Kim's Room

ご無沙汰しておりますが、元気にしております。 2011.04.08 kim

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イメージ 1製作:1999年 イギリス 184分
原題:DAVID COPPERFIELD
監督:サイモン・カーティス
出演:ダニエル・ラドクリフ   デビッド・コパーフィールド(少年期)
    シアラン・マクメナミン   デビッド・コパーフィールド
    エミリア・フォックス   クララ・コパーフィールド(母)
    ジョアンナ・ペイジ   ドーラ・スペンロー(妻)
    マギー・スミス   ベッツィ・トロットウッド(伯母)
    Pauline Quirke   ペゴティ(乳母)
    Michael Elphick    バーキス氏(ペゴティの夫)
    Trevor Eve   マースドン氏(継父)
    ボブ・ホスキンス   ミコーバー氏
    イメルダ・スタウントン   ミコーバー夫人
    イアン・マッケラン   クリークル(寄宿学校の校長)
    Oliver Ford Davies   ウィックフィールド氏(伯母の知人)
    Amanda Ryan   アグネス(ウィックフィールド氏の娘)
    Nicholas Lyndhurst   ユライア・ヒープ(ウィックフィールド氏の書記)

ストーリー: 
【前編】 イングランド北東部サフォークス州ブランダーストンに生まれたデビッド。父は半年前に他界。自分の姓を継ぐ女子の誕生を期待して来訪していた変わり者の伯母ベッツィ・トロットウッドは男の子が生まれた事に憤慨して誕生をも祝わず即刻立ち去ってしまう。若くやさしい母と常に忠誠で献身的な使用人ペゴティとの愛に溢れた楽しい生活は、その毅然たる態度と巧妙な言葉で若く美しい未亡人の母を再婚へと惑わす劣悪なマースドンの登場によって危ういものとなる。そうとも知らずにデビッドはペゴティに連れられヤーマスの浜辺へホリディにでる。
【後編】 17歳で学業を終えたデビッドは、法律事務習得のため「スペンロー・ジョーキンズ」法律事務所に入る。ロンドンで開かれるパーティーへアグネスから招待を受けたデビッドはそこで2人の昔馴染みに出会う。一人は当時から書記としてウィックフィールド氏に雇われていたユライア。彼の謙譲を装いつつ含みのある様は相変わらず。もう一人はセイレム校での先輩であり唯一デビッドが信頼できた学友スティアフォース。アグネスから年老いて耄碌気味のウィックフィールド氏に付け込んでユライアが共同経営権を得ようとしていると聞いたデビッドは、その晩ユライアを自宅へ招く。 LaLaTV より


以前、レンタルビデオで観たことがあるのですが、LaLaTVで放送されたものを観たので感想を。
あ、”デビッド・コパーフィールド”といっても、マジックじゃないです^^;
(もっとも、プロマジシャンの芸名は本作の主人公に由来しているそうですが…)

こちらはチャールズ・ディケンズの自叙伝的小説をもとにBBCがドラマ化したものですね。
前編の幼少期を、『ハリー・ポッター』ことダニエル・ラドクリフくんが演じているのですが、このドラマがデビュー作だそうです。(ぷくぷくしてて、めちゃ可愛い〜^^)
優しい母親と頼りになる乳母に見守られ、すくすくと育っていたのに、母親が再婚することになり、デビッド少年は不幸のどん底へ…。 継父のミスター・マースドンのイジメで、少年版シンデレラ?と言うほど辛い目に遭ってしまいます;;; 

後編は、大人になったデビッドが描かれているのですが、法律事務所に入所するなり、所長の大事な一人娘に恋してしまい…。
また、トロットウッド伯母さん、ミスター・ウィックフィールドなど、お世話になった人達が次々に不幸に見舞われ、これまで皆に助けられてきたデビッドは、今度は皆の為に奔走することになります。


