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毎年クリスマス前には何を観ようかと迷うのも楽しみの一つだったりするのですが、今年は考える余裕もなくて、スカパーでチラ観してやっぱ面白いと思った『ブリジット・ジョーンズの日記』をクリスマスに観直したのでした。 『ブリジット・ジョーンズの日記』は、私的にオールタイムベスト5に入れる程好きな映画で、原作も読んだし、DVDも持っているのですが、そう言えば映画を観るのは久しぶり。 嵌ったときに繰り返し何度も観たので、もう暗記した気になっていたみたいです(^^; なので今回観直して新たに発見することも多かったりするし、記事にもしてなかったので、好きなところ、今更ながら気付いたことなどを書いてみたいと思います。 以下、ネタバレしてますので、未見の方はご注意願います。 原題:BRIDGET JONES'S DIARY 監督:シャロン・マグアイア 出演:レニー・ゼルウィガー (ブリジット・ジョーンズ) コリン・ファース (マーク・ダーシー) ヒュー・グラント (ダニエル・クリーヴァー) ジム・ブロードベント (ブリジットの父) ジェマ・ジョーンズ (ブリジットの母) サリー・フィリップス (シャザ) シャーリー・ヘンダーソン (ジュード) ジェームズ・キャリス (トム) 冒頭の”ターキー・カレー・パーティ” は、ジョーンズ家で新年に開かれたものですが、母が薦める、後姿がとっても素敵なマーク・ダーシーは、振り返ってみるとトナカイのセーターなんか着てて、母親の言いなりのマザコン男だったりして、ブリジットはがっかりしてしまうのですよね(^^; その後もブリジットが失敗する場面には何故かマークが…。 しかも、彼はブリジットの新恋人ダニエルのフィアンセを奪ったのだとか。 ブリジットにとってマークはほんと嫌なヤツなのです。 が、出版社のボス、ダニエルには実は若くてスレンダーな米国人の恋人がいて、ブリジットは失恋してしまいます あてつけに転職したTV局では、視聴者に巨大なお尻を晒してしまうし、親友の夕食会に行けば皆既婚者。(しかも弁護士仲間ということで、マークとナターシャも招待されています^^;) 惨めな気持ちで帰ろうとしたところを、よりによってマークに引き止められてしまったブリジット。 相変わらず傷口に塩を塗るようなことを言い出すマークですが、いつも冷静な彼が戸惑いながら口にしたのは、何と 「 I like you very much. Just as you are. 」 とことん惨めな気分のときに、意外な人に意外な一言、それもとても嬉しい一言を言われたりすると弱いですよね〜。 このシーン大好きです! その後、TVレポーターとしての窮地をマークに救ってもらったブリジットは、TV局でも認められるのですが、フラットに友人を招いて誕生日パーティをしようと準備をしているところに、取材の成功を祝いにマークが訪ねてきます。 ブリジットはちょうど ”青い紐スープ” を作っているところ(笑) 料理の準備にてんてこ舞いのブリジットを見るに見かねてマークが手伝うのですが、「パム、ソースを裏漉ししなきゃ」とブリジットが冗談を言うと、「混ぜればいいのよウナ」とすかさずマーク。 二人はずっと疎遠だったとはいえ、親同士が知り合いの幼馴染なんですよね。 パムとウナの会話は年始のターキー・カレー・パーティで母親達がしていたもの。 最悪な再会をした二人でしたが、二人ともお互いを良く知ってたんだと確認するように微笑むシーンもとても好き^^。 が、そこに、ララと別れたダニエルが、ブリジットが一人で寂しい誕生日を過ごしているものと訪ねてきて、マークと鉢合わせしてしまいます。 積年の恨みを晴らすべくダニエルを殴るマーク。 二人の関係を誤解したままのブリジットは、そんな一方的に暴力を振るうマークが許せません。 かといって、ララに愛想をつかされたダニエルとよりを戻す気にもなれず……。 また、独りのクリスマスを過ごすハメになったブリジット…。 が、家出中の母が戻り、マークがダニエルのフィアンセを奪ったのではなく、実は逆だったということが判明します 翌日のマークの両親のルビー婚を祝うパーティに出かけたブリジットは、誤解を謝り、素直な気持ちを伝えるのですが、パーティの席上でマークのNY栄転とパートナーのナターシャとの婚約を知らされます。 そう、私、ブリジョン日記というと、ロマンチックな冬のシーンが印象的なので、クリスマス映画にもピッタリと思い込んでいたのですが、ブリジットはこれ以上ないほど物凄〜く惨めなクリスマスを過ごしていたのですよね(^^; でも、その後、有名なあのシーン、ハッピーエンドが待っています! なので、やっぱこの季節にピッタリの映画だと思うし、何度観てもシアワセな気分になれる映画なので大好きです^^。 原作者のヘレン・フィールディングさんは、BBCドラマの『高慢と偏見』でMr.ダーシーを演じていたコリン・ファースを念頭に本作を書いたというのは有名な話なので、私もキャラクター的に両方のダーシーは同じだと思い込んでいたのですが、久々に観たら実はタイプが違ってたりするのに気付いたり(^^; 『高慢と偏見』のヒロインのリジーはとても利発な女性。 対して本作のブリジットはドジばかり踏んでて、でも憎めない女性。 好きになる女性のタイプが全然違うので、当然といえば当然ですね(^^; 『高慢と偏見』のMr.ダーシーは、若くして領主になったので、領地や使用人を守っていく責任も感じていただろうし、自分にへつらう人は多くても、意見を言う人は少なくて、自分と肩を並べて生きてくれるよな女性を求めていたのでは? なので、厳然たる階級社会の18世紀において、たとえ目上の人でも自分の意見を主張できるしっかり者のリジーに惹かれたのもわかりますよね。 対して本作のマークは人権派の弁護士。 それが彼の天職なのだとしたら、一生懸命やっているのに報われないブリジットのことは、ついつい助けたくなってしまうのかも?(^^; 今の時代、特にマークの周りには(指パッチンでマークを呼びつけるナターシャもそうですが、)自己主張できる強い女性は沢山います。 そんな中、外見も内面もマシュマロみたいにフワフワしているブリジットは愛すべき存在ですよね。 それに日本人妻に裏切られた過去があるので!?、親同士も知り合いのブリジットには同じ世界に住む安心感も感じていたのでは? あと、コリン・ファースはBBCドラマの『高慢と偏見』で池に飛び込んで以来、『ラブ・アクチュアリー』でも水に濡れた彼は評判が良いからと、池ポチャさせられてしまいましたし、水濡れはコリンの専売特許と思っていたら、本作ではヒュー・グラントが池ポチャしてたのね(笑) というか、今でこそヒュー・グラントと言えば、出演する映画でもインタビューとかでも自虐に他虐、シニカルでウィットに富んだ会話が魅力だったりするのですが、映画でコミカルな役を演じるのはこの頃は珍しかったりするんですか? そう言えば、『フォー・ウェディング』、『いつか晴れた日に』などなど、以前はナイーブな青年役が多かったですね。 あと、マークが弁護するアガーニー&ヒーニー事件のアガーニーはクルド人活動家なので、お国に送還されると処刑されてしまうということでしたが、この映画を初めて観たときには、クルド人って??と、チンプンカンプンだったのでした(^^; 数年の間に私も進歩しました〜(笑) ちなみに、オープニングクレジットでパジャマ姿のブリジットが ”All by myself Don't wanna be All by myself Anymore〜♪” と口パクしてますが、オリジナルはエリック・カルメンの1976年の名曲。 これまで多くのアーティストにカバーされましたし、日本のCMでも使われたことがありましたね。 |

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