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原題:BLEAK HOUSE 監督:ジャスティン・チャドウィック / スザンナ・ホワイト 原作:チャールズ・ディケンズ 『荒涼館』 出演:アンナ・マックスウェル・マーティン (エスター・サマソン) ジリアン・アンダーソン (デッドロック卿夫人) デニス・ローソン (ジョン・ジャーンダイス) チャールズ・ダンス (タルキングホーン弁護士) パトリック・ケネディ (リチャード・カーストン) キャリー・マリガン (エイダ・クレア) ナサニエル・パーカー (スキムポール) アラン・アームストロング (バケット警部) バーン・ゴーマン (ガッピー) ポーリーン・コリンズ (ミス・フライト) リチャード・ハリントン (ウッドコート医師) フィル・デイヴィス (スモールウィード) ヒューゴ・スピアー (ジョージ軍曹) ストーリー: 複数の遺言状があるために相続を巡る訴訟が泥沼化している「ジャーンダイス訴訟」。その原告にジャーンダイス家直系の子孫であるリチャードとエイダが登場し、物語は幕を開ける。彼らの後見人を買って出たのはジョン・ジャーンダイス。エイダの話し相手にはエスターが選ばれ、荒涼館での生活が始まるが・・・。 LaLaTVより こちら、ディケンズのミステリー小説『荒涼館』をドラマ化したものですね。 原作も長いということですが、ドラマもLaLaTVでは1話60分で毎回2話づつ、4週にわたっての放送でした。 最初の方では、登場人物は多いし、”ジャーンダイス訴訟”というのがピンと来なくてなかなか乗れずにいたのですが、後半、エスターの出生の秘密が明らかになるあたりから俄然面白くなって、再度最初から見直したのですが、あぁ、やっぱディケンズは面白いです!! ストーリーは、巨額の遺産を巡るジャーンダイス訴訟(リチャードとエイダも原告)と、エイダの話し相手として荒涼館にやってきたエスターの出生をめぐる秘密が軸となって展開するのですが、ミステリーとしては実はそれほど意外な結末が用意されている訳でもなく(^^;、やっぱ、登場人物たちの魅力によって面白い物語なんだと思います。 その登場人物たちは、お金のニオイを嗅ぎ付けどこまでも貪欲なスモールウィード、いい大人なのに自分を子供扱いするスキムポール、自分も裁判の当事者と勘違いし毎日裁判を傍聴するミス・フライト、エスターに片思いの弁護士見習いのガッピーも素っ頓狂なところがあって名キャラクターですね。 エスターの出生のカギを握る美しくミステリアスなデッドロック夫人役は、Xファイルのスカリー捜査官で有名なジリアン・アンダーソンが演じているのですが、彼女も米国女優ながら19世紀の英国貴婦人役が嵌ってて、最初、誰だかわかりませんでしたよ(^^; と、登場人物たちが凄く面白かったのですが、私的にこの物語がとても気に入ったのは、後味の良さもあってでしょうね。 本作はミステリーということで、終盤までどの人物も怪しく見えてしまったりしたのですが、エスターの周りの人たちは皆愛情深く、聡明で誠実な彼女が報われるような結末だったのが良かったです。 |

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