ストーリー的にも、幼い頃の辛い経験、大人になってからのとある事件と、それなりにハラハラするのですが、この物語の面白さは、登場人物にあるのでは?と思います。

まずは、マギー・スミスが演じたトロットウッド伯母さん。
↑の粗筋にあるとおり、何故か男嫌い。 田舎の方でゆったり暮らしているのですが、その敷地には男性とロバは立ち入り禁止みたいです(笑)
そんな訳でデビッドは会う機会がなかったようですが、実は正義感に溢れた人で、靴工場から逃げ出したデビッドが着の身着のままで訪ねると、事情を察し、ミスター・マースドンと話をつけて引き取り、きちんと教育を受けさせてあげます。 そんなところ、演じているマギー・スミスと重なりますね。 一見近寄りがたいけど、実はとても頼りになります。
が、お人よしな面もあり、資産を全て失ってしまうということも…(^^; 住むところもなくて、一人暮らしを始めたデビッドのフラットに現れるのですが、その時の表情ったら!(笑)

靴工場に働きにだされたデビッド少年が生活の面倒を見てもらったミコーバー夫妻も凄く面白い!!
ボブ・ホスキンスが演じたミコーバー氏は超楽天家。 イメルダ・スタウントンが演じた激情家の夫人と、いつも夫婦漫才でもやっているように見えるのですが、子沢山で生活が苦しいのにいつも明るい夫妻に、デビッドもつられて笑顔に。

そして、デビッドが絶対的な信頼を寄せる乳母のペゴティ。
気が利いて人情家で、彼女がいるととにかく安心です^^。 周りにいる人を幸せにする力をもった人ですね。
デビッドの母クララが亡くなって、ペゴティは馬車屋のバーキス氏と結婚するのですが、バーキスも面白い人だったなぁ。 大人になったデビッドがお見舞いに行くと、その度にベッドの足元にある箱を見やって、”古着がいっぱい詰まっていてねぇ”と照れ笑いしていたのですが、死後、遺言に従い箱をあけてみると、3000ポンドもの現金が! ペゴティじゃないけど、とんだ古着よね(笑)

悪役も個性派揃い!?(^^;
継父のミスター・マースドンは、何故か一緒にやってきた姉と共に、ぞっとするほど嫌い〜(><)
イアン・マッケランが演じた寄宿舎の校長も、ヒューヒューと奇妙な声を出しながら体罰しまくるし(><)
大悪人ユライア・ヒープがまた…、ねっちり気持ち悪い〜〜;;;;;


冒頭に書いたように、この物語はディケンズの自叙伝的小説ということで、Wikipediaで生い立ちを調べてみたのですが、まずは写真を見てニヤリ(笑)
ドラマのラストの方で、中年になったデビッドのヘアスタイルに??と思ったのですが、御大に似せたのですね〜(^^;
で、子供の頃のエピソードを読んでいて、お父さんの人物像にミコーバー氏が浮かんだのですが、やっぱりモデルだったのですね!

ちなみに、Wikpediaの『デイヴィッド・コパフィールド』の作品解説に、
”作者自ら「すべての著作の中で1番好き」と語っている通り、ディケンズの代表作である。モームが選んだ「世界の十大小説」の一つで、まとまりがディケンズの作品の中で非常によい。”
とありますね。 時間を見つけて原作も読んでみなければ(^^;


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ブーリン家の姉妹

イメージ 1製作:2008年 イギリス/アメリカ 
原題:THE OTHER BOLEYN GIRL
監督:ジャスティン・チャドウィック
出演:ナタリー・ポートマン (アン・ブーリン)
   スカーレット・ヨハンソン (メアリー・ブーリン )
   エリック・バナ (ヘンリー8世)
   デヴィッド・モリッシー(トーマス・ハワード(ノーフォーク公爵)
   クリスティン・スコット・トーマス (レディ・エリザベス・ブーリン)
   マーク・ライランス (トーマス・ブーリン卿)
   ジム・スタージェス (ジョージ・ブーリン)
   ベネディクト・カンバーバッチ (ウィリアム・ケアリー)
   オリヴァー・コールマン (ヘンリー・パーシー)
   アナ・トレント (キャサリン・オブ・アラゴン)
   エディ・レッドメイン (ウィリアム・スタフォード)
   ジュノー・テンプル (ジェーン・パーカー)

