にジュード・ロウやレイチェル・ワイズ、ナタリー・ポートマンが出演しているとあって、昨年のカンヌに出品された時から、とても観たかった映画です。 で、映画の内容についてですが、ノラ・ジョーンズのPVを観ている様だったかも…? いえいえ、それ程、ノラ・ジョーンズのちょっとけだるいR&Bチックな曲と、ウォン・カーウァイ監督らしい洒落た映像がよくマッチしていて、とても心地よかったのです。 ストーリー的には、失恋の痛手を負ったエリザベスの再生の旅を映したロードムービーであり、その先々で知り合う、愛を求め、愛に傷つく寂しい人たちのオムニバスでもあり…。 メンフィスで知り合う、アーニー、スー・リンの元夫婦にしろ、ラスベガスで知り合うレスリーにしろ、興味深い人生を歩んでいるし、深刻な問題も抱えていて、そのエピソードだけで映画1本作れそうなところ、割とサラッと流れていくのですが、全体のバランス、雰囲気を考えると私的には好み。 そして、この映画のテーマは距離とのことですが、ニューヨークでの失恋の痛手からだんだん遠く離れていく距離感。 また、そのニューヨークで知り合ったジェレミーを想う距離でもあったのですが、その間を埋めるのが、今時珍しい手紙。 そんなところにも、電話で連絡し合う程ではない、ジェレミーとの微妙な距離感が表現されていましたね。 それにしても、ウォン・カーウァイ監督が撮る映像は素敵だなぁ…。 街や店の中は雑然としているのに、独特の赤っぽい映像が温かくてやさしいし、俳優達も男も女も、髪はボサボサだったりするし、殴られて鼻にティッシュ詰めたりしていても、なんとも色っぽい。 あぁ〜、ジュードのようなマスターがいるカフェで、私もまったりブルーベリーパイを食べたいっっ;;; ってか、来日のウォン・カーウァイ監督を一目見たかった;;; 心地よい音楽に乗って、ちょっと胸キュンする…、そんな映画だったかな^^。 |

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