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原題:LA LETTRE 監督:マノエル・デ・オリヴェイラ 出演:キアラ・マストロヤンニ (カトリーヌ) アントワーヌ・シャピー (クレーヴ伯) フランソワーズ・ファビアン (シャルトル夫人) ペドロ・アブルニョーザ (本人) スタニスラス・メラール (フランソワ) アニー・ロマン (シルヴァ夫人) ストーリー: ラファイエット夫人による17世紀のフランス古典文学を、「アブラハム渓谷」の巨匠マノエル・デ・オリヴェイラ監督が舞台を現代の上流階級の集う社交界に移して描いた文芸恋愛ドラマ。 宝石店の娘カトリーヌは彼女に熱烈にアプローチするフランソワの愛に応えることなく、医師のクレーヴ伯と結婚する。ある日、グルベンキャン財団主催の夜会に夫婦で出席したカトリーヌは、ゲストのロック歌手ペドロ・アブルニョーザに特別な感情を抱いてしまう。しかし、それは決して許されることではなかった……。 主役のカトリーヌを、2大スター、マルチェロ・マストロヤンニとカトリーヌ・ドヌーヴとの間に生まれた娘、キアラ・マストロヤンニが演じている。 allcinemaより こちら、ずっと観たかった映画だったのですが、家の近所ではレンタルできず、DVDも廃盤のためかお高く、諦めモードだったのですが、当地の映画館で ”マノエル・ド・オリヴェイラ監督 100歳祝賀上映” というのがあり、何とスクリーンで観る事が出来ました〜!! 何でも、ラファイエット夫人の原作は、17世紀、ルイ14世が統治していた頃のものとか(@@; 本作は現代に舞台を移しリメイクされたものなのですが、 ”若く美しい令嬢が社会的な地位のある男性に見初められ結婚。 その後夫とは正反対の男性との運命的な出会いがあるものの、夫に対して誠実であろうとしたために三者三様に苦しむ…” という、大まかな流れは同じだと思います。 ヒロインのカトリーヌ役のキアラ・マストロヤンニは、正統派美人で古典的なストーリーにマッチした女優さん。 ロケーションなど映像も全体的にしっとりと落ち着いていて、たまに原作の時代へタイムスリップしたような錯覚に陥ることもありました。 が、そんな中、異彩を放っていたのが、クレーヴ夫人となったカトリーヌが一目で恋に落ちるカリスマロック歌手のペドロ・アブルニョーザ。 ポルトガルの実在のミュージシャンだそうですね。 U2のボノ風?(…が、サングラス以外共通点はないかもです^^;) と、現代に置き換えても面白そうだったのですが、ん〜〜私的にはカトリーヌに感情移入することができなくて、イマイチ盛り上がれなかったのが残念;;; 節目節目に文字による状況説明が入るという、(無声映画で観たことがあったかな?) ちょっと珍しい構成で、そもそも感情移入してガ〜〜っと観るタイプの映画ではないのですが、他に好きな人がいると夫に告白するカトリーヌ、妻の告白で病に倒れ死んでしまうクレーヴ伯、カトリーヌを見守るばかりのペドロ、三人とも凄まじい感情に苛まれたはずなのですが、映像的にはかなり冷静で、原作が書かれた17世紀なら、 ”そんなものかな?” とも思えるのですが、お伽話のような現実感のなさを感じてしまったかも…(^^; ですが、私のお目当て(笑) スタニスラス・メラールくんが演じたフランソワはかなり現実的でしたね。 多分、オジサマロッカー、ペドロの引き立て役での起用なのよね?(^^; 大人なクレーヴ伯やペドロと比べるととても青臭く見えるお金持ちのボンボン役だったのですが、必死にカトリーヌを口説いてもあっさりクレーヴ伯と結婚されちゃうし、その後偶然に出会っても眼中にないのか無視されちゃうし…(><) そんなカトリーヌに納得が行かず追いかけちゃったり、リアルな感情丸出しで、この映画の中では好感が持てました。 が、私もかなり迷ったのですが、メラールくん目当てではお高いDVD購入しなくて良かったかも(^^; ほんとちょっとの出演。 可愛かったけど(笑) |

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