ストーリー: 16世紀、イングランド。 国王ヘンリー8世は、王妃キャサリンとの間に男子の世継ぎが出来ず焦りを感じていた。 そこに目を付けた新興貴族のトーマス・ブーリンは、長女アンを王の愛人に仕立てようと画策する。 ところが、ヘンリーが見初めたのは、商家の息子と結婚したばかりの次女メアリーだった。 ほどなくヘンリーはブーリン一家を宮中に住まわせ、メアリーを愛人に召し上げる。 先に嫁いだ上に、王の愛人の座まで横取りされてしまったアンは、次第にメアリーに対して嫉妬と憎しみを抱き始めるが…。 allcinemaより
初公開年月:2008/10/25


楽しみにしていた映画だったので、早速初日に観てきました。
英国の長い歴史においても、ヘンリー8世やエリザベス1世が統治したテューダー朝は、私的にも最も興味深い時代の一つなのですが、本作は、その中でもヘンリー8世の寵愛を競ったブーリン姉妹の数奇な運命に的を絞った大胆な作品でしたね。

気質のまったく違う姉妹を、当代きっての若手女優、ナタリー・ポートマン、スカーレット・ヨハンソンが演じています。 売れっ子な二人なだけに、スカーレットは『私がクマにキレた理由』で、ナタリーは『宮廷画家ゴヤは見た』で観たばかりだったのですが、特にナタリーは、15年も投獄されていたイネス役も凄まじいものがありましたが、こちらのアン・ブーリン役は、後半、魂の叫びを見せつけられた感じで、いやはや凄かったです;;;

昔は英国に限らず女性の地位は低く、政略結婚の道具にされ、子供を生む機械と見られ…。
ブーリン家自体も何代か前は庶民だったものが、有利な結婚を繰り返すことにより、父トーマスは、有力貴族であるハワード家の娘(姉妹の母エリザベス)との結婚にこぎつけたようで、男子が生まれないヘンリー8世の愛人として娘を差し出すことに何の躊躇もありません。

そんなドロドロと欲望が渦巻く世界に、はからずも巻き込まれてしまった気立ての優しいメアリーは、ヘンリーの寵愛を得て、周囲の期待通りに妊娠しますが、流産の恐れがあり隔離された部屋に寝かされてしまいます。
そこでヘンリーを繋ぎとめる手段として、フランスに渡っていたアンが呼び戻されるのですが、当初は自分の役割だったものをメアリーに横取りされて面白くなく思っていた彼女は、フランスで身に着けた派手な社交術でヘンリーを虜にし、せっかく男子を産んだメアリーからヘンリーを奪ってしまいます。

機知に勝るアンのこと、ヘンリーを独占することに成功すると、今度はメアリーのようにはなるまいと、その気まぐれな愛を揺るぎないものにするために、王妃の地位を得ようとするのですが、それがローマとの分裂、ひいては英国国教会の樹立にまで至ってしまい、その責任はおのずと彼女自身に跳ね返ってくるのですよね。 男子を産むことが、もはや至上命令となってしまったアン。 最初の子供は女の子(後のエリザベス1世)、期待を裏切ってしまったアンは、次の妊娠に懸けるのですが、流産してしまい…。 既にヘンリーを繋ぎとめるのに限界を感じていたアンは、ことの重大さに、次第に狂気を帯びてきます。
歴史の概要を読んだだけでは、史実が坦々と書いてあるだけで、何故アンが首をはねられてしまったのかは分からなかったのですが、その背景たるや凄まじいものがあったのですね。 ただでさえ、キャサリン王妃を追いやったこと、宗教問題を引き起こしたことで世間からはもとより王宮でも孤立していたアン。 プライドが高いアンが精神的に追い詰められていく様子を見事に演じきったナタリー・ポートマンは素晴らしかったです。

