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原題:EASTERN PROMISES 監督:デヴィッド・クローネンバーグ 出演:ヴィゴ・モーテンセン (ニコライ) ナオミ・ワッツ (アンナ) ヴァンサン・カッセル (キリル) アーミン・ミューラー=スタール (セミオン) イエジー・スコリモフスキー (ステパン) シニード・キューザック (ヘレン) ミナ・E・ミナ サラ=ジャンヌ・ラブロッセ (タチアナ) ストーリー: クリスマスを控えたイギリス、ロンドン。助産婦のアンナが働く病院に、10代の幼い妊婦が運び込まれる。少女は、女の子を産んだ直後、息を引き取った。少女のバッグからロシア語で書かれた日記を見つけ出したアンナは、孤児となった赤ちゃんのためにと少女の身元を調べ始める。ロシア語の分からないアンナは、挿まれていたカードを頼りにロシア料理の店を訪ねる。そしてその店の前で、運転手だという謎めいた男、ニコライと出会うアンナだったが…。 allcinemaより 初公開年月:2008/06/14 先週末はロンドンの不法移民とか裏社会を描いた作品を2本観たのでした。 まずは、<R-18>なバイオレンス作品ながら、今年初めの賞レースで注目作品だった『イースタン・プロミス』から。 この作品、ほんと何ヶ月待ったんだか〜、やっと観ることができましたよ(^^; が、待ったかいがありましたね! 私的にはクローネンバーグ・ワールドもギャングとかマフィアとかいった分野もどちらかというと苦手。 しかも本作は、繰り返しになりますが<R-18>。 首を掻っ切るシーンなんて、『スウィーニー・トッド』の比ではなく、凄〜く生々しい(++; それに、本作で一番の見所は、一番暴力的なシーンだったりもしますしね。 が、それでも見とれてしまう映画って…! 本作が凄く魅力的なのは、やっぱヴィゴの存在感故でしょうか。 ニコライは、凄〜〜〜く危険な香がするのだけど、あら?もしかして信用していい人?? 何だかとてもミステリアスで、一体何モノなの?とストーリーに引き込まれていきました。 ニコライが仕えるロシアンマフィアの親子もまた…。 穏やかな表情をすればするほど恐ろしい父親と、情緒不安定な息子。 息子、キリル役はヴァンサン・カッセルだったのですが、彼もヴィゴに負けない存在感でしたね。 父親に頭が上がらず、エキセントリックで、ゲイ(^^; こんな複雑怪奇なマフィアの息子を、なんともまぁチャーミングに演じていて、俳優の演技を見ているだけで満足してしまう作品でした。 ストーリー的には、原題の”EASTERN PROMISES”とは東欧からの人身売買を意味しているそうですが、ロンドンに巣くうロシアンマフィアの実態を、少女の日記に書かれた真実をもとに描いたものなのかな。 少女の赤ちゃんを取り上げたナオミ・ワッツ扮するアンナが解明していくのですが、その手口は、ほんと言葉を失うものでした…。 が、以前、ロンドンの不法移民の臓器売買を描いた『堕天使のパスポート』を観たときにも思ったのですが、こういったことって、日本でだって行われているかも知れないのですよね…。 そういえば、私的に、残酷なシーンが多いにもかかわらず、この映画に惹かれてしまったのは、ピストルの音があまりしなかったせいかな? その代わりナイフが多用されていて、見た目の痛さは増したのですが(^^;、ナイフで一気に何人もの人は殺せませんからね。 犠牲者が少なかったのが良かったのかも。 が、欲を言えば、主人公のニコライには、最後まで謎のままでいて欲しかったかも!? |

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