Kim's Room

ご無沙汰しておりますが、元気にしております。 2011.04.08 kim

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イメージ 1製作:2005年 イギリス/アメリカ
原題:BLEAK HOUSE
監督:ジャスティン・チャドウィック / スザンナ・ホワイト
原作:チャールズ・ディケンズ 『荒涼館』
出演:アンナ・マックスウェル・マーティン (エスター・サマソン)
    ジリアン・アンダーソン (デッドロック卿夫人)
    デニス・ローソン (ジョン・ジャーンダイス)
    チャールズ・ダンス (タルキングホーン弁護士)
    パトリック・ケネディ (リチャード・カーストン)
    キャリー・マリガン (エイダ・クレア)
    ナサニエル・パーカー (スキムポール)
    アラン・アームストロング (バケット警部)
    バーン・ゴーマン (ガッピー)
    ポーリーン・コリンズ (ミス・フライト)
    リチャード・ハリントン (ウッドコート医師)
    フィル・デイヴィス (スモールウィード)
    ヒューゴ・スピアー (ジョージ軍曹)

ストーリー: 複数の遺言状があるために相続を巡る訴訟が泥沼化している「ジャーンダイス訴訟」。その原告にジャーンダイス家直系の子孫であるリチャードとエイダが登場し、物語は幕を開ける。彼らの後見人を買って出たのはジョン・ジャーンダイス。エイダの話し相手にはエスターが選ばれ、荒涼館での生活が始まるが・・・。 LaLaTVより


こちら、ディケンズのミステリー小説『荒涼館』をドラマ化したものですね。
原作も長いということですが、ドラマもLaLaTVでは1話60分で毎回2話づつ、4週にわたっての放送でした。
最初の方では、登場人物は多いし、”ジャーンダイス訴訟”というのがピンと来なくてなかなか乗れずにいたのですが、後半、エスターの出生の秘密が明らかになるあたりから俄然面白くなって、再度最初から見直したのですが、あぁ、やっぱディケンズは面白いです!!

ストーリーは、巨額の遺産を巡るジャーンダイス訴訟(リチャードとエイダも原告)と、エイダの話し相手として荒涼館にやってきたエスターの出生をめぐる秘密が軸となって展開するのですが、ミステリーとしては実はそれほど意外な結末が用意されている訳でもなく(^^;、やっぱ、登場人物たちの魅力によって面白い物語なんだと思います。

その登場人物たちは、お金のニオイを嗅ぎ付けどこまでも貪欲なスモールウィード、いい大人なのに自分を子供扱いするスキムポール、自分も裁判の当事者と勘違いし毎日裁判を傍聴するミス・フライト、エスターに片思いの弁護士見習いのガッピーも素っ頓狂なところがあって名キャラクターですね。 
エスターの出生のカギを握る美しくミステリアスなデッドロック夫人役は、Xファイルのスカリー捜査官で有名なジリアン・アンダーソンが演じているのですが、彼女も米国女優ながら19世紀の英国貴婦人役が嵌ってて、最初、誰だかわかりませんでしたよ(^^;

と、登場人物たちが凄く面白かったのですが、私的にこの物語がとても気に入ったのは、後味の良さもあってでしょうね。
本作はミステリーということで、終盤までどの人物も怪しく見えてしまったりしたのですが、エスターの周りの人たちは皆愛情深く、聡明で誠実な彼女が報われるような結末だったのが良かったです。


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