対して、大人たちに幸せな人生を狂わされ、アンからもいわれのない嫉妬を受けてしまったメアリーは、ほんと気の毒な女性なのですが、彼女は、その善良さ、寛容さで、どんな状況でも自分を見失うことはありませんでしたね。 実は芯の強い女性、メアリーを演じたスカーレットも良かったと思います。 
で、クリスティン・スコット・トーマスが演じた姉妹の母は、地位より愛を選んで結婚した女性だったのですよね。 それ故、宮廷での権力争いに加わるのは最初から気が進まないようだったのですが、女性には発言権がなかったのでしょうね。 弟(ノーフォーク公)や夫がすることに、ため息混じりに従っていたのですが、アン、ジョージと、二人の子供が処刑される事態となり、初めて夫に感情を爆発させるのですが、子を持つ親として辛いシーンでした…。

国王に取り入ることで莫大な恩恵にあずかることができる代わり、その気まぐれで薄情な気持ち一つで命もなくしてしまう。 いわば命懸けのゲームをしていた人たちに、鑑賞後に残ったのは虚しさだけ…。 善良なメアリーのその後が穏やかだったのがせめてもの救いでした。
が、映画としては、閉ざされた世界の陰謀渦巻く人間ドラマだったのですが、途中まったく飽きることなく夢中で観てしまいました。
ただ、ブーリン姉妹以外のことは殆ど描かれていなくて、ヘンリー8世についても、トマス・モアが処刑されてしまうこととなった宗教改革についても、アンのために行われたこととはいえ、あえて踏み込まなかったのでしょうか? そこら辺も興味深い点なだけに残念だった気もするのですが、なので尚更、ヘンリー8世をじっくり描いたTVシリーズ、ジョナサン・リース・マイヤーズ主演の『The Tudors』、ホント観たいです;;; 


P.S. アイラヴユー

イメージ 1製作:2007年 アメリカ 
原題:P.S. I LOVE YOU
監督:リチャード・ラグラヴェネーズ
出演:ヒラリー・スワンク (ホリー)
    ジェラルド・バトラー (ジェリー)
    リサ・クドロー (デニース)
    ハリー・コニック・Jr (ダニエル)
    ジーナ・ガーション (シャロン)
    ジェフリー・ディーン・モーガン (ウィリアム)
    キャシー・ベイツ (パトリシア)

ストーリー: ニューヨーク。ホリーは陽気で情熱的なアイルランド人の夫ジェリーとつましくも幸せに暮らしていた。だがある日突然、ジェリーは脳腫瘍でこの世を去ってしまう。それから3週間、ホリーは悲しみのあまり電話にも出ず、引きこもり状態に。そんな彼女が30歳を迎えた日、家族や親友たちが誕生日のお祝いに駆けつける中、バースデイケーキとテープレコーダーが入った贈り物が届く。何とその差出人は、今は亡きジェリーだった。そしてテープには、明日から様々な形で届く手紙それぞれの内容に従って行動してほしい、とのメッセージが。思わぬプレゼントに喜びと驚きが交錯するものの、翌日から届いた手紙の指示に従って行動し始めるホリー。やがて、彼女は手紙の指示通り、親友たちと共にジェリーの故郷アイルランドを訪れるのだが…。 allcinemaより
初公開年月:2008/10/18


FOXで『ゴースト〜天国からのささやき』というドラマに嵌っているので、この映画も、後に残した妻のことが心配でこの世に留まってしまった夫の霊がしでかす数々の奇跡を、メルヘンチックに、感動的に描いた物語なのかと、ハンカチを握り締めて観始めたのですが…。
私的に事前にイメージしていたのとちょっと違ってましたね…(^^; 号泣できなかったのが残念;;;


ヒラリー・スワンクが演じていたので、何となく可愛げがあって最後まで観ましたが、私、彼女が演じたホリーには共感できなかったのですよ。 冒頭の夫婦喧嘩?で、一方的に怒鳴り散らし、靴まで投げつけるのに既に引きそうになったのですが、仕事に対する姿勢も何もかもジコチューに感じられてしまって…。
が、観終えてから考えてみると、ジェラルド・バトラーが演じたジェリーは、不器用で一途なホリーを丸ごと愛していたのだろうし、そんな弱さのあるホリーだったから、自分がいなくなってしまった後のことが心配で心配でならなかったのですよね。 ホリーが一人でも生きられるタイプの女性だったら、このような物語は生まれなかったことでしょう…(^^;

ジェリーはアイルランド人という設定でしたが、ニューヨークの狭いアパートに住み、制服を着てリムジンの運転手をしているっていうのが何とも窮屈そう。 後でホリーとアイルランドで出会ったシーンが、回想シーンとして挟まれるのですが、スケールの大きな自然の中では数倍素敵に見えました。 が、ジェリーにとってホリーは、故郷を捨ててまで愛した女性だったのですよね。
自分がいなくなってしまった後、なかなか立ち直ることができないであろうホリーを心配し、彼女の背中をそっと押してあげるような手紙をどんな思いで書いたのか…。 ジェリーのスケールの大きな愛を感じた映画でした。


記事の冒頭でホリーには共感できなかったと書いた私ですが、彼女に共感できなかったのは、実は、ジェリーに先立たれても、ダニエルや、ウィリアムといった、素敵な男性に愛されちゃうモテ女ぷりに嫉妬しただけかもしれませんっ(^^;;;
まずはビックリなのが、ホリーのママ(キャシー・ベイツ)の元でバーテンやってたダニエルがハリー・コニック・Jrだったのですよね;;; (が、何気にキャストが歌いまくっていた本作で、彼の歌が聴けなかったのは残念…)
それに、アイルランドのジェリーの旧友ウィリアムを演じていたジェフリー・ディーン・モーガンは、『スーパーナチュラル』のウィンチェスター兄弟のお父さんだったり、『グレイズ・アナトミー』のイジー(キャサリン・ハイグル)の彼だったりするのですが、彼の優し〜いスマイルには、いつもとろけそうになります〜;;;
が、彼らにはホリーとは付き合ってはいけないと忠告したいです。 ケンカになると、ハイヒールが顔面を直撃しますからっ!?(^^;


イメージ 1製作:2007年〜 アメリカ 
原題:DAMAGES
出演:グレン・クローズ (パティ・ヒューズ)
    ローズ・バーン (エレン・パーソンズ)
    テッド・ダンソン (アーサー・フロビシャー)
    テイト・ドノヴァン (トム・シェイズ)
    ジェリコ・イヴァネク (レイ・フィスク)
    ノア・ビーン (デービッド・コナー)
    アナスタシア・グリフィス (ケイティ・コナー)

ストーリー: ある朝のニューヨーク。高級マンションから血まみれの若い女性がふらふらと路上に出てくる。彼女は警察に保護され、自宅から婚約者が惨殺されているのが発見される。
6か月前、大物弁護士パティ・ヒューズの事務所に、その女性、新人弁護士のエレン・パーソンズが採用された。パティは巨額の賠償金が絡んだ訴訟を主に担当する高名な弁護士であった。エレンはその事務所に雇われ、恋人デービッドとも婚約。 仕事も私生活も順風満帆に思えていたが、採用早々大富豪のフロビシャーを相手にした集団訴訟のスタッフに加えられた事から人生が大きく変わりだしていく。 wikipediaより


何故か2週続けてレンタル100円クーポンが届きまして、先週の『Lの世界』につづき、『ダメージ』のシーズン1のDVD、全6枚を一気観です(^^; (いつも忙しい発言してゴメンナサイ;;; 私、暇なんだと思いマス。超苦笑)
こちら、今年の春〜夏にかけてNHK-BS2で放送されていたのですね。
主演のグレン・クローズは、本作で今年のゴールデングローブ賞(TV部門)、エミー賞の主演女優賞を受賞、エミー賞では他にジェリコ・イヴァネクが助演男優賞を受賞しているとあって、気になっていたドラマです。

原題の『DAMAGES』には ”被害、損害賠償額、代価” の意味があるのだとか。
グレン・クローズが演じるパティ・ヒューズは、5000人もの原告がいる、大手企業のCEO相手の訴訟を抱えた大物弁護士。 
法廷モノの映画やドラマが好きな私ですが、本作は1つの訴訟に1シーズンを費やすのですね〜(^^; お気に入りの『ボストン・リーガル』などは、1話に3つの訴訟が入っていたりするのと対照的です。

上の粗筋にあるとおり、冒頭でいきなりショッキングな事件が起きた日の映像が映し出されるのですが、物語は新人弁護士のエレンがパティ・ヒューズの事務所に採用された6ヶ月前にさかのぼり、フロビシャー相手の集団訴訟を丹念に追いながら、断片的に事件当日の映像を映し出していきます。
1話の中に、殺人事件が起きた当日の映像と、エレンが入社してからのストーリーが入り混じるのですが、事件当日の映像は、黄色っぽくザラザラした映像で、パッと見で区別がつくように工夫されていましたね。
1つの訴訟について1シーズン丸ごと(13話)というのは、サスペンス色が強い作品とはいえ、途中ちょっと中だるみしてしまうことも…(^^; が、後半は、いろいろな疑惑がどんどん明らかになっていくので、スピード感も増し、ぐいぐい引きつけられました。

グレン・クローズは、さすが主演女優賞の怪演で、一筋縄ではいかない食えない女、パティ・ヒューズを見事に演じています。 が、このドラマでは、エレン役のローズ・バーンも主演では?と思うのですが、グレン・クローズに引けをとってませんね〜;;; 彼女が演じたエレンは、終盤では、ときにパティもタジタジになるほどで、設定では新人弁護士ということなのですが、いきなり百戦錬磨の大物弁護士、パティと渡り合えるなんて??と、仕事が出来すぎるのに、逆に違和感を感じてしまったり…(^^; が、面白かったので、結果オーライです。

ということで、このドラマ、設定は上司と部下なのですが、 パティ vs エレン の様相を呈してきましたね。 
そんな強烈女優陣の影に隠れてしまってますが、パティの右腕トム役は、『The OC』でミーシャ・バートンが演じたマリッサのパパ役を演じていた俳優さんですね。 で、パティのダンナ様役は、同じく『The OC』で、サマーのパパ、ドクター・ロバーツ役の俳優さんということで、私的には何気に嬉しいキャスティング^^。

シーズン1のラストで、シーズン2に続くのはわかってましたが、シーズン2にはウィリアム・ハートがレギュラー出演するそうですね。 で、シーズン3の制作も決定しているのだとか。 こちらも長い付き合いになりそうです(^^;


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宮廷画家ゴヤは見た

イメージ 1製作:2006年 アメリカ/スペイン 
原題:GOYA'S GHOSTS
監督:ミロス・フォアマン
出演:ハビエル・バルデム (ロレンソ神父)
    ナタリー・ポートマン (イネス・ビルバトゥア/アシリア)
    ステラン・スカルスガルド (フランシスコ・デ・ゴヤ)
    ランディ・クエイド (国王カルロス4世)
    ミシェル・ロンズデール (異端審問所長)
    ホセ・ルイス・ゴメス (トマス・ビルバトゥア)
    マベル・リベラ (マリア・イザベル・ビルバトゥア)

ストーリー: 時は18世紀末、スペイン国王カルロス4世の宮廷画家に任命されたフランシスコ・デ・ゴヤ。画家として最高の地位に登り詰めながらも、常に現実の社会と向き合い、人間の真実を見つめ続けた画家。1792年、ゴヤは2枚の肖像画に取り掛かっていた。1枚は裕福な商人の娘で天使のように純真な魅力にあふれた少女イネス。もう1枚は威厳に満ちたロレンソ神父。そんな中、カトリック教会では、ロレンソの提案で、形骸化していた異端審問の強化が図られていた。そしてある日、イネスは居酒屋で豚肉を嫌ったことからユダヤ教徒の疑いありとして審問所への出頭を命じられてしまう。 allcinemaより
初公開年月:2008/10/04


絵画に疎い私的には、ゴヤの名前は画家としてよりスペインのアカデミー賞といわれる”ゴヤ賞”の由来として知っていたり…(^^;
が、本作は『アマデウス』のミロス・フォアマン監督、『ノーカントリー』でアカデミー賞はじめ、前回の映画賞レースの助演男優賞を総なめしたハビエル・バルデム主演とあって、是非観たいと思っていた作品です。

コスチューム劇が好きな私ですが、フランス革命〜ナポレオン戦争あたりのヨーロッパ史は特に興味深い時代。
ゴヤが活躍したのは、まさにその時代で、宮廷画家としてスペイン王カルロス4世などを描いた他、ナポレオン戦争時代にはフランス軍のスペイン侵攻を描いた絵を多く残しているのだとか。

が、本作の主人公は架空の人物のロレンソ神父。 カトリック教会の有力な神父で、教会の力を復活させるために異教徒や無心論者の異端審問の強化を提案しながら、自らは拷問により”自分は猿だ”と告白し、行方をくらましてしまう…。 やがてナポレオンがスペインに侵攻し、兄を皇帝に据えると、その側近として現れまた権力を行使するしたたかな人物です。

そして、そんな時代やロレンソ神父に翻弄される女性イネス。 彼女も架空の人物ということですが、裕福な商人の娘として生まれ、若く美しく、何不自由のない生活だったものが、教会の突然の異端審問の強化で、ユダヤ教徒とされ投獄されてしまうんですよね。
彼女はゴヤのミューズとして何枚もの絵に描かれた女性ということで、ゴヤとロレンソを繋ぐ重要な人物という設定でした。

本作は、架空の人物達を主人公に据えながら、ゴヤの目線で描かれた脚本が見事でしたし、ゴヤの絵を多用した映像といい、キャストといい、申し分のない作品でしたが、坦々と時代を描いている印象で、ガツンとしたインパクトとか感動とかを感じる作品ではないのが、(私的には満足したのですが)世間的な話題作にならなかった原因でしょうか?

英国の映画やドラマを好んで観ている私ですが、フランス革命やナポレオン戦争は英国的にも身近な戦争だったために、本当に多くの作品に出てきますし、私も何度も記事にしてきました。 特に、ナポレオン軍のスペイン侵攻は、ショーン・ビーン主演の『炎の英雄シャープ』シリーズでみっちり観たのですが、本作ではスペイン側から観ることができたのも興味深かったです。 ハビエル・バルデムが演じたロレンソのような狡猾な人物も『炎の英雄シャープ』にも出てきて、”そうそう、こんなヤツがシャープを苦しめるのよ;;;”と思ったりして(^^;

ゴヤの絵的には、最初に書いたように私は有名な絵を数枚しか知らなかったのですが、王家を描く際にも”ありのままに”描いていたりしていたのにゴヤの信念が感じられましたね(^^; 劇中でも沢山の作品を観ることができたのですが、これからゴヤの作品を目にする機会があったら、時代背景などもよく分かったのでより興味深く観ることができると思います。


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